質問コーナー「
過去問全般 」
9件の質問
厳選するなら、次の通りです。問題ごとに重要なテーマも示します。 憲法 平成23年 積極的差別解消措置 平成29年 財産権規制&損失補償 令和1年 エホバの証人剣道実技受講拒否事件の類題 行政法 平成23年 申請型義務付け訴訟 平成29年 行政指導を理由とする許認可の留保 平成30年 勧告と公表の処分性 民法 なし 商法 平成23年 全般 平成28年 106条、合併の争い方 平成29年 債務の株式化、仮装払込み 民事訴訟法 平成24年 一部請求と判決の拘束力、相殺の抗弁の審理判断の順序 平成27年 損害費目についての請求逸脱認 […]
「司法試験対策に役立つ予備試験過去問のランキング」(https://kato.blog/9074/)をご覧頂きありがとうございます。 この記事は令和3年8月に令和4年司法試験向けに作成したものですが、令和5年以降の司法試験との関係でもランキングに大きな変動はありません。 令和5年以降の司法試験対策における令和4年予備試験過去問のランキングは、以下の通りです。 憲法 B 争議権は司法試験で出題されていないため、最低限の対策はしておくべきです。その意味で、Cランクではありません。他方で、司法試験では、ここまであからさまに特定の判例を正面から問う出題がなされることは非常に稀であるため、Aランクとはい […]
司法試験対策パックを受講して頂きありがとうございます。 司法試験で予備試験過去問が流用される可能性もあるため、司法試験対策として予備試験過去問をやることは有益であると考えます。 以下では、司法試験過去問の穴をカバーする必要性と、予備試験過去問が流用される可能性とを主たる基準として、問題ごとにA・B・Cのランク付けをさせて頂きます。 憲法 A H23 H29 R1 B H28 H30 R2 R3 C H24 H25 H26 H27 行政法 A H23 H25 H29 H30 B H24 H26 H28 R1 R2 R3 C H27 民法 A H26 R2 B H23 H25 H28 H29 H3 […]
基本的に、司法試験と同様、科目特性が強い順からやった方がいいと思います。したがって、憲法・行政法→刑法・刑事訴訟法→民法・商法・民事訴訟法となります。 年度ごとのランキングについては、予備試験過去問講座の完成後に公開させて頂こうと思います。なお、予備試験過去問は、司法試験過去問に比べて数と量が少ないので、なるべく網羅的にやり込んだ方がいいと思います。
必須とまではいえませんが、司法試験過去問をやった上で余力があるのであれば、予備試験過去問までやった方がいいと思います。 特に、憲法(統治を除く)、行政法、会社法、民事訴訟法及び刑事訴訟法については、類題が出題される可能性が高いため、やっておくのが無難であると考えます。私が受験生の頃も、これら5科目(及び民事実務基礎の要件事実論)については予備試験過去問をやっていました。 参考にして頂けますと幸いです。
秒速・パックプラン2021の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 私が担当する予備試験過去問の解説講義がリリースされるのは、令和3年6~7月であるため、「令和3年予備試験合格に向けた秒速・パックプラン2021を使った理想的な学習スケジュール(11月スタートver)」におけるStep2の予備試験過去問の演習・分析では、市販教材を使って頂くことになります。 お薦めは、辰已法律研究所の「A答案再現&ぶんせき本」です。 平成23年~25年・平成29年~令和1年の行政法、令和1年の憲法については、私が執筆している「予備試験論文式 問題と解説」(法学書院)もお薦めです。 参考にして頂けますと幸いで […]
基本7科目について、令和3年司法試験対策としてやるべき予備試験過去問の年度を挙げさせて頂きますね。 憲法は、平成26年、平成29年、令和1年及び令和2年です。 行政法は、令和3年司法試験では処分性は出題されないであろうことを前提にすると、平成23年設問1(申請型義務付け訴訟)、平成24年、平成25年、平成28年、平成29年及び令和1年です。 民法は、やらなくていいと思います。司法試験過去問に加え、一元化教材や市販演習書を使って出来るだけ広範囲にわたって勉強しましょう。民法は、出題範囲が広い一方で、書き方レベルのことが重視されている分野・論点が限られているので、浅く広い勉強によりそこそこの水準で […]
論文演習には、基礎固めをする段階(1段階目)と本試験レベルの問題に対応できるだけの実力を身につける段階(2段階目)とがあります。1段階目では、「短文事例」かつ「捻りが少ない」問題を使うのが望ましいです。予備試験・旧司法試験過去問よりもシンプルなものにするべきです。 2段階目では、自分が受験する試験の過去問を最優先します。予備試験受験であれば、全科目につき、予備試験過去問を最優先することになります。予備試験過去問の次は、新司法試験過去問です。仮に旧司法試験過去問までやるなら、民事訴訟法・刑法あたりだと思います。
過去問をやる目的は、以下の3つです。 自分と本試験の距離及び最新の出題傾向を把握することで、科目ごとに自分が目指すべき理想の答案像を具体化し、今後の勉強の方向性を明らかにする(①) 答案作成の感覚を培う、維持する(②) 再度の出題可能性に備えるために知識・方法論を身につける(③) . 予備試験論文対策としての予備試験論文過去問の位置づけと、司法試験論文対策としての司法試験過去問の位置づけとは、科目にもよりますが、少し異なると思います。 結論から先に申し上げますと、司法試験論文対策では、司法試験過去問で対応できる範囲が広いため、①・②だけでなく③にも重点を置くことになる(出題範囲の偏りが大きい科 […]

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年 新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
答案を書くための 行政法集中演習」
(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
25年」行政法(法学書院)