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刑法の論文学習で大事なことは、次の3つです。 1つ目は、条文・論点の学習において、刑法の理論体系を意識するということです。 刑法の理論体系は、行為無価値論的見解からは、客観的構成要件(主体、客体、行為、結果、因果関係)→主観的構成要件(故意、主観的違法要素)→違法性(≒違法性阻却事由の不存在)→有責性(責任能力、責任故意、期待可能性)→刑罰権の発生(客観的処罰条件、一身処罰阻却事由)→刑の免除・減軽(心神耗弱、中止犯、過剰防衛など)と整理されます。 条文、論点ごとに、どこでどのように問題になるのかを明確にしながら理解・記憶しましょう。 例えば、強盗利得罪における処分行為の要否に関する論点が強盗 […]
加藤ゼミナールでは、2024年10月16日(水)18:00~20:00、ベリーベスト法律事務所、東京スタートアップ法律事務所、ネクスパート法律事務所による合同説明会を開催いたします。 合同説明会は、都内ホテルのレストランにおいて、立食パーティーの形式で開催いたします。 ✓参加費無料 ✓服装自由 当日は、各事務所の代表弁護士がパートナー弁護士やアソシエイト弁護士と一緒に参加なさいます。 テーブルごとに各事務所の弁護士が1~2名おりますので、事務所紹介の後はテーブルを自由に移動して各事務所の弁護士の方々と直接お話して頂けます。 急成長を遂げている弁護士事務所の代表者やパートナーとお話しできる大変貴 […]
民法では、請求と法律要件を意識することが極めて重要です。 民法では、ある人(法人を含む。以下同じ。)からある人に対する請求が認められるかが問題となり、その請求は法律上の根拠(民法206条、415条、709条など)に基づくものでなければいけません。したがって、まず初めに、請求の法律上の根拠を特定する必要があります。 次に、請求の法律上の根拠を出発点として、その請求の法律要件を把握して、法律要件ごとにその充足性を検討することになります。いわゆる論点(判例、学説)は、法律要件の検討過程の一部にすぎません。 これは至って当然のことであり、多くの受験生は、答案練習では自然とできていることだと思います。 […]
憲法論文では、まずは、①違憲審査の基本形に関する深く正しい理解と、②人権ごとの定義、保障内容、保障の趣旨といった教科書知識をしっかりと身に付けることが重要です。 違憲審査の基本形とは、保障→制約→違憲審査基準の定立→違憲審査基準の適用(目的手段審査)という枠組みであり、司法試験でも予備試験でも頻出です。 学説が違憲審査の基本形を採用している領域(典型的には、表現の自由、職業の自由など)では、①違憲審査の基本形で「答案の骨格」を作り、②の教科書知識や判例学説は「肉付けの一部」として整理して理解・使用することになります。 これが出来るようになったら、③法人の人権と構成員の人権の衝突、私人間効力、政 […]
加藤ゼミナールでは、毎週、予備試験講座説明会を開催しております。 短期合格者を多数輩出している高野講師が「予備試験講座の概要」に加えて、「予備試験の勉強法」や「攻略法の最新動向」についてまで説明いたします。 参加特典🈹もございますので、是非ご参加ください! お申込みはこちらからお願いいたします。
先日、ぎょうけい新聞社様から取材を受けました。 取材内容は、ぎょうけい新聞社様が産経新聞社様と共同で出版する『煌めくオンリーワン・ナンバーワン企業 2025年版~21世紀を拓くエクセレントカンパニー~』という本に掲載されます。 取材では、加藤ゼミナール設立の経緯、予備校運営で大事にしていること、今後の展望と共に、現在開発中の新サービスについてもお話させて頂きました。 取材の様子はこちらからご覧いただけます。
今日は、慶應ロースクールOBあるあるを紹介します。 それは、予備校・教育関係で起業している方が多いということです! 鬼頭 政人東大→慶應Law 資格スクエアの創業者 . 伊藤 建 慶應→慶應Law BEXAの創業者の1人 . 工藤 北斗(本名:岩崎 北斗)早稲田→慶應Law アガルートアカデミーの創業者 . 加藤 喬青学→慶應Law 加藤ゼミナールの創業者 . 晋川 陸弥北大→慶應Law ロースクールタイムズの創業者 . 私と伊藤建先生は慶應ローの同級生であり(伊藤塾での校舎・期も同じです。)、伊藤塾時代から一緒だった慶應ローの同級生には独立・起業した方が多くいます。 […]
司法試験予備校の代表者の多くに共通していることがあります。 それは、氏に「藤」が付いているということです!笑 伊藤塾 伊藤 真(塾長) 伊藤 真輝(代表) . 辰已法律研究所 後藤 守男(所長) . アガルート 工藤 北斗(講師名) ※工藤北斗氏は講師名で、本名は岩崎北斗氏です . 資格スクエア 佐藤 郁夫(前代表) ※資格スクエアの代表は当初は鬼頭正人氏で、その後、佐藤郁夫氏に代わり、今は佐藤郁夫氏も資格スクエアの代表を退任しています . bexa 伊藤 建(共同代表の1人) . 加藤ゼミナール 加藤 喬(代表) 次回も、司法試験予備校関連の小ネタを紹介いたします☝
慶應義塾大学法科大学院に合格された皆様 合格おめでとうございます! 私が慶應ローに合格したのは今から15,6年ほど前ですが、大学受験がスポーツAO入試だった私は、法科大学院入試が人生初の全国規模での一般受験だったこともあり、合格当時のことは鮮明に記憶しています。 合格発表当日は、期待と不安を胸に、狭いワンルームでパソコンに張り付いた状態で、合格発表を待っていました。 慶應ローは繋がりが強く、在学中の人間関係だけでなく、合格後も続く良い人間関係を築けると思います。 弁護士実務をやっていない私でさえ慶應ローの同期とはよく会いますし、司法試験合格祝賀会に参加された弁護士の中には慶應ローの友人である経 […]
予備試験論文おつかれさまでした! これから司法試験合格を目指した勉強をスタートする方は、司法試験の出題の特徴とボリュームに慣れるためにも、過去問演習をしっかりとやりましょう。 例えば、行政法では、問題文のボリュームが多い上に、会議録で「何を、どう論じるべきか」についてバンバン誘導されますから、予備試験に比べて問題処理のプロセスがだいぶ変わってきます。 また、民事系では毎年のように現場思考問題が出題されるため、現場思考問題に対処するコツを確立する必要もあります。 司法試験では、予備試験に比べて出題範囲の偏りが強いので、その分だけ過去問の流用頻度が高いです。それだけに、頻出の分野・論点については、 […]
お問い合わせ頂きありがとうございます。 気になるのは、司法試験過去問講座の到達点が「各問題である程度の答案構成と論証が浮かぶまで」という点です。 事例ごとの答案構成(条文、論点の組合せを含む解答筋みたいなもの)と論証を想起できるようになるというのは、重問や基礎問といった短文事例問題演習の到達目標であって、司法試験過去問では、どう書いたか(科目・分野・論点ごとの点の入る書き方、現場思考問題の対処法)、問題文の読み方といった、もう一歩先の深い分析をする必要があります。まずは、過去問からこうしたことまで学べているのかを確認して頂けたらと思います。 その上で、改善案についてですが、問題演習中心の勉強だ […]
司法試験論文では平成30年から学説対立が出題され、予備試験論文では令和5年に学説対立が出題され、遂に令和6年度実施の中央大学法科大学院の入試でも学説対立が出題されました。刑法論文において学説対立をはじめとする多角的検討を求める傾向は、今後も続くと考えられます。 学説対策では、細かい学説対立まで追いかけるのではなく、自説と反対説だけをおさえておけば足り、各説の理由付けよりも「分岐点」と「論点の組合せ」を重視しましょう。 例えば、事後強盗罪の性質については、①真正身分犯説 → 65ⅠⅡの関係に関する判例通説 → 65Ⅰの「共犯」には共同正犯も含まれる、②結合犯説 → 承継的共同正犯の肯否 という2 […]
予備試験過去問で出題されていない分野・論点を中心として、実際に出題されそうなものをピックアップしています。 大部分の問題では、当該年度の問題全体ではなく、出題可能性の高い分野・論点に関する部分だけを確認しておけば足ります。 下記の科目ごとの過去問でも、出題可能性の高いテーマ、分野、論点をピンポイントに挙げています。 憲法 平成20年 フィルタリングソフト法案 平成21年 大学における学問の自由 平成22年 生存権(処分違憲型) 平成30年 有害図書規制 令和5年 生存権(法令違憲型&制度後退) 行政法 平成19年 入管法に基づく強制収容・送還 平成24年 土地区画整 […]
論文試験における法令名の表記方法はいくつかありますが、試験本番で迷わないようにし、かつ、極力無駄な記述を減らすために、効率的な表記方法を決めておきましょう。 ✓法令の正式名称を書くべきか ✓法令の正式名称を飛ばしていきなり略称を用いていいか ✓法令の略称も飛ばしていいのか ✓複数の法令が登場する場合において複数の法令をどのように表記するべきか 基本7科目では、公法系以外では、一つの法律しか登場しないことが多いです。その場合、一番最初には「民法〇条」「会社法〇条」「民事訴訟法〇条」…というように法律の正式名称を表示するべきですが、それ以降は、「民法〇条(以下、法典名を省略する)」などと書くことな […]
司法試験及び予備試験のデジタル化の概要が発表されました。 https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00238.html 以下では、受験方法のデジタル化に関する概要のうち重要と考えるものを紹介いたします。 1⃣導入時期 司法試験:令和8年から短答・論文で導入予定 予備試験:令和8年では論文でのみ導入予定 2⃣使用するパソコン 法務省で用意する、OSはWindows11Pro 3⃣CBT試験の練習版・体験版 法務省のHP等で提供する予定あり 4⃣文字入力 ・入力ソフトは日本語Microsoft-IMEの予定 ・コピペ、 […]
「公訴事実の同一性」(刑訴法312条1項)は、単一性と同一性の双方を満たすことを必要とする概念ではありません。 新訴因が旧訴因と犯罪として両立し得るものとして主張されている場合には【単一性】により判断し、両立し得ないものとして主張されている場合には【狭義の同一性』により判断します。 例えば、検察官が被告人を住居侵入罪で起訴した後に、侵入先の住居内で窃盗も行っていたとして窃盗罪でも起訴するために訴因に窃盗を追加する場合(これは、狭義の「追加」ですが、広義では「変更」です)には、【単一性】が問題となり、両者は牽連犯(刑法54条1項前段)として実体法上科刑上一罪となりますから、単一性、ひいては訴因の […]
加藤ゼミナールで倒産法講座を担当している深澤直人講師が令和6年司法試験倒産法の即日作成答案を作成しましたので、私のブログでも紹介させて頂きます。 問題ごとの詳細な雑感もありますので、是非参考にして頂きたいと思います。 第1問 【雑感】 設問1について 破178条、177条に辿り着くことができたか 破178条、177条に辿り着くことができたとして、その双方を挙げることができたか(司H30採点実感参照) が評価の分かれ目であると考えます。 . 取締役が負う善管注意義務の具体的内容 本件でとるべき「保全処分」の具体的内容 は、加点部分になるものと思われます。 設問2について 破産者の義 […]
短答対策では、過去問からの出題に備えて過去問中心の勉強をしますが、過去問以外からも出題されるため、少なくとも合格ラインが高い予備試験短答では、短答過去問の知識だけで合格ラインに到達することは難しいです。 短答過去問集を周回するだけで合格できている人も、普段の勉強で短答過去問以外の身に付いているから合格できているわけであり、決して、短答過去問の知識だけ合格ラインに到達しているわけではありません。 過去問中心のインプットをしつつ、過去問から出題範囲をイメージして過去問以外の条文・判例にも目を通しておくべきです。 逆に、短答過去問の正答率を100%にする必要もありません。現実的に無理がありますし、む […]
司法試験合格・予備試験合格を目指すうえで、現実的な合格答案をイメージすることは非常に重要です。 普段の勉強では、インプットでもアウトプットでも、現実な合格答案のイメージから導かれる「自分が目指すべき合格答案像」を意識して行います。 例えば、記憶が苦手であり、かつ、答案の分量も少ないのであれば、インプットでは論証をぎりぎりまでシンプルにして記憶する必要がありますし、場合によっては規範までシンプルにする必要があります。 また、アウトプットでも、現実離れした答案を目指すのではなく、「自分が目指すべき合格答案像」を目標として答案を作成し、添削することになります。 現実的な合格答案のイメージを掴んで頂く […]
基礎問題演習講座2023を受講して頂きありがとうございます。 基礎問題演習講座2024では、令和6年以降の受験を想定して、最新の法改正(性犯罪関連の法改正を含む)に従って答案を作り直すとともに、重要判例(「宮本から君へ」事件など)を参考にした問題も追加されています。また、憲法では、問題数を大幅に増やすとともに、令和4年以降の出題形式を踏まえて総合問題として三者間形式の問題も用意しています。さらに、解説が追加されたことにより、関連知識まで確認できるようになり、知識面での復習もだいぶしやすくなったと思います。 したがって、来年の受験に向けて買い直して頂くことをお薦めいたします。 参考にして頂けます […]
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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