司法試験・予備試験の実施等
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加藤ゼミナール代表の加藤喬講師による予備試験論文の速報動画と書き下ろし答案を公開しております。 現在、憲法・民法・刑法・刑事訴訟法を公開しており、残りの科目は、順次公開して参ります。   【憲法】 速報資料はこちらよりダウンロードしていただけます。   【行政法】 現在準備中でございます。   【民法】 速報資料はこちらよりダウンロードしていただけます。 (コメント) 今年の問題は、法律構成と要件検討重視の問題であり、既存論証をベタ貼りする箇所は少ないですが、だからといって過度に論点学習を軽視するべきではありません。 論点学習には、第一次的には、当該論点の出題可能 […]

令和5年予備試験論文、本当にお疲れ様でした。 論文受験生の皆様は、競争率の高い短答式を突破できるだけの勉強を行ってきたうえに、短答終了後に2カ月弱で論文対策を仕上げるための勉強をしてきているので、心身ともに疲労していると思います。 今日は、ゆっくり休んで頂きたいと思います。 少し休んだら、予備試験論文の解答速報をご覧頂きたいと思います。 解答速報では、表面的に解答筋をなぞるのではなく、現実的な合格答案の水準、解答筋に気がつくための分析手法、科目分野ごとの答案の書き方、分からない問題における対処法などにも丁寧に言及しますので、予備試験と司法試験のいずれにとっても有益な情報を得られるはずです。 ま […]

令和5年予備試験論文を受験される皆様へ 加藤ゼミナールの加藤喬でございます。 今週土曜日から、予備試験論文式が実施されます。 皆様がこれまでの勉強で積み上げてきたことを出し切り、論文試験で健闘されることをお祈り申し上げます。

本日、令和5年司法試験短答式及び令和5年予備試験短答式の結果が発表されました。   【令和5年司法試験短答式の結果】 受験者数   3,928人 採点対象者数 3,897人 合格者数   3,149人 合格点     99.0点 受験者平均点 118.3点 合格者平均点 126.1点 法務省HP https://moj.go.jp/content/001400833.pdf   【令和5年予備試験短答式の結果】 受験者数   13.372人 採点対象者数 13.255人 合格者数    2.685人 合格点    168.0点 受験者平均点 134.5点 合格者平均点 18 […]

  司法試験を受験された方へ 令和5年司法試験、本当にお疲れ様でした。 今日に至るまで、本当に長い道のりだったと思います。 司法試験も予備試験も、法律知識だけでなく、小中高大の受験・勉強も含め、これまでの全受験生活で培った基礎学力や試験対策のコツを総動員して受験するものです。 司法試験を目指してから今日に至るまでの期間が短い方でも、この4日間の試験に向けて、多大な時間を費やしてきたことになります。 そして、これまでの人生で自分が積み上げてきたものが、司法試験の合格・順位に反映されるとともに、合格後の活躍の支えとなります。 今は、司法試験受験を決断し、今日まで本気で勉強してきた自分と改 […]

令和5年司法試験、予備試験短答式を受験される皆様へ   司法試験受験生の方は、今日が最終日です。   ここに来るまで本当に長かったと思います。また、試験期間中、答案の出来が気になるなどして不安に押しつぶされそうになった方もいると思います。   予備試験受験生の方は、今日から、短答-論文-口述という長い試験がスタートします。   時間配分とマークミスに気を付けながら、全集中で短答試験を受けきりましょう。   司法試験も予備試験も、法律知識だけでなく、これまでの全受験生活で培った基礎学力や試験対策のコツを総動員して受験するものです。   小中高大の受験・勉強で培ったことも含めて、これまで自分が積み […]

明日、予備試験短答式が実施されます。 以下では、令和5年予備試験短答式を受験される皆様へ、私からメッセージを送らせて頂きたいと思います。   直前期における短答対策で大事なこと 直前期における短答対策の肝は、短期間にできるだけ広範囲にわたって総復習をすることです。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶を持続するのが難しいです。 したがって、試験直前に効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで、枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが […]

司法試験短答式に向けて 司法試験論文式、本当にお疲れさまでした。 これからは、時間との戦いです。 前回と同じことをお話しすることになりますが、直前期における短答試験対策の肝は、時間の使い方です。 直前期における短答対策の肝は、時間の使い方です。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶を持続するのが難しいです。 そのため、これから各科目の短答試験までの間に、効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが肝になっ […]

民事系論文、本当にお疲れ様でした。 これで、司法試験の約3分の2を終えたことになります。 残すは、刑事系論文と短答3科目です。 民事系は、選択科目や公法系に比べて解答筋が不明瞭であることが多いので、初日以上に、自分の出来不出来が気になるかもしれません。 しかし、ここで過去を振り返ってはいけません。Twitterや5ちゃんねるに振り回られてもいけません。過去を振り返ることのないよう、自分をしっかりと律する必要があります。 こうしたことが、今、皆さんに問われています。 今回の記事では、出題内容に左右されることなく安定して合格答案を書くための【科目単位のコツ】のうち、刑事系に関するものを紹介いたしま […]

司法試験の初日、本当にお疲れ様でした。 司法試験の初日は、試験時間が一番長いですし、一番緊張すると思います。 緊張から前日に十分眠れなかったり、復習が間に合わないため睡眠時間を削って試験に臨んだという方もいると思います。 今日は、しっかりと休み、明日の民事系論文に向けてコンディションを整えましょう。(2023.7.12 追記) 今回の記事では、出題内容に左右されることなく安定して合格答案を書くための【科目単位のコツ】のうち、民事系に関するものを紹介いたします。   民事系論文で頭をフル回転させるためにしっかりと休む 2つ目の民事系論文では、頭をフル回転させる必要が高いです。 無理をし […]

前回の記事では、安定して合格答案を書くための【全科目に共通するコツ】を紹介しました。 今回の記事では、出題内容に左右されることなく安定して合格答案を書くための【科目単位のコツ】のうち、公法系と労働法に関するものを紹介いたします。   憲  法 ①何について・どう論じるのかを問題文のヒントから判断する 近年の司法試験では、被侵害権利として取り上げるべき人権、規制の仕組み(何のために、何を、どう規制しているのか)、規制の問題点について、問題文で分かりやすく誘導してくれます。 したがって、人権選択から目的手段審査による当てはめに至るまで、何をどう論じるべきかについて問題文のヒントに従って考 […]

来週から令和5年司法試験が始まります。 今回の記事では、出題内容に左右されることなく安定して合格答案を書くための【全科目に共通するコツ】をお伝えいたします。 こうした汎用性のあるコツは、出題内容に左右されにくいので、試験本番で実践することができれば、高確率で全科目の点数を底上げしてくれます。     ①自信をもって試験に臨む 自信がないと、問題文を読んだ際のファーストインプレッションを信じることができず、深読みしすぎてしまう危険があります。 例えば、論点Aが問題になっているという心象を頂いたものの、この心象を信じることができず深読みしすぎた結果、問われていない論点Bを書いて […]

7月12日(水)から令和5年司法試験が始まります。 皆様の参考になればと思い、私の受験生時代の直前期及び試験期間中の総復習について紹介させて頂きます。 私は、試験直前期及び試験期間中の学習スケジュールを細かく決めるタイプでした。 また、導出に要する時間を極力短くするために、知識も方法論もちゃんと記憶して試験に臨み、そのために自作のまとめノートを何度も何度も周回しました。一方で、出題範囲を全部記憶しておこうという考えは持っておらず、知らないマイナー論点や現場思考問題などが出題されても定着化した知識と方法論を総動員すれば合格水準の答案を書けるという自信と実力を持って試験に臨みました。 とにかく、こ […]

2026年の司法試験から、受験方法が筆記からパソコン利用に変更されます(なお、予備試験については未定です。)。 論文試験でも筆記からパソコン利用に切り替わることに伴い、以下の3点に留意する必要があると考えます。 日本経済新聞の記事はこちら https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA120EM0S3A610C2000000/   ① タイピングが苦手なら訓練必須 筆記に比べて、タイピングの方が受験生間で速度の違いが生じやすいです。 タイピングが苦手な人と得意な人とでは、速度が数倍違うと思います。 こうした差をできるだけ埋めるために、タイピングが苦手な […]

令和5年司法試験考査委員名簿及び令和5年予備試験考査委員名簿が公表されています。 学者考査委員だけを抜粋した一覧表を作りましたので、皆様に共有いたします。   【令和5年司法試験考査委員名簿】 元データはこちら https://www.moj.go.jp/content/001397716.pdf 【令和5年予備試験考査委員名簿】 基本7科目については、概ね司法試験考査委員と同じですが、一部、司法試験考査委員ではない学者が追加されている科目があります。予備試験の固有の学者考査委員には下線を引いています。 選択科目については、予備試験における学者考査委員と司法試験における学者考査委員と […]

予備試験受験生の場合には、基礎問題演習(これは「加藤ゼミナールの基礎問題演習講座」を指します。)と予備試験過去問全年度分をやるべきです。 1問当たりの負担、問題数、及び予備試験の合格水準等からそのように考えます。 これに対し、司法試験受験生の場合には、司法試験過去問がプレテストを含めると18年分もあり、1問当たりの演習・分析の負担は予備試験過去問1問の2~3倍ありますから、司法試験過去問全問を定着レベルまでもっていくのは非常に難しいです。 このことに、合格・上位合格の水準も踏まえると、司法試験過去問全問を定着レベルまでもっていく必要がないどころか、手を付けていない過去問があっても構いません(そ […]

令和2年から令和4年までの3年分の予備試験論文の解答速報となります。 私の解答速報の方針は、ずっと変わっておりません。 表面的な正解筋を説明するにとどまらず、問題文の読み方、現場での頭の使い方、科目ごとの答案の書き方、コンパクトなまとめ方、出題の角度といった問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高いことについても丁寧に解説しています。 受験生の皆さんは、試験本番で過去問と異なる問題を解くのですから、表面的な正解筋に囚われすぎず、問題の違いを跨いで役立つ汎用性の高い知識や方法論を身に付けることに重点を置くといいと思います。 . 令和2年 【憲法】 参考答案 【行政法】 参考答案 【民法】 参考答案 【 […]

令和4年予備試験最終合格、誠におめでとうございます。 令和5年司法試験合格を目指す皆様に、私からメッセージを送らせて頂きます。   令和5年司法試験合格に向けた司法試験対策の必要性 令和4年予備試験に合格された場合、来年7月までに司法試験対策を完成させる必要があります。 基本7科目については、司法試験の傾向とレベルに対応できるようになることが重要です。 司法試験と予備試験とでは、分野・論点という出題範囲での共通性が強い一方で、科目ごとに程度差があるものの、問題文の複雑さ・情報量の多さ、出題の形式・角度、点の取り方について、違いがあります。 こうした司法試験の特徴に対応できるようになる […]

加藤ゼミナール代表の加藤喬でございます。 本日、令和4年予備試験論文式の合否発表がありました(法務省のページはこちら)。 論文式を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。 論文式の合否発表を受けた皆様に、私からお伝えしたいことがございます。   令和4年予備試験論文式に合格された方へ 口述試験に向けて 予備試験論文式合格、誠におめでとうございます。 今日から約2週間後、口述試験があります。 口述試験の合格率は95%前後です。 しかし、30倍近い倍率を突破した実力者のうち、5%近くの人たちが合格できない試験でもあります。 このことに、合格率が非常に高いため合格が原則、不合格が例外であると […]

合格祝賀会のご案内 令和4年司法試験に合格された皆様、誠におめでとうございます。 加藤ゼミナールの講師・社員一同、皆様の合格を大変嬉しく思っております。 加藤ゼミナールでは、パレスホテル東京の宴会場において、加藤ゼミナールの講座の受講者様を対象とした合格祝賀会を開催いたします。 加藤ゼミナールの講座の受講者様で令和4年司法試験に最終合格された方は、どなたでもご参加いただけます。 加藤ゼミナールへの合格体験記の提出、他校への合格体験記の提出禁止、他校での講師活動の禁止といった参加条件はございません。 合格祝賀会には、代表の加藤喬弁護士、高野泰衡講師、加藤駿征講師のほか、有名な経営者弁護士をはじめ […]

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)

加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年  新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立

執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
 答案を書くための 行政法集中演習」
 (法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
 25年」行政法(法学書院)

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