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591件の質問
労働法に限らず、選択科目全般について言えることですが、予備試験での一発目の出題では、「司法試験過去問で出題された論点のうち、出題頻度が高く、かつ、難易度の高くないもの」が出題される可能性が高いです。 以上の観点から、労働法重要問題100選の問題のうち令和4年予備試験で出題される可能性の高いものは次の問題であると考えます。 (労働法保護法) 第5問、第6問、第18問 第34問、第41問、第54問 (労働組合法) 第75問、第78問、第86問 第93問、第94問
総まくり講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 総まくり講座は、法科大学院入試から予備試験、司法試験(さらには法科大学院の学内試験)にまで対応しておりますので、東大・京大をはじめとする上位法科大学院の入試対策としてもご利用いただけます。 一部、法科大学院入試レベルを超えている箇所もございますので、志望校の過去問から伺われる試験水準を踏まえて、必要に応じて、難しいと感じる箇所は飛ばして頂いて構いません。 加藤ゼミナールの総まくり講座を志望校の合格にお役立て頂けますと幸いでございます。 https://kato-seminar.jp/courses/detail/?id=52257
実力を底上げるする段階では、1科目ずつ、総まくり講座→過去問講座という流れで受講することにより、1科目を短期集中的に勉強した方がいいです。 もっとも、当然ことながら、別科目の復習を一切やらないのでは、別科目の実力(知識、感覚など)がどんどん衰退していきますから、衰退の速度を抑えるために、最低限、別科目の復習もする必要があります。 例えば、憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法という流れで、総まくり講座と過去問講座を受講するとして、行政法の段階では、憲法の復習も軽く並行してやる必要があります。深いことをやる必要はありませんから、知識や感覚があまり鈍らないようにするために、軽く総ま […]
選択科目については、当分の間、予備試験において司法試験の問題を参考にしたり流用することになりますから、予備試験過去問をやっても司法試験対策としてはあまり意味がないです。特に、一発目の令和4年は、予備試験で出題されるほぼ全ての論点が、司法試験過去問で出題された重要論点になると思います。 したがって、司法試験の選択科目の対策として、予備試験過去問までやる必要はないと考えます。 参考にして頂けますと幸いでございます。
伊藤塾の試験対策講座(所謂シケタイ)の労働法と、加藤ゼミナールの労働法重要問題100選講座は、内容はだいぶ異なると思います(伊藤塾のシケタイに限ったことではありませんが)。 作成者もメインの参考文献も異なるので、判例・論点をはじめとする複数の見方の余地がある事柄については、説明が異なる箇所が沢山あると思います。論証一つとっても、全然違うと思います。 ただ、労働法重要問題100選講座は網羅性が極めて高いので、一部の超マイナー論点を除き、労働法重要問題100選講座の答案にはほぼ全手の論点についてコンパクトな論証が載っています。したがって、労働法重要問題100選講座のテキストの模範答案を使って、アウ […]
仰っている合格者返金制度とは、例えば、今から予備試験合格パックを受講して来年以降の予備試験に合格したら全額返金するというものでしょうか。 加藤ゼミナールでは、上記の合格者返金制度は設けておりませんし、今後も設ける予定はございません。 上記の合格者返金制度は、受講者のごく一部しか合格できないことを前提としている上、一部の合格者を広告塔として祀り上げるような制度であり、受験生に対して極めて不誠実な制度であると考えております。 他方で、試験後、合否発表までの間に不合格に備えて勉強を継続したいという受験生の皆様に対する学習サポートとして、令和4年司法試験の受験後に加藤ゼミナールの講座を受講したところ9 […]
お問い合わせ頂きありがとうございます。 予備試験合格パック、司法試験合格パック及び予備試験・司法試験入門講座の受講者様が私の担当する基礎問題演習講座の受講を希望なさる場合における対応については、現在検討中でございます。 大変お手数ではございますが、加藤ゼミナール事務局(https://kato-seminar.jp/courses/detail/?id=69154)まで、ご連絡を頂けますと幸いでございます。 宜しくお願いいたします。
私は、肢別本ではなく過去問集のほうがいいと思います。 過去問集では、①問題ごとの難易と、②その問題を解くために本当に必要とされる知識の範囲・深さが分かるとともに、③消去法による解答のコツ(民事系3科目)も習得できます。 ②について補足すると、民事系の組み合わせ問題(正しい又は誤っている選択肢の組み合わせを選ばせる問題)では、選択肢5つの中に難しい選択肢が含まれていても、基本的な知識が問われている他の選択肢の正誤を判断できれば、正しい又は誤っている選択肢の組み合わせを選べるということが少なくありません。こうしたことを経験することで、そこまで細かい知識を身につけなくても正解を導けることが分かるので […]
大塚裕史先生の刑法通信では、因果関係についての危険の現実化説と不能犯についての具体的危険説は両立しないと解説されています。 https://www.lec-jp.com/shihou/column/ootsuka/220307.html もっとも、試験的には、因果関係と不能犯の双方が出題された場合に、因果関係については危険の現実化説を採用し、不能犯については具体的危険説を採用するという書き方でも構わないと思います。 令和2年司法試験では、因果関係と不能犯の双方が出題されましたが、出題趣旨及び採点実感では、因果関係に関する判断枠組みと不能犯に関する判断枠組みとの間における論理的関係についてまでは […]
基本7科目の基礎問題演習講義(短文事例問題講義)は、現在は、予備試験合格パック及び予備試験・司法試験入門講座のカリキュラムとしてのみの提供となっており、単体での販売はしておりません。 もっとも、入門段階以降の勉強でも需要があると思いますので、単体での販売を実現したいと考えております。もう少しお時間を下さいませ。 単体での販売をする場合、基礎問題演習講義は私が担当いたします。単体で販売した場合には、基礎問題演習講義を単体で受講する方の多くは、総まくり講座を受講している中上級者段階の方でしょうから、私が担当することで、基礎的なことからやや難しいことまで網羅的に説明をすることで、司法試験・予備試験過 […]
少なくとも私が法科大学院入試を受験していた頃(2008年頃)は、中大・慶應の既修者コースでは、学部成績はほとんど見ておらず、筆記試験で十分逆転可能です。 特に、慶應の既修者コースでは、筆記試験の成績が一定以上だと、学部成績、適性試験(当時)及び語学の点数がどんなに低くても合格させていました。 早稲田は、受験していないので存じません。 参考にして頂けますと幸いでございます。
加藤ゼミナールの講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 司法試験対策講座では、予備試験合格パックのように、入門講座から論文対策講座、短答対策講座、選択科目対策講座まで全て含まれている「司法試験合格パック」というものは、用意できておりません。 今回のご要望を受けて、「司法試験合格パック」の販売も検討させて頂きたいと思いますが、ページ作成などもありますので、時間がかかると思います。 今すぐにできるご案内としては、予備試験・司法試験入門講座(①+② 税込384,780円)と司法試験・労働法完全パック(③+④+⑤+⑦、税込288,000円)又は司法試験・経済法完全パック(③+④+⑤+⑦ 税 […]
加藤ゼミナールの講座のうち、受講期間延長があるのは予備試験合格パック1年合格プランのみ、再受講割引があるのは予備試験合格パックと予備試験・司法試験入門講座のみでございます。 従いまして、司法試験対策パック(総まくり講座&司法試験過去問講座)については、受講期間延長も再受講割引もございません。 ご検討頂けますと幸いでございます。
加藤ゼミナールの入門講座を受講して頂きありがとうございます。 加藤ゼミナールの基礎問題演習テキストの最大の特徴は、①私が答案も含めていちから作成しているため、文章表現も含めて答案の質が非常に高く、当該科目の答案作成の作法、さらには全科目に共通する法律文章作成の作法まで習得することができることと、②学習段階に適合した内容の問題になっていることの2点です。 ②についてですが、入門講座の段階では、なるべく、1問―1論点又は1分野というシンプルな問題からスタートするべきです。入門講座の段階では、分野を跨いだ論点の組み合わせや、複雑な事実関係から論点をはじめとする検討事項を抽出するスキルといったことより […]
私は慶應、中央及び明治の3校しか受験していない(全部合格)ので、一橋大学の入試のことは詳しくありません。私が受験していたのは15年前なので、今の一橋大学の入試であれば、尚更分かりません。 間違った回答をすることはできないので、回答を控えさせて頂きます。 大学の先輩を頼ったり、Twitterで受験生・在学生にDMで質問して頂くことをお薦めいたします。 お力になることができず、申し訳ございません。
これまでの司法試験労働法において、試験実施前1年以内に発行された労働判例百選から出題されたことがあるのは、平成28年11月30日発行の労働判例百選第9版に新たに収載された山梨県民信用組合事件(最判H28.2.19・百選第9版21)だけです(平成29年司法試験第1問)。 少なくとも労働法では、よほど重要な最高裁判例でない限り、試験実施前1年以内に発行された労働判例百選に新たに収載された事件が出題されることはありません。 国際自動車事件の論点(割増賃金について労働基準法37条1項所定の計算式によらずに支給することの可否)は、令和2年司法試験第1問において、テックジャパン事件を元ネタとしてメイン論点 […]
令和5年司法試験から、法科大学院最終学年在学生のうち一定要件を満たした者による司法試験受験が可能になるため、令和3年・4年よりも受験者数が増えます。 令和5年司法試験会場の公募についてという資料において各試験会場の収容人数の合計が4630人程度となっていることからも、令和3年・4年よりも受験者数が増えることが想定されます。 表面的な受験者数増加に加えて、既修1年目まで本気で予備試験合格を目指していたが最終合格できなかったという既修2年目の大部分が司法試験を受験してくるので、受験生全体のレベルも上がります。 もっとも、合格難易度としては、1番競争が激しかった平成21年~24年、2年番目に競争が激 […]
ロースクール入試対策としても、総まくり講座2022(全動画配信済み)や予備試験過去問講座(全動画配信済み)は有益でございます。 総まくり講座2022は、基本7科目について基礎固めを概ね終えている方を対象として、論点を答案で使える形で習得することを主目的とした講座ですから、ロースクール入試対策としても大変有益です。もっとも、総まくり講座2022は、司法試験・予備試験レベルのことまで想定した講座であるため、部分的に、ロースクール入試対策としては難しい・細かい箇所もございます。したがって、総まくり講座2022のうち、ご自身が難しいと感じた箇所(例えば、志望校の過去問と比較してここまで難しいことは出な […]
労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 2023年版の労働法講座については、販売開始が2023年春頃になりますし、新しく講義を収録し直す(2年1回ページで収録をし直します)ため全動画の配信が完了するのは夏頃になる予定です。 令和5年(2023年)受験を予定されているのですから、現時点で全動画の配信が完了している2022年版の労働法講座を受講して頂くことをお薦めいたします。 2022年版の労働法講座では、試験日前から教材配送がスタートする都合上、労働法過去問テキストには令和3年分までしか反映されておらず、令和4年分についてはPDFレジュメで別途提供ということになります。解説動画 […]
社会保険労務士試験における労働法の出題は、労災、保険絡みの問題が中心であり、賃金、退職金、休業手当、就業規則、労働時間をはじめとする付随的な出題事項についても、司法試験・予備試験では問われないような細かい条文知識を問うものが多いです。 司法試験・予備試験では、労働法は論文試験だけであり、それ故に、択一式の社会保険労務士の試験とでは、出題の細かさが違います。また、司法試験・予備試験では、労災、保険絡みの問題はほどんど出題されません(これまで1度も出題されていません)から、中心的な出題事項は社会保険労務士試験と大きく異なります。加えて、短答対策としての知識と論文対策としての知識は、仮に範囲が重なっ […]

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年 新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
答案を書くための 行政法集中演習」
(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
憲法(法学書院)
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