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令和3年司法試験、本当にお疲れ様でした。 ご質問の内容が「仮に今回で失権した場合」を想定したものであるため、「もしもの場合に備えて今から再チャレンジの準備をするのであれば、どうするべきか」というご質問に対する回答をさせて頂きます。 まず、「私が登壇する本試験の分析会や今後の勉強計画について相談できる対面形式のオフライン会」についてですが、感染状況が落ち着かないこのご時世ですので、開催する予定はございません。オンライン形式で何かできればと検討しているところでございます。 次に、今年受験5回目で、もしもの場合に備えるならば、まずは法科大学院経由と予備試験経由のどちらで司法試験を目指すのかを決断する […]
私の場合、5月から翌年5月までの勉強計画をおおまかに立てた上で、1カ月ごとに1週間単位でさらに細かい勉強計画を立て、適宜修正しながら勉強計画に沿って勉強を進めていきました。 まず、5月から8月までの間は、ひたすら司法試験過去問の答案練習をやりました。フルタイムでアルバイトをしながらの受験勉強であったため、平成18年から平成24年までの合計49問の答案練習と復習で8月が到来しました。私は知識量は十分足りている一方で、途中答案の弱点があったため、途中答案対策に重点を置きました。 次に、8月から翌年1月末までは、ひたすらまとめノートを作っていました。もともとまとめノートがあったのですが、司法試験過去 […]
私の同期等を見ていると、裁判官任官で重視されているのは、①司法試験の順位、②研修所内での起案の成績及び③年齢の3点です。学歴は、少なくとも任官の段階では、さほど重視されていないと思います。あまり聞いたことのない大学・法科大学院出身の方でも任官した方がいます(但し、その方は平成26年司法試験に2桁で合格しているので、かなり優秀です)。 年齢についてですが、30前後で任官した人もいますから、一発合格して30歳か31歳になる年に研修に入れば、年齢だけを理由としてはじかれることはないと思います。ただし、その分だけ、①司法試験の順位と②研修所内での起案の成績で挽回する必要があると思います。 私の修習同期 […]
この度、司法試験・予備試験のオンライン予備校を事業内容とする、加藤ゼミナールを設立いたしました。 社名に「ゼミナール」と入れたことには、受験生の皆様と講師である私との距離の近さを維持することで、受験生の皆様の声をしっかりと予備校運営に反映していくという、強い思いが込められております。 私は、予備校講師をはじめてからずっと、TwitterのDM、ブログのコメント欄、新しいブログにおける質問コーナーなどを通じて、受験生の方々と直接やり取りしてまいりました。 その過程で、私自身、法律の内容面についても、予備校講師や予備校としての在るべき姿についても、学ばせて頂くことが非常に多く、成長させて頂きま […]
令和3年司法試験及び予備試験短答式、本当にお疲れ様でした。 今年は、試験直前に緊急事態宣言が発令及び延長されたことにより、実施日程が延長されるのではないかと不安を抱えながら勉強を続けていた方が多いと思います。 また、去年8月よりも感染状況が悪化していたため、感染に対する不安も大きかったと思います。 さらに、試験会場での検温・マスク着用など、様々な負担があるなかでの受験でした。 文系最高峰の国家試験を、過去に例を見ないほど厳しい環境の中で受け切ったんです。 私達には想像することができないほどの心身の負担があったと思います。 & […]
令和3年司法試験論文式、本当にお疲れさまでした。 これからは、時間との戦いです。 前回の動画と同じことをお話しすることになりますが、直前期における短答試験対策の肝は、時間の使い方です。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶としてストックしておくのが難しいです。 そのため、これから各科目の短答試験までの間に、効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが肝になってきます。 皆さんの中で、刑事系論文が終わった後 […]
民事系論文、本当にお疲れ様でした。 これで、司法試験の約3分の2を終えたことになります。 残すは、刑事系論文と短答3科目です。 民事系は、選択科目や公法系に比べて解答筋が不明瞭であることが多いので、初日以上に、自分の出来不出来が気になるかもしれません。 しかし、ここで過去を振り返ってはいけません。Twitterや5ちゃんねるに振り回られてもいけません。過去を振り返ることのないよう、自分をしっかりと律する必要があります。 こうしたことが、今、皆さんに問われています。 私から皆さんにお伝えしたいことは、以下の3つです。 中日の使い方 中日の使い方は、人によって異なると思います。 これ […]
司法試験の初日、本当にお疲れ様でした。 司法試験の初日は、試験時間が一番長いですし、一番緊張すると思います。 緊張から前日に十分眠れなかったり、復習が間に合わないため睡眠時間を削って試験に臨んだという方もいると思います。 今日は、しっかりと休み、明日の民事系論文に向けてコンディションを整えましょう。 私から皆さんにお伝えしたいことは、以下の3つです。 民事系論文で頭をフル回転させるためにしっかりと休む 明日の民事系論文では、頭をフル回転させる必要が高いです。 無理をして知識を詰め込むよりも、ちゃんと休んで脳を回復させたほうが良いです。 どんなに知識を詰め込んでも、頭の回転が鈍くなっているために […]
いよいよ、明日から司法試験が始まります。 新型コロナウィルス感染症の感染状況と緊急事態宣言中であることを踏まえ、今年も試験会場に立たないことにしました。 そこで、明日から司法試験を受けてくる皆様に、私からメッセージを送らせて頂きたいと思います。 論文全科目に共通する重要事項 論文試験で留意するべきことは多岐に渡りますが、特に優先順位が高いものが以下の7つです。 この7つは、最低限、守って頂きたいと考えております。 (1)自信をもって臨む 自信がないと、問題文を読んだ後のファーストインプレッションを信じることができず、深読みしすぎてしまう危険があります。 論点Aが問題になっていると […]
当てはめにおける事実評価ができるようになるためには、①事実から評価をイメージするために必要とされるイメージ力、イメージを答案に反映するために必要とされる文章力、及び②当てはめで使う法規範の正しい意味に関する知識が必要です。 ①は、基礎学力的なものであり、答案練習を繰り返したり、良質な答案に目を通すことにより、イメージ力を高めるとともに、文章表現に慣れることになります。複数の事実をグルーピングして事実群に対する評価をするということも、①に属する能力です。 ②当てはめで使う法規範は、物理数学における公式です。公式の意味を深く正しく理解しているからこそ、公式を正しく分かりやすく適用することができます […]
まず、これから、法科大学院の授業で勉強したことのうち司法試験論文対策として有効であると思われることや、司法試験過去問や市販演習書を使った演習から得たことを一元化教材に集約するためにも、一元化教材は必要です。網羅性という点では、辰已法律研究所の趣旨規範ハンドブックでも構わないと思います。あとは、法科大学院の授業や演習を通じて、趣旨規範ハンドブックのうち司法試験対策として記述が浅い・足りない部分に知識等を補充することにより、趣旨規範ハンドブックを司法試験対策用の教材としてカスタマイズしていきましょう。 次に、インプットの方法には、①一元化教材を何度も読み込む方法と、②演習の過程で出てきた分野論点の […]
予備校の入門講座を利用していなくても、各科目について、薄めの基本書で全体像を把握するとともに、短文事例問題を通じて基礎的な演習をある程度を経験することにより、秒速シリーズを受講するための基礎固めを終えることは可能です。 基本書としては、下記のものをお薦めいたします。因みに、あくまでも全体像を把握すれば足り、難しいことや深いことについては、全て、秒速シリーズで学習すれば足りますから、基本書を読んでいて分からないことがあっても立ち止まらないようにしましょう。 木下智史・伊藤建「基本憲法Ⅰ」(人権)/芦部信喜「憲法」(統治) 憲法に限り、2分冊となります。 中原茂樹「基本行政法」 潮見佳男「民法(全 […]
特に出題可能性の高いものを10個厳選するのであれば、以下の通りです。 故意行為を利用した間接正犯事例における故意ある補助的道具に関する学説対立 方法の錯誤における抽象的法定符合説と具体的法定符合説の対立 併発結果の事例における一故意犯説と数故意犯説の対立 被害者の承諾及び自殺関与罪・同意殺人罪における法益関係的錯誤説と条件関係的錯誤説(重大な錯誤説)の対立 原因において自由な行為の理論における学説対立 共同正犯の抽象的事実の錯誤における犯罪共同説と行為共同説の対立 承継的共同正犯に関する学説対立 共同正犯関係からの離脱において物理的因果性だけが残存する場合おける学説対立(離脱肯定説、離脱否定説 […]
①会社法106条本文は、民法の共有の規定に対する「特別の定め」(民法264条但書)として、準共有株式の権利行使については、権利行使者の指定及びその通知が必要であるとのルールを定めており、②会社法106条但書は、①のルールに対する例外として、「株式会社が…同意した場合は、この限りではない」と定めています。 ①における権利行使者の指定については、共有物の管理行為(民法252条本文)として、持分価額の過半数で決定することができると解されています(最判H9.1.28・百11)。 仮に会社法が①のルールを定めていない場合、準共有株式の権利行使については、民法264条本文の適用により、民法の共有に関する規 […]
逮捕に伴う無令状捜索差押えの実質的根拠に関する学説対立の本質は、無令状捜索差押えの許容範囲を画する際に①「証拠存在の蓋然性の一般的な高さ」に加えて②「証拠保全の緊急の必要性」まで要求するべきかという点です。 ①で足りるとするのが相当説(合理説)、①に加えて②も必要とするのが緊急処分説です。 無令状捜索差押えが許容されるのは、相当説からは①が妥当する範囲、緊急処分説からは①②の双方が妥当する範囲となります。 このように、緊急処分説からは、相当説に比べて、無令状捜索差押えの許容範囲が狭くなります。①を欠くが②が妥当するため無令状捜索差押え可能、という解釈にはなりません。 というように、少なくとも両 […]
民法については、沖野ほか「民法演習サブノート210」がお薦めです。民法の演習書では、網羅性を重視するべきです。なお、ロープラクティス民法だと、情報量が多するぎるため、回しきれないと思います。 憲法については、司法試験過去問と予備試験過去問(人権からの出題に限る)をやっておけば十分です。この2つだけでもかなりの量になります。憲法では、とにかく、過去問を通じて問題文の読み方と答案の書き方をマスターすることが大事ですから、演習書をやる余裕があるのであれば、その時間を過去問を繰り返すことに回しましょう。憲法の場合、演習書をやっても、たいした学習効果を得ることはできないと思います。 参考にして頂けますと […]
まず、第一譲受人が第二譲渡を詐害行為として取り消そうとするのは、第二譲受人が所有権移転登記を具備している場合です。仮に登記名義が売主(債務者)のままであるのであれば、第一譲受人は対抗関係において負けていないわけですから、第二譲渡を詐害行為として取り消そうとはしません。登記名義が売主(債務者)のままである場合、第一譲受人としては、不動産の登記請求権を保全するための処分禁止の仮処分の申立てをした上で、売主を被告として所有権移転登記手続請求訴訟を提起することになります。 次に、論証4の通り、第一譲渡人は、自己に所有権があることを前提として、第二譲受人に対して、自己への所有権移転登記を求めることはでき […]
正しくは、「Xがレポート提出等の代替措置を認めて欲しい旨を繰り返し申し入れていたことと、~」となります。 お詫びの上、訂正させて頂きます。
まず、「甲は、Bの委任を受けて、Bの収容及び強制出国の根拠となった特労法の規定が憲法違反であるとして、国家賠償請求訴訟を提起しようと考えた。」という文章における「根拠となった特労法の規定」は、「Bの収容」にもかかっています。 次に、仮に出題者が適用違憲まで書かせたいのであれば、そのことをもっと分かりやすく示すために、上記の問題文を「甲は、Bの委任を受けて、Bの収容自体と、強制出国の根拠となった特労法の規定が憲法違反であるとして、国家賠償請求訴訟を提起しようと考えた。」といった表現にしているはずです。 そして、「ただ、滞在中に妊娠することを禁じられていると知っていたので、望んで妊娠したわけではな […]
憲法は、平成30年から令和2年です。「保障→制約→人権の性質と規制の態様等を考慮して違憲審査基準を定立→当てはめ(目的手段審査)」という違憲審査の基本的な枠組みの使い方、問題文のヒントに従って何についてどう論じるべきかを判断する姿勢と読解のコツを習得する上で非常に有益です。 行政法は、出題頻度の高い行政裁量、処分性及び原告適格が出題されている問題のうち、平成21年、平成24年、平成26年、平成27年、平成29年及び平成30年あたりです。 民法は、平成23年、平成25年、平成27年、平成28年及び平成30年です。 商法は、平成20年、平成26年、平成28年及び平成30年です。 民事訴訟法は、平成 […]
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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