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1128 件の検索結果
一事不再理効の客観的範囲に関する2の判例を正面から問う問題であり、オーソドックスな問題であると思います。 司法試験と予備試験のいずれにおいても出題されたことがない分野であるため、過去問との相性はよくありません。 しかし、総まくり講座では常習累犯窃盗事案における一事不再理効の客観的範囲について答案例付きで取り上げていたため、総まくり講座2021との相性は抜群に良かったです(総まくりテキストの答案例はこちら。公開しているのは2021版ですが、2020版も同じ内容です)。 常習累犯窃盗事案における一事不再理効の客観的範囲に関する判例理論は、判例の判断枠組みの理解も難しいため、答案例という形で勉強して […]
オーソドックスな問題であると思います。 検討罪名は、①Bに対する2項詐欺既遂罪、②契約書の作成・提出に関する有印私文書偽造罪と同行使罪、③丙に対する傷害致死罪(又は過失致死罪・重過失致死罪)、及び④丙に対する傷害罪の成否です。 配点の大きい順に並べると、①>③>②>④です。 解説動画 解説レジュメ(問題文・解説・参考答案)を使い、問題文の読み方、現場での頭の使い方、科目ごとの答案の書き方、コンパクトなまとめ方、出題の角度といった問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高いことについても丁寧に解説しています。 解 説 1.Bに対する2項詐欺既遂罪 甲が、Bに対し、X組組員で […]
商法と同様、かなり難しかったです。 設問1と2は、いずれも元ネタになっている最高裁判例がある上、設問1は平成30年司法試験設問1を少し捻った問題であるため、問題の所在及び参考にする判例については、比較的容易に気が付くことができました。 解説動画 解説レジュメ(問題文・解説・参考答案)を使い、問題文の読み方、現場での頭の使い方、科目ごとの答案の書き方、コンパクトなまとめ方、出題の角度といった問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高いことについても丁寧に解説しています。 設問1 1.問題の所在 設問1では、債務不存在確認訴訟の係属中に同一債権について明示的一部請求訴訟が反訴と […]
商法は、令和2年予備試験の問題の中で、民事訴訟法の次に難しい問題でした。 解説動画 解説レジュメ(問題文・解説・参考答案)を使い、問題文の読み方、現場での頭の使い方、科目ごとの答案の書き方、コンパクトなまとめ方、出題の角度といった問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高いことについても丁寧に解説しています。 事実関係を「図」の形で把握する 会社法では、会社同士の関係、株主・役員の構成、公開・非公開等といった事実関係を「図」の形にして把握することが重要です。 私が、秒速・総まくりでも、秒速・過去問攻略講座でも、何年も前から何度も強調していることです。 情報処理能力が高くない限り、事実関係 […]
秒速・総まくり140を受講して頂き、ありがとうございます。 以下では、秒速・総まくり140を受講していた方が秒速・総まくり2021で視聴するべき科目を優先順位に従って並べさせて頂きます。 1位民法 全面的な法改正があったためです。 2位憲法 平成30年から出題形式が法律意見書形式に変更された上、「判例を踏まえた論述」が設問で明示的に求められるに至ったことを踏まえて、総まくり憲法の内容を全面的にリニューアルしました。 3位刑法 平成30年から学説対立をはじめとする多角的検討型の出題もなされるようになったことを踏まえて、総まくり刑法も全面的にリニューアルしました。 4位刑事訴訟法 刑法と同 […]
秒速講座2021を受講して頂き、誠にありがとうございます。 基本7科目については、秒速・総まくり2021及び秒速・過去問攻略講座2021をやって頂ければ、予備試験にしっかりと対応することができます。秒速・総まくり2021(及び総ままくり論証集)では基本7科目の出題範囲をカバーすることができておりますし、今年の予備試験の問題を見る限り司法試験過去問との関連性が非常に強いです(特に、公法系)。基本7科目については、現在、憲法・行政法・民法まで答案を作成・公開しており、残り4科目の答案の作成・公開も終えましたら、本ブログの記事で、総まくり2021及び司法試験過去問と予備試験論文との関連性や、秒速講座 […]
平成28年司法試験設問3の出題趣旨では、内部統制システムの構築・運用に関する任務懈怠責任(会社法423条1項)が問題となった事案において、「設問3においては、取締役は、株式会社に対し、その任務を怠ったこと(任務懈怠)によって生じた損害を賠償する責任を負うこと(会社法第423条第1項)や、任務懈怠責任は、取締役の株式会社に対する債務不履行責任の性質を有するため、任務懈怠、会社の損害、任務懈怠と損害との間の因果関係に加え、取締役の帰責事由が必要であること(会社法第428条第1項参照)について理解していることが前提となる。」とあります。したがって、任務懈怠とは別に帰責事由まで認定することが、理想的な […]
予備試験論文、お疲れさまでした。 現在、「憲法」「行政法」「民法」の3科目につき、本ブログで私が総まくりテキストと過去問攻略講座テキストだけを参照して作成した答案を公開しておりますので、参考にして頂ければと思います。 本件通知の処分性に関する争点は、①本件通知には条例上の根拠があるか(公権力性)、②本件通知には法効果又はその直接具体性が認められるか(土地区画整理事業計画決定に関する平成20年大法廷判決の判例理論:法効果の前倒し的読み込みの可否)、③法効果又はその直接具体性がなくても権利救済の必要性により例外的に処分性を認めることができるか(病院開設中止勧告に関する平成17年最高裁判決の判例理論 […]
民事系の中では、民法が最も基本的な問題であったと感じています。 本問では、典型論点(無権代理行為に関与した後見人による追認拒絶)についての正確な知識、典型分野(債権者代位権・詐害行為取消権)に関する条文を使いこなす力、及び条文の要件を一つひとつ文言と番号を引用して認定する力が重視されているといえます。 解説動画 解説レジュメ(問題文・解説・参考答案)を使い、問題文の読み方、現場での頭の使い方、科目ごとの答案の書き方、コンパクトなまとめ方、出題の角度といった問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高いことについても丁寧に解説しています。 設問1 訴訟物から考える 論点主義的に […]
解説動画 解説レジュメ(問題文・解説・参考答案)を使い、問題文の読み方、現場での頭の使い方、科目ごとの答案の書き方、コンパクトなまとめ方、出題の角度といった問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高いことについても丁寧に解説しています。 設問1 公害防止協定の法的拘束力に関する抽象論 設問1では、公害防止協定の法的拘束力というマイナー論点が出題されています。 公害防止協定の法的拘束力は、「公害防止協定の法的拘束力を認めることは、法律の根拠なく個人の自由を制限するものとして、法律による行政の原理に照らし、許されないのではないか」という問題意識から出発します(櫻井・橋本「行政法」第6版124 […]
1.解説動画 解説レジュメ(問題文・解説・参考答案)を使い、問題文の読み方、現場での頭の使い方、科目ごとの答案の書き方、コンパクトなまとめ方、出題の角度といった問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高いことについても丁寧に解説しています。 特に、1.08.50からの問題文の読み方と使い方(問題文を最初から最後まで読んで答案構成をする過程を説明している箇所)は必見であると考えます。 2.出題形式を確認する まず初めに、事案よりも先に、設問を確認します。 本問では、設問が、〔設問〕という形で事案から独立して設けられているわけではありませんが、最終段落に、「以上のような立法による取材活動の制 […]
令和2年予備試験論文の問題文が公開されました。 公法系民事系刑事系実務基礎科目一般教養科目 今日から明日にかけて、秒速・総まくり2021及び秒速・過去問攻略講座2021だけを参照して、令和2年予備試験論文の基本7科目の答案を作成し、公開いたします。 秒速シリーズを受講している方や受験を検討している方には、秒速シリーズと予備試験論文との関連性や秒速シリーズの知識・方法論の実践的な使い方を把握する上で参考にして頂けると思います。 答案は、全て、「1枚22行28~30文字」の書式設定で4枚以内(88行以内)で書き上げます。 ※.10月26日・27日に令和2年予備試験基本7科目の参考答案を […]
令和2年予備試験論文の受験、お疲れさまでした。 今日、明日くらいは、ゆっくりと休みましょう。 身体と心の休息を終えたら、予備校の解答速報等も参考にしながら、論文試験のだいたいの手応えを把握し、今後の勉強の方向性について考えましょう。 論文試験で「合格できているかもしれない」というくらいの手応えを得ることができているのであれば、令和3年司法試験の論文対策を開始することになります。 基本7科目の対策 基本7科目については、司法試験の問題に対応するための「技術」、「慣れ」及び「深い理解」を身につける必要があります。 司法試験と予備試験とでは、分野・論点という出題範囲での共通性が強い一方 […]
秒速・過去問攻略講座2021には、「年度ごとの解説」とは別に、全年度・複数年度に共通する知識・書き方・思考方法を集約した「総論講義」(各科目2~5時間)がございます。受講生の方々が「年度ごとの解説」を視聴する際に、解説の前提となる重要論点の知識、書き方、思考方法が分からないから解説の意味を理解することができないという事態にならないようにするためです。「総論講義」では、書き方・思考方法という受験技術的なことだけでなく、司法試験過去問を解くために必要とされる重要論点に関する知識面についても解説していますから、秒速・総まくり2021を受講しなくても秒速・過去問攻略講座2021を使った学習の効果を上げ […]
明日から、令和2年予備試験論文式が始まります。 今年の予備試験受験生の方々は、短答試験、論文試験及び口述試験の3つが全て後ろにずれ、しかも、論文試験の合格発表日が令和3年司法試験の実施日の4カ月前、口述試験の合格発表日が令和3年司法試験の実施日の3カ月前であるため、令和3年司法試験の受験まで視野に入れると非常に不安定な状態に置かれることになります。 令和3年司法試験の司法試験対策をどのタイミングで開始するべきか、選択科目の対策が間に合うかといったことについては、予備試験論文を終えてから考えましょう。論文試験終了後、予備試験論文を受けた手応えに応じて、今後の勉強法について考えましょう。必要であれ […]
「秒速・過去問セレクト2021」及び「秒速・総まくり論証集2021」の受講を検討して頂き、誠にありがとうございます。 まずは、1つ目のご質問についてです。今の学習状況に応じた適切な選択であると考えます。「秒速・過去問セレクト2021」については、合計45問の演習・分析及びその前提となる「総論講義」を通じて、翌年3月くらいまでには、セレクト45の問題について中位答案に近い答案を再現できるようになる必要があります。過去問で中位答案に近いことを再現することができないのであれば、問題との相性が良い等の特殊事情がない限り、試験本番で初見の問題で500~1000番の答案を作成することは難しいと思います。ど […]
私は、憲法・民法・刑法の短答については、論文の延長として捉えていましたが、下4法(行政法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法)については、論文の延長としては捉えていませんでした。下4法では、大部分が短答固有の知識からの出題である上、知識不足を読解・思考により補うことができる問題もほとんどないからです。 下4法のうち、商法、民事訴訟法、及び刑事訴訟法については、ほとんど条文知識から出題されます。条文の解釈レベルのこと(主として、判例)まで出題されることもありますが、そこまで多くないです。なので、六法全書を使ったインプットだけで対応することができると思います。私は、司法試験過去問を1周する過程で、過去問 […]
「これまで予備試験7回受験して、全て短答で落ちてい」ることと、「来年、短答に合格し、論文に挑戦できる・・」という姿勢から、おそらく、まずは短答試験に合格してダメもとで論文に挑戦し、その翌年以降に論文合格を本気で目指す、という計画だと思います。社会人受験生であり、勉強時間を確保することが難しいため、こうした勉強計画になることも、理解できます。 しかし、この勉強計画に基づく普段の勉強のやり方が、短答の実力の向上を止めてしまっていると思います。司法試験でも予備試験でも、論文試験と短答試験が区別されていますが、両者で求められていることは相当程度重なります。憲法・民法・刑法は、特に重なりが強いです。 お […]
まず、短答過去問を回す際に、選択肢の表現と正誤(○×)の対応関係を表面的に記憶しているだけになっていないか、確認してみましょう。仮にそうだとすると、初見の問題を解いている過程でも、暗記している「過去問の選択肢の表現及びその正誤」と「初見の問題の選択肢」を表面的(単純に)に比較するということをやってしまっている可能性が高いです。この勉強法と解法だと、確実に正誤を判断することができる問題の幅が非常に狭くなります。「過去問の選択肢の表現及びその正誤」ではなく、「選択肢の正誤の背後にある、法律知識と読解・思考のコツ」を身につけましょう。 次に、憲法・刑法については、論文知識とそれを前提とした読解・思考 […]
問題の所在の示し方には、①問題提起の段階で示す方法と、②当てはめの段階で初めて示す方法があります。 以下では、平成30年司法試験刑事系第1問の設問1の事案を使い、①・②の答案例を示した上で、試験対策という観点から両者を比較させていただきます。 . 事例 乙は、私立A高校に通う甲(男性、17歳、2年生)の父親(40歳)であり、A高校のPTA会長を務めている。 乙は、「数学の丙先生から、顔を殴られた。」という甲の嘘を鵜呑みにし、PTA役員会を招集した上、同役員会において、「数学の丙先生がうちの子の顔を殴った。徹底的に調査すべきである。」と発言した。 同役員会の出席者は、乙を含む保護者4名とA […]
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。



弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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