加藤喬の法律コラム
最新の質問
ロースクール入試、お疲れ様でした。 加藤ゼミナールでは、2~3年に1回ペースで講義の撮り直しをしております。 来年2月末頃に、2024年度版の司法試験・予備試験講座が販売され、その際、全動画を収録し直すのは次の講座となります。 基本7科目の基礎講座 基本7科目の総まくり講座 基本7科目の基礎問題演習講座 基本7科目の予備試験過去問講座 基本7科目の司法試験過去問講座 労働法速修テキスト講座 労働法重問問題100選講座 労働法司法試験過去問講座 基本7科目の基礎講座では、授業中に示すパワポを刷新するとともに、基礎講義中の基礎問題演習テキストの扱い方を変更いたします。 基本7科目の総まくり講座では […]
在学中受験ができなくなったことにより準備期間が1年間増えますが、だからといって学習範囲を過度に広げるべきではありません。ここは本当に気をつけた方が良いと思います。 残り10か月間、在学中受験を前提とした学習スケジュールに従ってインプットアウトプットの周回を行い、令和6年7月の司法試験に向けたピーキングを行い、試験問題が公表されたら速やかに時間を図って全問題をフル起案するべきです。その上で、試験傾向と到達度を確認し、どれくらいの順位を目指すのかを考え、目標に向けた学習計画を立てましょう。 単にピーキングの時期を後ろ倒しにするというのは避けましょう。高確率でだらけたり、試験対策からずれた勉強をする […]
キーワードで絞り込み検索
最新の記事
加藤ゼミナールでは、9月23日(土)と9月24日(日)に、加藤喬講師が登壇する予備試験講座説明会を開催いたします。 9月23日(土)11:00~13:00TKPガーデンシティ渋谷(渋谷駅東口徒歩2分) 9月24日(日)11:00~13:00Zoomによる全国開催 予備試験講座説明会では、加藤喬講師が、令和5年予備試験の総括を行った上で、皆様の学習状況に応じたベストな勉強法と講座プランを提案いたします。 参加特典としての特別クーポンもございますので、2024年以降の予備試験合格を目指す方は、是非ともご参加くださいませ。 参加申込みはこちらから 登壇者 予備試験講座説明会には、加 […]
慶應義塾大学法科大学院に合格された皆様 合格おめでとうございます! 私が慶應LAWに合格したのは今から15年ほど前ですが、大学受験がスポーツAO入試だった私は、法科大学院入試が人生初の全国規模での一般受験だったこともあり、合格当時のことは鮮明に記憶しています。 中央LAWでは手応えがあったので心配していませんでしたが、慶應LAWでは、難化した択一で心が折れて諦め半分で論文を受けたため、あまり自信がありませんでした。 合格発表当日は、期待と不安を胸に、狭いワンルームでパソコンに張り付いた状態で、合格発表を待っていました。 慶應LAWは繋がりが強く、在学中の人間関係だけでなく、合格後も続く良い人間 […]
加藤ゼミナール代表の加藤喬講師による予備試験論文の速報動画と書き下ろし答案を公開しております。 現在、憲法・民法・刑法・刑事訴訟法を公開しており、残りの科目は、順次公開して参ります。 【憲法】 速報資料はこちらよりダウンロードしていただけます。 【行政法】 現在準備中でございます。 【民法】 速報資料はこちらよりダウンロードしていただけます。 (コメント) 今年の問題は、法律構成と要件検討重視の問題であり、既存論証をベタ貼りする箇所は少ないですが、だからといって過度に論点学習を軽視するべきではありません。 論点学習には、第一次的には、当該論点の出題可能 […]
令和5年予備試験論文、本当にお疲れ様でした。 論文受験生の皆様は、競争率の高い短答式を突破できるだけの勉強を行ってきたうえに、短答終了後に2カ月弱で論文対策を仕上げるための勉強をしてきているので、心身ともに疲労していると思います。 今日は、ゆっくり休んで頂きたいと思います。 少し休んだら、予備試験論文の解答速報をご覧頂きたいと思います。 解答速報では、表面的に解答筋をなぞるのではなく、現実的な合格答案の水準、解答筋に気がつくための分析手法、科目分野ごとの答案の書き方、分からない問題における対処法などにも丁寧に言及しますので、予備試験と司法試験のいずれにとっても有益な情報を得られるはずです。 ま […]
令和5年予備試験論文を受験される皆様へ 加藤ゼミナールの加藤喬でございます。 今週土曜日から、予備試験論文式が実施されます。 皆様がこれまでの勉強で積み上げてきたことを出し切り、論文試験で健闘されることをお祈り申し上げます。
憲法は、違憲審査の枠組みに問題文のヒントを埋め込むというパズルの側面が強いです。 ①設問(それがなければ、問題文の最終段落付近)から、出題の概要(違憲審査の対象、被侵害権利)を確認する ↓ ②法令違憲か否か、被侵害権利は何かという点から、本問に適用される違憲審査の枠組みを確定する ↓ ③違憲審査の枠組みで照らしながら問題文を分析する ↓ ④問題文のヒントや判例学説を使って違憲審査の枠組みに肉付けをする 私だったらこんな感じで処理します。 とにかく問題文のヒントに食らいつき、使い方がよく分からなくてもヒントを答案に反映しまくりましょう。 また、「公共性」といった抽象度の高いヒン […]
近年の刑事実務基礎科目は、事実認定重視の問題から、手続重視の問題に変遷しています(令和4年は珍しく、供述信用性&事実認定重視)。 手続問の出題範囲は概ね決まっており、頻出事項をおさえておけばだいぶ点数が安定します。①~⑥にも手続き問はありますが、まずは頻出事項から手堅くおさえましょう。 ①勾留、保釈、接見禁止(特に、罪証隠滅のおそれ) ②類型証拠開示請求(特に、請求時の明らかにするべき316条の15第3項1号イロの事由) ③公判前整理手続における主張立証方針の変更に伴う手続(弁護人側、検察官側) ④公判前整理手続終結後の証拠請求に関する「やむを得ない事由」 ⑤証拠意見、証拠調べに関する異議 ⑥ […]
短期間で【民事実務基礎科目】の点数を安定させる勉強法 短期間で民事実務基礎科目の点数を安定させるためには、【要件事実論】では深入りをしないで(極論、過去問に絞るのもあり)、少ない知識で答案を書ける【準備書面問題】【文書の成立の真正】のコツを掴むとともに、出題の範囲と角度が限られている【執行・保全】を手堅く抑える(最悪、過去問だけでも良い)という勉強法が効果的だと思います。 【要件事実論】は、出題の中核をなすものですが、基本事項以外では、要件事実の整理を多少間違えても大丈夫ですし、整理の理由については自分なりに実体法上の要件・効果から説明できればなんとかなります。ただし、準備書面問題等で争点を正 […]
本日、令和5年司法試験短答式及び令和5年予備試験短答式の結果が発表されました。 【令和5年司法試験短答式の結果】 受験者数3,928人 採点対象者数3,897人 合格者数3,149人 合格点99.0点 受験者平均点118.3点 合格者平均点126.1点 法務省HP https://moj.go.jp/content/001400833.pdf 【令和5年予備試験短答式の結果】 受験者数13.372人 採点対象者数13.255人 合格者数2.685人 合格点168.0点 受験者平均点134.5点 合格者平均点18 […]
加藤ゼミナールでは、同一系統(基本7科目系・選択科目系・法律実務基礎科目系)の講座をセットにしていただくことで、定価合計の20%~最大28%オフの大変お得な価格でお買い求めいただけます。 また、セット講座には大人気の論証集も無料で付属します(論証集がない経済法と実務基礎科目を除きます。)。 さらに、期間限定で(8/30まで)実施している全講座10%オフの受験生応援キャンペーンも併用することにより、最大35%オフでセット講座を購入して頂けます。 それぞれのリンクから該当のセット講座の販売ページに移動して頂けます。 司法試験講座のセットプラン 予備試験講座のセットプラン […]
令和6年以降の合格に向けた勉強法と講座選びについて紹介する動画を収録しましたので、今後の勉強にお役立て頂けたらと思います。 令和6年以降の司法試験合格目標 司法試験合格目標の学習スケジュールページはこちら 令和6年以降の予備試験合格目標 予備試験合格目標の学習スケジュールページはこちら 令和6年以降の法科大学院合格目標 法科大学院合格目標の学習スケジュールページはこちら
令和5年予備試験論文合格目標の学習スケジュールの詳細ページはこちら . 令和5年予備試験短答式、本当にお疲れ様でした。 論文対策では、いかに試験傾向に適合した ” 試験対策としての勉強 ” をすることができるかが肝になります。 9月9日(土)から実施される予備試験論文式まで2カ月を切っているため、新しい講座を受講する時間と同じかそれ以上に、反復学習と答案練習の時間をしっかりと確保する必要があります。 したがって、予備試験講座を受講する場合、ご自身の学習状況と可処分時間等を踏まえて受講講座と受講の仕方を選択する必要があります。 例えば、予備試験論文までに、基本7科目の「総まくり講座」「基礎問題演 […]
司法試験講座 加藤ゼミナールでは、【ゼロから勉強を始める方までを想定した講座】として、①「法科大学院合格パック」と、②「予備試験・司法試験入門講座」をご用意しております。 また、【基礎講座レベルの学習を終えている方を対象とした試験対策講座】として、③「基本7科目の総まくり講座」、④「基本7科目の基礎問題演習講座」、⑤「基本7科目の司法試験過去問講座」、⑥司法試験で当該科目1位を獲得したダブル加藤講師が担当する「労働法対策講座」「経済法対策講座」をご用意しております。 このように、加藤ゼミナールでは、全ての学習段階に応じた様々な司法試験講座を用意しておりますので、受験生の皆様には、 […]
司法試験を受験された方へ 令和5年司法試験、本当にお疲れ様でした。 今日に至るまで、本当に長い道のりだったと思います。 司法試験も予備試験も、法律知識だけでなく、小中高大の受験・勉強も含め、これまでの全受験生活で培った基礎学力や試験対策のコツを総動員して受験するものです。 司法試験を目指してから今日に至るまでの期間が短い方でも、この4日間の試験に向けて、多大な時間を費やしてきたことになります。 そして、これまでの人生で自分が積み上げてきたものが、司法試験の合格・順位に反映されるとともに、合格後の活躍の支えとなります。 今は、司法試験受験を決断し、今日まで本気で勉強してきた自分と改 […]
令和5年司法試験、予備試験短答式を受験される皆様へ 司法試験受験生の方は、今日が最終日です。 ここに来るまで本当に長かったと思います。また、試験期間中、答案の出来が気になるなどして不安に押しつぶされそうになった方もいると思います。 予備試験受験生の方は、今日から、短答-論文-口述という長い試験がスタートします。 時間配分とマークミスに気を付けながら、全集中で短答試験を受けきりましょう。 司法試験も予備試験も、法律知識だけでなく、これまでの全受験生活で培った基礎学力や試験対策のコツを総動員して受験するものです。 小中高大の受験・勉強で培ったことも含めて、これまで自分が積み […]
明日、予備試験短答式が実施されます。 以下では、令和5年予備試験短答式を受験される皆様へ、私からメッセージを送らせて頂きたいと思います。 直前期における短答対策で大事なこと 直前期における短答対策の肝は、短期間にできるだけ広範囲にわたって総復習をすることです。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶を持続するのが難しいです。 したがって、試験直前に効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで、枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが […]
司法試験短答式に向けて 司法試験論文式、本当にお疲れさまでした。 これからは、時間との戦いです。 前回と同じことをお話しすることになりますが、直前期における短答試験対策の肝は、時間の使い方です。 直前期における短答対策の肝は、時間の使い方です。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶を持続するのが難しいです。 そのため、これから各科目の短答試験までの間に、効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが肝になっ […]
民事系論文、本当にお疲れ様でした。 これで、司法試験の約3分の2を終えたことになります。 残すは、刑事系論文と短答3科目です。 民事系は、選択科目や公法系に比べて解答筋が不明瞭であることが多いので、初日以上に、自分の出来不出来が気になるかもしれません。 しかし、ここで過去を振り返ってはいけません。Twitterや5ちゃんねるに振り回られてもいけません。過去を振り返ることのないよう、自分をしっかりと律する必要があります。 こうしたことが、今、皆さんに問われています。 今回の記事では、出題内容に左右されることなく安定して合格答案を書くための【科目単位のコツ】のうち、刑事系に関するものを紹介いたしま […]
司法試験の初日、本当にお疲れ様でした。 司法試験の初日は、試験時間が一番長いですし、一番緊張すると思います。 緊張から前日に十分眠れなかったり、復習が間に合わないため睡眠時間を削って試験に臨んだという方もいると思います。 今日は、しっかりと休み、明日の民事系論文に向けてコンディションを整えましょう。(2023.7.12追記) 今回の記事では、出題内容に左右されることなく安定して合格答案を書くための【科目単位のコツ】のうち、民事系に関するものを紹介いたします。 民事系論文で頭をフル回転させるためにしっかりと休む 2つ目の民事系論文では、頭をフル回転させる必要が高いです。 無理をし […]
前回の記事では、安定して合格答案を書くための【全科目に共通するコツ】を紹介しました。 今回の記事では、出題内容に左右されることなく安定して合格答案を書くための【科目単位のコツ】のうち、公法系と労働法に関するものを紹介いたします。 憲 法 ①何について・どう論じるのかを問題文のヒントから判断する 近年の司法試験では、被侵害権利として取り上げるべき人権、規制の仕組み(何のために、何を、どう規制しているのか)、規制の問題点について、問題文で分かりやすく誘導してくれます。 したがって、人権選択から目的手段審査による当てはめに至るまで、何をどう論じるべきかについて問題文のヒントに従って考 […]

法律コラムのカテゴリ
記事のカテゴリ
- 勉強のやり方(30)
- 論文
- 短答
- 司法試験過去問
- 予備試験過去問
- 司法試験・予備試験講座(加藤ゼミナール)(50)
- 予備校の講座・答練・模試(3)
- 最新重要判例の解説(6)
- ブログの管理・運営、目的、機能等(2)
- 司法試験・予備試験の実施等(53)
- その他(29)
質問コーナーのカテゴリ
- 勉強のやり方(46)
- 論文
- 短答
- 司法試験過去問
- 予備試験過去問
- 旧司法試験過去問
- 司法試験・予備試験対策講座(204)
- 選択科目対策講座(労働法、経済法)(25)
- 司法試験、予備試験、法科大学院入試(6)
- その他(6)
- 予備校の講座・答練・模試(12)
- 利用上のルール等(1)
講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)
加藤ゼミナール代表取締役弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年 新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
答案を書くための 行政法集中演習」
(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
25年」行政法(法学書院)