質問コーナー「 選択科目対策講座(労働法、経済法) 」
25件の質問

第78問の設問における「Xは、Y社のパートタイマーである。」との記述(35行目)を「Xは、Y社のパートタイマーであり、A組合に所属している。」との記述に訂正いたします。 訂正前の記述を前提にすると、XがA組合の組合員であるか否かが不明瞭であったためです。その結果、本問では、労働条件を不利益変更する労働協約の規範的効力が未組織労働者にも拡張されるかという論点は問題となりません(ご指摘の通り、仮にXが未組織労働者である場合には、未組織労働者に対する拡張適用の可否まで論点となります。)。 設問に不明瞭な点がありましたこと、心よりお詫び申し上げます。 上記の修正点は、労働法重要問題100選講座2021 […]

2023年05月11日

選択科目については、当分の間、予備試験において司法試験の問題を参考にしたり流用することになりますから、予備試験過去問をやっても司法試験対策としてはあまり意味がないです。特に、一発目の令和4年は、予備試験で出題されるほぼ全ての論点が、司法試験過去問で出題された重要論点になると思います。 したがって、司法試験の選択科目の対策として、予備試験過去問までやる必要はないと考えます。 参考にして頂けますと幸いでございます。  

2022年05月18日

伊藤塾の試験対策講座(所謂シケタイ)の労働法と、加藤ゼミナールの労働法重要問題100選講座は、内容はだいぶ異なると思います(伊藤塾のシケタイに限ったことではありませんが)。 作成者もメインの参考文献も異なるので、判例・論点をはじめとする複数の見方の余地がある事柄については、説明が異なる箇所が沢山あると思います。論証一つとっても、全然違うと思います。 ただ、労働法重要問題100選講座は網羅性が極めて高いので、一部の超マイナー論点を除き、労働法重要問題100選講座の答案にはほぼ全手の論点についてコンパクトな論証が載っています。したがって、労働法重要問題100選講座のテキストの模範答案を使って、アウ […]

2022年05月18日

労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 2023年版の労働法講座については、販売開始が2023年春頃になりますし、新しく講義を収録し直す(2年1回ページで収録をし直します)ため全動画の配信が完了するのは夏頃になる予定です。 令和5年(2023年)受験を予定されているのですから、現時点で全動画の配信が完了している2022年版の労働法講座を受講して頂くことをお薦めいたします。 2022年版の労働法講座では、試験日前から教材配送がスタートする都合上、労働法過去問テキストには令和3年分までしか反映されておらず、令和4年分についてはPDFレジュメで別途提供ということになります。解説動画 […]

2022年03月23日
初めまして。私は社会保険労務士なのですが、先日、紛争解決手続代理業務試験(いわゆる、特定社会保険労務士試験)の合格発表があり、あと2点足りずに不合格となりました。不本意な結果に終わり、悔しい思いでいっぱいですが、こうなったからには可能な限り労働法の知識を徹底的に深め、それを実務に活かせる本物の能力を身につけたいという思いが強くなっております。そのためには一体どうすればよいか調べていたところ、加藤ゼミナールのHPに辿り着きました。どうせ学ぶならば、労働法で一番の成績をあげられた加藤先生の教えを請うのが手っ取り早いと思い、そして、今年12月の前述の試験をパスしたのちは、無謀かもしれませんが、ゆくゆくは労働法を選択科目とし、司法試験を目指すのも一つの手かなという気持ちでおります。しかし、目下の目標は、労働法攻略パック(労働法速修テキスト講座、労働法重要問題100選講座)を利用して労働法の深い知識を身につけ、前述の試験に合格することです。私のように考える方は少ないかもしれませんが、確実に合格し、確実に深い知識を身につけたいので二点お伺いします。 一点目ですが、個別労働関係紛争のあっせんの手続等の代理などを行う上での実践的な能力養成を目的とした、全国社会保険労務士会連合会の研修・ゼミナール(講師は弁護士など)受講前に、御社の労働法攻略パックを活用して体系的に学びたいと考えておりますが、今の時点で御社の教材を利用することは有用でしょうか?連合会の講義等の聴講は約5ヶ月も先ですし、受講期間も短い為、腰を据えて学ぶことが叶いません。 二点目ですが、合格者のインタビュー動画にて、社会保険労務士試験を既に合格されていた方で司法試験に合格された方が、「労働法について大枠的なものだけれど、体系的な勉強をしたことがあったのでアドバンテージがあると思っていたが間違っていた」とか、加藤先生も「社労士で勉強した内容と司法試験で勉強した内容と重なり合いは結構弱い」と仰っておりましたが、本当にそうなのでしょうか?労働法を全くかじったことがない方に比べたら、かなり有利にできると思っていたので、お二人の発言にいまいちピンとこなく、しかし一方で、かなりの衝撃を受けております。とても気になりましたので、司法試験で学ぶ「労働法」と社会保険労務士試験で学ぶ「労働関係法令」との違いを教えてください。

社会保険労務士試験における労働法の出題は、労災、保険絡みの問題が中心であり、賃金、退職金、休業手当、就業規則、労働時間をはじめとする付随的な出題事項についても、司法試験・予備試験では問われないような細かい条文知識を問うものが多いです。 司法試験・予備試験では、労働法は論文試験だけであり、それ故に、択一式の社会保険労務士の試験とでは、出題の細かさが違います。また、司法試験・予備試験では、労災、保険絡みの問題はほどんど出題されません(これまで1度も出題されていません)から、中心的な出題事項は社会保険労務士試験と大きく異なります。加えて、短答対策としての知識と論文対策としての知識は、仮に範囲が重なっ […]

2022年03月23日

司法試験・労働法完全パック2022の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 今期も、期間限定で5~10%の範囲内で割引を実施する予定ですが、実施予定期間については、その性質上、お答えすることはできません。 ご検討頂けますと幸いでございます。

2022年03月21日

予備試験合格パックにおける労働法入門講座の進め方については、現在検討中でございます。 おそらく、基本7科目と同様、インプットとアウトプットを統合して同時進行的に進めることになると思います。

2022年03月14日

労働法完全パックを受講して頂き誠にありがとうございます。 令和4年司法試験で出題される可能性が特に高いと考えるAランク問題は以下の通りです。 10、11、18、19、20、25、26、32、38、56、57、59、60、62、63、67、75、78、79、89、93、98 参考にして頂けますと幸いです。

2022年03月14日

資格スクエア及びBEXAで私の担当講座を受講して頂き誠にありがとうございます。 労働法過去問講座、司法試験過去問講座(基本7科目)及び予備試験過去問講座(基本7科目)のいずれについても、加藤ゼミナールでの受講の有無にかかわらず、全受験生を対象として、令和3年度分の単年度販売に対応させて頂きます。 2月1日は販売を開始できると思います。 ご検討頂けますと幸いでございます。

2022年01月17日

加藤ゼミナールの講座を受講して頂き誠にありがとうございます。 受講者様の便益のために、なるべくセット価格には対応したいと思っております。一方で、セットプランを細かくしすぎると、講座販売ページや社内の対応に支障が生じます。 お手数ではございますが、司法試験過去問講座と労働法過去問講座が必要になった段階で、弊社にお問い合わせ頂ければと思います。 個別対応という形で、なるべく対応させて頂きたいと思います。

2022年01月03日

司法試験・予備試験対策として必須なのは、Aランク問題までです。 Bランク以下の問題については、仮に出題されても、多くの受験生は高い水準の論述をすることができないでしょうから、知識さえあれば合格水準の論述をすることができます(つまり、Aランク問題の論点と異なり、書き方レベルのことでは合否は決まらないということです)。 なので、Aランク問題については、書き方まで詰めた復習をする必要がありますが、Bランク以下の問題については、表面的な解答筋レベルのこと(事案と条文・論点の対応関係、論点の組み合わせ、答案全体の流れ)を確認しておけば足ります。 このように、問題の重要度に応じて濃淡をつけながら勉強して頂 […]

2022年01月03日

2022年開講の選択科目講座は、労働法と経済法の2科目でございます。 労働法は、労働法1位・総合39位の私が担当します。 経済法は、経済法1位・総合5位の弁護士が担当します。 いずれの科目も、①インプット講座、②重要問題〇選講座(短文事例問題講座)、③司法試験過去問講座の3つから成ります。

2022年01月03日

加藤ゼミナールの講座の受講を検討して頂き、誠にありがとうございます。 以下がご質問に対する回答でございます。 ご質問1 ①「銀行振込による分割払いの対応」、②「合格時全額キャッシュバックキャンペーン」、③「全講座10%オフ」キャンペーンは、3つ同時に適用することは可能ですか。例えば、令和3年司法試験受験者は、①と③を利用しつつ、仮に合格していた場合には②により返金に対応していただくことはできますか? 回答 ①、②及び③を併用して頂くことは、可能でございます。従いまして、①及び③を利用した上で、合格していた場合に、②により返金を受けることができます。 ご質問2 ②「合格時全額キャッシュバックキャ […]

2021年06月14日

令和4年司法試験に向けて新しい労働法講座を受講するべきかは、学習の進み具合によると思います。 例えば、令和3年司法試験第1問で、懲戒処分の有効性について正しい要件整理を前提として論じることができていない(設問1)、損害賠償責任の制限について規範を書くことができていない(設問2)、整理解雇の4要件を正しく定立・適用することができていない(設問3)、第2問で、山猫ストであることに気が付いていない、ストライキ中心説からは本件投稿は争議行為に当たらないことに気が付けていない、本件投稿の態様面での正当性がいかなる観点から問題になるのかに気が付けていないといったことがあるのであれば、インプット不足であると […]

2021年06月12日

加藤ゼミナールの労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 予備試験選択科目では、司法試験過去問が流用される可能性が非常に高いです。もっとも、予備試験選択科目では、司法試験過去問に比べて、問題文がシンプルである上、捻った出題も少ないと思います。そうすると、予備試験選択科目の対策として司法試験過去問までやるのはオーバースペックであると思います。 労働法重要問題100選講座では、予備試験労働法で司法試験過去問が流用されることも踏まえて、司法試験過去問のうち予備試験で流用される可能性がそれなりにあると考えられるものについては、問題文をシンプルなものに修正した上で講座に反映しております。 […]

2021年05月28日

加藤ゼミナールの労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 労働法速修テキスト講座のテキスト及び講義動画は、いずれも、司法試験・予備試験対策に特化した内容にしており、実務で使うことまで想定した工夫は一切しております。試験対策としての効果を高めるためです。 もっとも、労働法では、試験対策として勉強する範囲も知識の形も、実務で使うものとの共通性が高いです。 労働法の試験範囲では、業務委託契約にも労働基準法をはじめとする労働保護法が適用されるのか、使用者が就業規則により一方的に労働条件を不利益に変更することの可否・限界、時間外労働に対する残業代を固定給に組み込んで支払うことの可否、有給 […]

2021年05月28日

加藤ゼミナールの労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 試験対策としてではなく、実務で使うために労働法を勉強する場合、基本的には、労働法速修テキスト講座だけを受講して頂けば足りると考えます。制度・条文・論点と典型事例との繋がりについては、速修テキスト講座の[導入編][基礎編]を受講することで、だいぶイメージできるようになります。 他方で、実務で訴状・答弁書等をはじめとする書面を書くくらい労働法を使うことを予定しているのであれば、労働法重要問題100選講座まで受講して頂き、重要な分野・論点における論述の仕方を学ぶことにも大きな意味があります。試験で書く答案と実務で書く書面とでは […]

2021年05月28日

まず、令和2年司法試験労働法の解説講義についてですが、これまでは3,000円で単年度販売を実施していたのですが、講座提供元であるBEXAでのアップロード作業及び販売ページ作成が間に合っていないようなので、司法試験まで3週間を切っていることを踏まえて、令和2年司法試験「労働法」第1問・第2問の解説講義を無料で公開いたしました。 こちらの記事からご覧いただけます。 次に、労働法速修テキスト講義の受講者様向けの補講はございませんが、2019年リニューアル版の労働法講座を受講している方々を対象として、令和3年司法試験で出題される可能性が高い分野論点が反映されている労働法自主答練を無償提供しておりますの […]

2021年04月28日

労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。以下が、リニューアル版の労働法講座の価格・内容でございます。 価格については、若干変更される可能性がございます。また、セット購入の場合には、合計金額から10~15%前後の範囲でセット割引きがございます。 ①労働法速修テキスト講義 39,800円(税込) 労働法の入門講義(基礎講義)です。労働法をいちから学習する方でも、試験対策として必要な情報が集約されている本講座だけでトップレベルの答案を書く実力を身につけることができます。 ②労働法過去問攻略講座 39,800円(税込) 平成18年から令和2年までの15年分(合計30問)の司法試験過去問 […]

2021年02月14日

労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 ①事例演習労働法解説講義は、今年5月のリニューアル講座の販売開始とともに、販売を終了いたします。 ②労働法重要問題100選では、㋐司法試験レベルの問題の演習に入る前の基礎固めをすることと、㋑司法試験過去問の穴をカバーすることを主たる目的として、事例演習労働法よりも問題文をシンプルにする一方で、事例演習労働法では取り上げられていない論点まで網羅するという工夫を施します。そのため、事例演習労働法を上回る学習効果を得ることができると考えております。

2021年02月14日
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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)

加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年  新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立

執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
 答案を書くための 行政法集中演習」
 (法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
 25年」行政法(法学書院)

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