短答
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明日、予備試験短答式が実施されます。 以下では、令和5年予備試験短答式を受験される皆様へ、私からメッセージを送らせて頂きたいと思います。 直前期における短答対策で大事なこと 直前期における短答対策の肝は、短期間にできるだけ広範囲にわたって総復習をすることです。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶を持続するのが難しいです。 したがって、試験直前に効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで、枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが […]
司法試験短答式に向けて 司法試験論文式、本当にお疲れさまでした。 これからは、時間との戦いです。 前回と同じことをお話しすることになりますが、直前期における短答試験対策の肝は、時間の使い方です。 直前期における短答対策の肝は、時間の使い方です。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶を持続するのが難しいです。 そのため、これから各科目の短答試験までの間に、効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが肝になっ […]
例えば、短答120点で論文の成績を含む総合評価ではぎりぎり不合格だったが、短答が130~140点だったらぎりぎり最終合格できていたという場合に、勉強量と点数と相関しやすそうな短答で140点付近を目指して短答に重点を置いた勉強をしようとしてしまいがちです。 しかし、最終合格の確実性を高めるためには、論文の実力を底上げすることに重点を置くべきです。 理由は主に3つあります。 ①来年は法科大学院最終学年で司法試験を受験する受験生が出てくることにより、母集団の数と質が上がるため、合格ラインが高くなります。したがって、今年の合格ラインを前提として、それをちょっと超える水準を目指して勉強をしても、合格ライ […]
先ほど、令和3年司法試験・予備試験の短答式の正解及び合格点が発表されました。 私から、試験の結果に応じて、皆さんにお伝えしたいことがございます。 . 司法試験短答式に合格された方々 司法試験短答式に合格できなかった方々 予備試験短答式に合格された方々 予備試験短答式に合格できなかった方々 クリックすると該当箇所に移動します。 司法試験短答式に合格された方々には、論文試験の手ごたえも踏まえながら、9月の合否発表まで有意義な時間の使い方をして頂きたいと思います。 論文合格の手ごたえがある方は、司法試験の勉強以外のことに時間を使ってもいいと思います。合格後は、何かと忙しいですし、司法修 […]
令和3年司法試験論文式、本当にお疲れさまでした。 これからは、時間との戦いです。 前回の動画と同じことをお話しすることになりますが、直前期における短答試験対策の肝は、時間の使い方です。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶としてストックしておくのが難しいです。 そのため、これから各科目の短答試験までの間に、効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことができるかが肝になってきます。 皆さんの中で、刑事系論文が終わった後 […]
令和3年司法試験まで約3週間です。 短い期間で、論文対策と並行しながらどのように短答対策をすればいいのかについて悩んでいる方もいらっしゃると思います。 司法試験の短答試験では、6割(105点/175点)取れば合格できます。 憲法及び刑法では、論文知識、論文的思考及び思考・読解のコツだけで解ける問題が6~7割あり、短答固有の細かい知識を使って解く問題は3~4割くらいです。なので、憲法及び刑法の短答対策としては、過去問を通じて思考・読解のコツを掴むことと、網羅性の高いテキスト(総まくりを受講している方なら総まくりテキスト)でA・Bランクの分野について条文、判例及び論点を確認することが重要であり、細 […]
短答対策の常識が変わる「令和2年司法試験短答過去問完全解説講義」をリリースいたしました 本講座は、問題類型に応じた解法と勉強法の習得に重点を置いています。 全ての問題について、問題類型を踏まえた効果的な解法を説明した上で、選択肢ごとに知識と解法を使って正誤を判断するプロセスを説明いたします。 知識という汎用性の低い情報だけを解説に反映するのではなく、知識の使い方と読解思考のコツという汎用性の高い技術(思考過程)まで解説に反映されているという点が、知識偏重の従来型の過去問集・肢別問題集の解説との大きな違いの1つです。 本講座により、短答対策の常識が変わります。 . 目次 1.短答対策の常識が変わ […]
短答式試験の問題類型 短答式試験の問題類型は以下の3つです。 ①短答知識重視の問題 ②論文知識重視の問題 ③思考読解重視の問題 ①は、刑法であれば、第1篇・総則(1条~72条)、第2編以降の犯罪のうち論文対策として正確に記憶する必要が乏しい構成要件要素(これの解釈に関する判例知識を含む)、244条1項・2項・3項など論文対策として正確に記憶する必要が乏しい条文知識を正面から問う問題です。 ②は、事例問題を通じて、論文対策として正確に記憶しておく必要のある知識を正面から問う問題等です。 判例の立場に従って因果関係の成否を判断させる問題であれば、記憶した個々の判例の事例・結論と選択肢 […]
短答式試験の問題類型 短答式試験の問題類型は3つです ①短答知識重視の問題 ②論文知識重視の問題 ③思考読解重視の問題 民法では、思考・読解重視の見解問題・学説問題等が出題されることはほどんどなく、ほぼすべての問題が①又は②に属する知識問題です。 しかも、憲法・刑法に比べて、論文知識だけで正誤を判断できる選択肢は少ないです。 以下が、令和2年司法試験短答式民法の問題の分類です。 ①短答知識重視の問題 24問 1、5、8、9~13、17~23、26~28、30、32~35、37 ②論文知識重視の問題 13問 2~4、6、7、14~16、24、25、29、31、36 ①短答知識重 […]
短答式試験の問題類型 短答式試験の問題類型は以下の3つです。 ①短答知識重視の問題 ②論文知識重視の問題 ③思考読解重視の問題 ①は、憲法であれば、論文対策として勉強する必要が乏しい判例の理由・結論、統治分野の条文知識等を正面から問う問題のことです。 ②は、人権の保障の内容といった判例学説以前の教科書知識(のうち、論文対策として勉強する必要が高いもの)、論文対策として勉強する必要が高い判例の理由・結論等を正面から問う問題のことです。 ③は、論文知識を前提とした思考・読解により正誤等を判断することができる問題のことです。見解問題・学説問題がその典型です。 令和2年司法試験の短答式憲 […]
今回の記事では、短答式刑法における「論文的解法」と「丸暗記解法」の違いについて紹介いたします。 短答式刑法の問題類型 ①短答知識重視の問題 ②論文知識重視の問題 ③思考読解重視の問題 ①は、刑法であれば、第1篇・総則(1条~72条)、第2編以降の犯罪のうち論文対策として正確に記憶する必要が乏しい構成要件要素(これの解釈に関する判例知識を含む)、244条1項・2項・3項など論文対策として正確に記憶する必要が乏しい条文知識を正面から問う問題です。 ②は、事例問題を通じて、論文対策として正確に記憶しておく必要のある知識を正面から問う問題等です。 ③は、主として学説問題です。問題を解く際 […]

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)
加藤ゼミナール代表取締役弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年 新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
答案を書くための 行政法集中演習」
(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
25年」行政法(法学書院)