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宍戸・曽我部「憲法演習サブノート」(弘文堂)の使い方についてご質問をいただきましたので、私なりの考えを書かせて頂きます。 ざっと目を通してみましたが、この解説では、答案の最初から最後に至るまでの過程、すなわち、答案全体の流れや答案で使うべき判断枠組みを把握することは難しいです。 憲法の論文対策として大事なことは、以下の3つです。 ①「保障→制約→違憲審査基準の定立(主として人権の重要性と制約の態様を考慮)→目的手段審査による当てはめ」という違憲審査の基本形をはじめとする「事案類型ごとの違憲審査枠組み」を身につける ②事案類型ごとに違憲審査枠組みで照らしながら問題文を読み、判例学説・問題文のヒン […]
憲法演習サブノート210問にざっと目を通してみましたが、答案例どころか答案構成例すら示されていないですし、答案の最初から最後に至るまでの過程、すなわち、答案全体の流れや答案で使うべき判断枠組みが分かりやすく示されているわけでもありません。 憲法の論文対策として大事なことは、①「保障→制約→違憲審査基準の定立(主として人権の重要性と制約の態様を考慮)→目的手段審査による当てはめ」という違憲審査の基本形をはじめとする「事案類型ごとの違憲審査枠組み」を身につけること、②事案類型ごとに違憲審査枠組みで照らしながら問題文を読み、判例学説・問題文のヒント・その場で考えたことを選択した違憲審査枠組みという「 […]
ご質問いただきありがとうございます。 仮に、令和3年予備試験一発合格・令和4年司法試験一発合格でも、司法試験合格時点で28歳ですから、いわゆる五代法律事務所に入所するのはちょっと難しいと思います。準大手なら、令和4年予備試験合格・令和5年司法試験合格でも、入所可能なところもあるかもしれません。 正直、今の年齢を踏まえると、上記の通り、予備試験一発合格かどうかはさほど重要ではないです。因みに、大手法律事務所以外でも、予備試験受験回数はさほど重要ではありません。重視されている受験回数は、司法試験のほうです。 それから、五代法律事務所以外でも大きな案件に携わることは可能ですから、もう少し情報収集をな […]
先ほど、令和3年予備試験解答速報「民法」「商法」を公開しました。 残り2日間で、「民事訴訟法」「刑法」「刑事訴訟法」の解答速報も公開いたします。 。
予備試験論文式、本当にお疲れ様でした。 重要問題習得講座や予備過去問講座で論文演習を行ってきており、重問掲載問題について問題文を見れば解答方針がぱっと思いつくレベルには到達しているのであれば、基本的には、司法試験レベルの問題に対応できるようになるために、司法試験過去問の演習・分析をやれば足りると考えます。 もっとも、行政法については事例研究行政法、刑事訴訟法については事例演習刑事訴訟法までやっておくのがベストです(類題が出題される可能性が高いからです)。それ以外の科目については、重問・予備試験過去問・司法試験過去問で十分であると考えます。 参考にして頂ければと思います。
吉祥寺駅構内ビラ配布事件(最判S59.12.18)における伊藤正己裁判官の補足意見は、「一般公衆が自由に出入りできる場所は、…表現のための場として役立つことが少なくない。道路、公園、広場などは、その例である。これを「パブリック・フォーラム」と呼ぶことができよう。」と述べています。 その後、大分県屋外広告物条例事件(最判S62.3.3)における伊藤正己裁判官の補足意見は、「ビラやポスターを張付けするに適した適当な場所や物件は、道路、公園等とは性格を異にするものではあるが、私のいうパブリック・フォーラム…たる性質を帯びるものということができる。」と述べました。 C地区内の特別規制区域は、その相当部 […]
来期リリース予定の短文事例問題講座の概要は、以下の通りでございます。 判例・過去問などをベースにした短文事例問題を使い、主要論点を網羅するとともに、基本7科目に共通する&科目特有の考え方・書き方の作法も習得できる内容にします。 予備試験過去問に入るための基礎固めを目的としているため、問題の難易度は予備試験・旧司法試験過去問よりも下げます。学習段階に合った問題を作成いたします。 講義時間は、1問15~20分前後、合計50問で15時間程度です。 問題文・答案は全て私がいちから作成いたします。 価格は、120,000円~150,000円の範囲で決定する予定でございます。 参考にして頂ければと […]
先ほど、令和3年予備試験解答速報「行政法」を公開しました。 設問1では、①本件条件(附款の一種)の取消訴訟、②本件許可の取消訴訟、③Aの目的達成手段として①と②のいずれがベストであるかの3点について言及することは求められています。 ①本件条件の取消訴訟では、本件条件が本体たる本件許可から独立して取消訴訟の対象となる「処分」に当たるか、②本件許可の取消訴訟では、名宛人自らが授益的行政処分の取り消しを求めることについての訴えの利益が問われています。 ③2つの取消訴訟の比較検討では、各訴訟の取消判決の効力の生じ方に着目します。 設問2では、①「Aは、近隣の県では本件条件のような内容の条件は付されてい […]
憲法の解答速報に限り、サンプルとして、加藤ゼミナールに会員登録をしている方々に限定しないで一般公開しております。憲法以外の6科目の解答速報は、会員登録をしている方々のみ閲覧することができます。 表面的な解答筋だけでなく、参考答案の背後にある考え方・書き方も参考にすることで、来年以降にも活かせるような分析をして頂きたいと思います。 本問で大事なことは2つです。 . 違憲審査の基本的な枠組みで照らしなら問題文を読み、違憲審査の基本的な枠組みを「答案の骨格」として、そこに、判例知識、学説知識、問題文のヒント及びその場で自分が考えたことを「肉付け」する形で答案に反映する。 広告物掲示と印刷物配布とで周 […]
令和3年予備試験論文の問題文が公開されました。 公法系民事系刑事系法律実務基礎科目一般教養科目 明日から、加藤ゼミナールのウェブサイト上で、令和3年予備試験論文式の基本7科目の解説・答案を公開いたします。 答案は、全て、「1枚22行1行28~30文字」の書式設定で4枚以内(88行以内)で書き上げます。 令和3年予備試験論文式を受験した方には、ご自身の答案の出来を確認する上で参考にして頂きたいと思います。 令和3年予備試験論文式を受験していない方のうち令和4年以降の予備試験合格を目指している方は、自力で予備試験論文式の問題を検討することで、本試験の問題に体当たりし、出題傾向及び自分と予 […]
令和3年予備試験論文式、本当にお疲れ様でした。 7月13日(火)から、論文基本7科目の解答速報がスタートしますので、解答速報も参考にしながらご自身の出来を確認して頂き、来年の本試験に向けた勉強をスタートして頂きたいと思います。 本日発表した通り、加藤ゼミナールでは、皆様の学習支援の一環として、以下の①~③をご用意しております。 ①資格スクエアの入門講座受講者様を対象とした司法試験対策講座の無料付与 ②令和3年予備試験論文式を受験された方々を対象とした全講座10%OFF ③分割手数料負担なしの銀行振込による分割払い 令和4年司法試験に向けた勉強を開始する方には①や②を、令和4年予備試験に向けた勉 […]
この度、加藤ゼミナールは、(株)サイトビジット様(資格スクエアの運営会社)との間で、(株)サイトビジット様が販売・提供する予備試験入門講座(5期・6期)の受講者様を対象とする司法試験対策講座の無料付与の限りにおいて、業務提携することとなりましたので、ご報告申し上げます。 ほとんどの方には、「サイトビジット」よりも「資格スクエア」のほうが馴染みがあると思いますので、以下では、「(株)サイトビジット様」を「資格スクエア様」と表示します。 現在、資格スクエア様では、複数の予備試験入門講座を販売・提供しており、第5期・6期の予備試験入門講座については、第6期の逆算論文のプランを除き、予備試験最終合格者 […]
7月10日(土)から令和3年予備試験論文式がスタートします。 明後日から予備試験論文式を受験する皆様に、私からメッセージを送らせて頂きたいと思います。 1.自信をもって臨む 自信がないと、問題文を読んだ後のファーストインプレッションを信じることができず、深読みしすぎてしまう危険があります。 論点Aが問題になっているという心象を頂いたものの、この心象を信じることができず深読みしすぎた結果、問われていない論点Bを書いてしまうなどです。 また、考えすぎて問題処理に時間がかかってしまう可能性もあります。 自分を追い込むのは、試験前日までです。 試験当日は、これまで予備試験に向けて勉強をし […]
久しぶりにブログを更新しました。 今日は、論証にマーカー・アンダーラインを引く意味について、紹介いたします。 総まくり講座2021と労働法速修テキスト講座では、記憶の範囲と優先順位を明確にするために、4色のマーカー・アンダーラインの指示をしています。 もっとも、テキストにマーカー・アンダーラインを引くことには、上記のほかに、論証の構造の理解を促進することにもあります。 私のマーカー・アンダーライン指示における色分けは、以下の通りです(なお、優先度は、マーカー>アンダーラインです)。 ブ ル ー:解釈の結論(規範を含む)、原則 ピ ン ク:理由付け、趣旨 オレンジ:反対利益、例外 ※アン […]
予備試験対策パックをご購入いただき、誠にありがとうございます。 ご質問中の「初めから一元化教材を作成することを意識した勉強をしたいと考えております。」とは、総まくりテキストや論証集を参照しながらご自身で論文用のまとめノートを作成するということでしょうか? それだと来年の予備試験に間に合わないと思いますし、非効率でもあります。 そこで、総まくり論証集を一元化教材として使用した上で、論証集の論証を自分に合った水準・短さ・表現に修正するという方法が最も効果的であると考えます。その過程で、理解と記憶が促進されます。 参考にして頂けますと幸いでございます。
予備試験対策パックをご購入いただき、誠にありがとうございます。 まず、短答と論文の一元化教材の区別についてですが、総まくり講座では、刑事訴訟法を除き、総まくりテキストを使って講義を視聴した後に総まくり論証集を使った論文用のインプットを完成させることを想定しています(刑事訴訟法では、答案例や図解が多いテキストを使った方がいいと思います。これらが頭に入っているのであれば、論証集でOKです)。 次に、短答の教材ですが、総まくりテキストのうち、憲法・民法・刑法については、短答対策にも対応しているので、短答対策としては総まくりテキストを使って頂くことを強く奨励いたします。判例六法だと法体系を意識しながら […]
ご質問頂きありがとうございます。 弊社では、今のところ、判例百選を用いた判例百選講座を販売する予定はございません。 インプット講座である総まくり講座2021では、論文対策として必要な判例に関する情報が網羅されているため、総まくり講座2021と判例百選講座とが大部分重複する(前者が後者をほぼ完全に包摂する)ことになると考えられるからです。 そこで、基本7科目について、論文対策として判例学習をなさる場合には、判例に関する情報が論証をはじめとする答案で使える形で網羅されている、総まくり講座2021を受講して頂くことをお薦めいたします。 参考にして頂けますと幸いでございます。
加藤ゼミナールでは、現在、短文事例問題集を使った講座は、労働法重要問題100選講座だけとなります。 もっとも、弊社では、来年から、基本7科目の入門講座の販売も開始し、それに伴い、各科目50問前後の短文事例問題講座もリリースされます。 予定では、来年2月あたりから順次、科目ごとに短文事例問題講座の動画公開及び教材配送がスタートします。 参考にして頂けますと幸いでございます。
私は、「浪人生には答練は必須」とは考えらず、そのような助言は個別事情を無視した不適切なものであるとも考えています。 例えば、インプットが足りていない、司法試験過去問の分析が不十分であるというのであれば、予備校答練を繰り返しても弱点の改善になりません。テキストの読み込みによりしっかりと知識を身につけたり、司法試験過去問の演習・分析を通じて頭の使い方・答案の書き方・本試験レベルの深い出題に耐えうる深い理解などを身に付けるべきです。 こうしたことができていない状態で予備校答練を何度繰り返しても、不合格水準の答案の作成を繰り返すだけですから、意味がないです。予備校答練の大きな役割は、ペースメイキングと […]
論文演習には、基礎固めをする段階(1段階目)と本試験レベルの問題に対応できるだけの実力を身につける段階(2段階目)とがあります。 1段階目では、「短文事例」かつ「捻りが少ない」問題を使うのが望ましいです。なるべく、予備試験・旧司法試験過去問よりもシンプルなものにするべきです。 行政法を除き、「伊藤塾試験対策問題集」を使って頂くことをお薦めいたします。民法の「伊藤塾試験対策問題集」に目を通しましたが、解説も非常に分かりやすく、問題の難易度も丁度よく、答案の流れ・文章も悪いくないです。市販演習書として非常にお薦めです。 行政法については、手前味噌になりますが、私が執筆している、受験新報2019 […]
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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