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1257 件の検索結果
予備試験過去問講座の受講を検討して頂きありがとうございます。 特徴としましては、①秒速総まくり及び論証集とのリンクがあること、②秒速総まくり及び論証集との一貫性があること(これらの教材における知識・方法論に従って解説・答案を書いている)、③問題文に対するアプローチの仕方についても解説があることなどが挙げられます。 価格については、平成23年から令和3年までの合計11年分で100,000~120,000円(税込)を予定しております。 参考にして頂けますと幸いです。
刑法の三者間形式の問題における答案構成としては、小問及び自説で項目分けをする構成(以下「構成A」とします)と、自説を展開する途中で小問にも言及する構成(以下「構成B」とします)とがあります。 [構成A] 1.小問① 2.小問② 3.自説 [構成B] 1.要件a 2.要件b 3.要件c (1)小問① (2)小問② (3)自説 4.要件d 5.結論 いずれの構成によるべきかは、小問における対立が罪名の違いをもたらすものなのか、それとも同一罪名内におけるものにとどまるものなのかによって判断します。 令和1年司法試験設問2では、甲が窃盗未遂を犯した後に乙が甲との現場共謀に基づき事後強盗目的に基づく脅迫 […]
論文対策としての演習範囲は、インプットしただけで答案を書けるかどうかにもよります。例えば、演習を経験したことのある論点でなければ答案を書くことができないというタイプの方は、その分だけ、演習するべき範囲が広くなります。これに対し、演習を経験していない論点についても答案を書くことができるタイプの方であれば、出題可能性の高い論点、答案の書き方にコツを要する論点に限って演習をすれば足ります。 前者のタイプであれば、旧司法試験過去問を網羅的にやったほうがいいので、総まくりで取り上げられてない問題もやるのが望ましいです。これに対し、後者よりのタイプであれば、総まくりテキストで取り上げている旧司法試験過去問 […]
商法総則・商行為法については弥永真生「リーガルマインド商法総則・商行為法」(有斐閣)、手形・小切手法については早川徹「基本講義手形・小切手法」(新世社)をお薦めいたします。 参考にして頂けますと幸いです。
降格と配転が同時に行われている場合における権利濫用の判断において、東亜ペイント事件の判断枠組みを使うことは、間違いであると断定することまで出来ませんが、少なくとも一般的な理解ではないと思います。日本ガイダント事件の判断枠組みを使い、配転命令だけの場合によりも厳格に判断するというのが一般的な理解です。 なので、労働法速修テキストでも事例演習労働法解説講義でも、降格と配転が同時に行われている場合における権利濫用の判断については、東亜ペイント事件の判断枠組みを否定した上で日本ガイダント事件の判断枠組みを定立しております。 私の事例演習労働法解説講義のテキストを確認しましたが、降格的配転の事案に関する […]
司法試験の短答試験では、6割(105点/175点)取れば合格できます。そして、憲法及び刑法では、論文知識、論文的思考及び思考・読解のコツだけで解ける問題が6~7割あり、短答固有の細かい知識を使って解く問題は3~4割ほどです。なので、憲法及び刑法の短答対策としては、過去問を通じて思考・読解のコツを掴むことと、総まくりテキストでBランクも含めて論文知識を確認することが重要であり、細かい知識を確認するための勉強はおまけみたいものです。 短答対策としてBランクまで確認する際には、論文対策のように丁寧に読み込む必要はありません。短答で使う知識の大部分は、論文で使う知識と異なり、能動的に使用できる状態にま […]
短答過去問パーフェクトは、年々、ボリュームが増えているため、全問題を正解できるようになるのは無理だと思います。全問正解を目指すと、1問当たりの復習が雑になるため、正答率の高い問題すら解けないことになりかねません。正答率50~60%以上の問題に限定しましょう。 復習のやり方は、科目によって異なります。憲法、民法及び刑法の短答では、論文知識及び論文的思考を使う問題が多いため、復習時にインプット教材に戻ることをお薦めいたします。短答固有の細かい知識を問う問題以外は、インプット教材に載っている知識及び論文的思考で解けるようなったほうが、学習の負担が軽減されますし、正答率が安定します。 これに対し、行政 […]
なるべく早く司法試験対策としての勉強をして頂くことをお薦めいたします。司法試験対策としての勉強をすると、普段の勉強の質が飛躍的に高まるからです。 リニューアル版の秒速講座の価格及び販売開始時期等は、以下の通りです。 1.価格 秒速・総まくり170,000円(税込) ➡論証集も無料で付きます 秒速・司法試験過去問攻略講義170,000円(税込) ➡論証集も無料で付きます 秒速・パックプラン250,000円(税込) ➡論証集も無料で付きます 2.販売開始時期等 上記3講座は、いずれも、5月中旬に販売を開始いたします。 公法系➡刑事系➡民事系という流れで、動画をアップロードするとともに、教材( […]
中間審査の基準における「手段の実質的関連性」は、主として、①手段の適合性、②手段の必要性からなります。学説によっては、①②に加えて③手段相当性(狭義の比例性)を要求する見解もあります。 ①手段適合性は「当該規制手段が立法目的を促進すること(役に立つこと)」、②手段必要性は「より制限的でない他の選びる手段によって立法目的を十分に達成することができないこと」、③手段相当性は「規制により得られる利益と失われる利益との均衡が保たれていること」又は「規制に重大な副作用が伴わないこと」を意味します。 これらのうち①については、こちらのQ&Aが参考になると思います。 それ以外のことにつきましては、秒 […]
アウトプット型の勉強をするタイプで、3日間で1年分ペースで過去問を起案している場合、何回も起案したことのある問題を起案することになるため、初見の問題よりも完成度の高い答案を書くことになりますし、答案作成過程における悩み・迷いといった負担も少ないと思います。そのため、過去問で書いている答案と初見問題で書ける答案との間にどれだけのギャップがあるのかが分からず、その結果、初見問題で書ける答案と初見問題における合格答案との距離も分からなくなり、自分の実力と合格レベルとの距離を埋めるためにどういった勉強をすればいいのかもイメージできない、という状態に陥りがちです。 上記の状態は、精神的に落ち着かないと思 […]
旧司法試験平成4年第2問(3)は、甲が乙に対する貸金債権を被保全債権として乙の丙に対する売買代金債権を被代位権利とする債権者代位訴訟を提起した事案において、乙が貸金債権の成立を争いつつ甲丙間の債権者代位訴訟に当事者として参加することの可否が問われています。 まず、改正民法下では債権者代位権が行使されても債務者の被代位権利についての処分権限は制限されませんが(民法423条の5前段)、甲が債権者代位訴訟において売買代金を甲に支払うように請求している(民法423条の3前段)のであれば、丙が甲と乙のいずれか一方に弁済をすれば他方の請求が認められなくなる(民法423条の3後段参照)という意味で、甲の請求 […]
学習の進捗としては、①A・Bランクの司法試験過去問については、少なくとも一度は解き、秒速・過去問攻略講座で解説も受講している、②秒速・総まくりの受講も終えている、③Cランクの司法試験過去問は一度も解いていない、という状態だと思います。 優先順位が高いのは、①及び②です。仮に③から出題された場合、③までやっている人との間で差がつきますが、(ⅰ)③について再度の出題に備えているというレベルで分析できている受験生はごく僅かですから、仮に③から出題されても大部分の受験生との間では差は尽きません。また、(ⅱ)秒速・総まくりでは、現場思考論点を除き、Cランクの司法試験過去問で出題された条文及び論点も網羅し […]
テキストを周回してインプットをする際には、ランク付け及びマーク指示の有無等により重要度を見極め、重要度の高いところ(例えば、Aランクかつブルーのマーク指示あり)は脳内で暗唱できるようになるまで何度も読み込む一方で、重要度の低いところ(例えば、Bランク以下で、マーク指示もアンダーライン指示もないところ)は軽く一読だけしておく(試験1週間前は読み飛ばしてもいい)というように、重要度に応じて読み方に濃淡をつけます。 総まくりテキストや労働法速修テキストでは、脳内で暗唱できるようになるまで何度も読み込むべきことについては、太マークの指示をしています。 本試験まで1カ月しかないことを踏まえると、太マーク […]
インプットとアウトプットの適切な比率は、科目と受験生によって異なると思います。 例えば、憲法、行政法及び刑事訴訟法のように、出題範囲が狭い上に本試験でレベルの問題の演習をしなければ問題文の読み方や科目・分野ごとの書き方を身に付けることが困難である科目については、インプットよりもアウトプットを重視した勉強することになります。これに対し、民事系3科目及び刑法については、記憶するべき条文・論証・処理手順が多いため、インプット重視の勉強になるはずです。 また、アウトプット経由でインプットをするタイプの受験生であれば、自ずと、インプットのためにもアウトプット重視の勉強をすることになるはずです。これに対し […]
インプットとアウトプットの適切な比率は、科目と受験生によって異なると思います。 例えば、憲法、行政法及び刑事訴訟法のように、出題範囲が狭い上に本試験でレベルの問題の演習をしなければ問題文の読み方や科目・分野ごとの書き方を身に付けることが困難である科目については、インプットよりもアウトプットを重視した勉強することになります。これに対し、民事系3科目及び刑法については、記憶するべき条文・論証・処理手順が多いため、インプット重視の勉強になるはずです。 また、アウトプット経由でインプットをするタイプの受験生であれば、自ずと、インプットのためにもアウトプット重視の勉強をすることになるはずです。これに対し […]
憲法では、「保障→制約→人権の性質と規制の態様を考慮して違憲審査基準を定立する→当てはめ(目的手段審査)」という基本的な枠組みで処理する問題が多いです。 そのため、まずは上記の基本的な枠組みについて、正しく深く理解し、使いこなせるようになる必要があります。 保障→制約→人権の性質と規制の態様を考慮して違憲審査基準を定立する→当てはめ(目的手段審査)というフレームだけをおさえるのではなく、例えば、違憲審査基準の定立過程では規制の態様のうちどこまで具体的なことを考慮することができるのか、厳格度の異なる違憲審査基準ごとの基準の意味といったことについてまで正しく深い知識を身に付ける必要があります。 ま […]
秒速・過去問攻略講座の受講を検討して頂きありがとうございます。 司法試験対策としてのお薦めの市販演習書は以下の通りです。 憲法は、お薦めできる問題集がありませんので、「旧司法試験過去問」です。 行政法は、曽和・野呂・北村「事例研究行政法」です。もっとも、司法試験過去問で出題範囲の大部分を網羅することができるため、司法試験過去問の穴を無くすために必要な範囲でやれば足ります。司法試験過去問で出題されていない問題に重点を置いてやるべく問題を選別しましょう。 民法は、沖野ほか「民法演習サブノート210」です。潮見・水野ほか「ロープラクティス民法Ⅰ~Ⅲ」は量が多すぎるために回し切れない、松久・藤原「事例 […]
秒速・総まくり2021の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 秒速・総まくり2021民事訴訟法で答案例付きで取り上げている旧司法試験過去問16問及び司法試験過去問4問は以下の通りです。 旧司法試験昭和50年第2問 旧司法試験昭和51年第2問 旧司法試験昭和61年第2問 旧司法試験昭和62年第2問 旧司法試験昭和63年第2問 旧司法試験平成1年第2問 旧司法試験平成3年第2問 旧司法試験平成4年第2問 旧司法試験平成11年第2問 旧司法試験平成13年第2問 旧司法試験平成14年第2問 旧司法試験平成16年第2問 旧司法試験平成17年第2問 旧司法試験平成19年第2問 旧司法試験平成21年 […]
裁判上の自白の撤回禁止効の根拠論については、①「証明不要効→審判排除効→撤回禁止効」という理解(平成23年司法試験の出題趣旨・採点実感、勅使川原「読解民事訴訟法」50頁以下)と、②「審判排除効→撤回禁止効→証明不要効」という理解(勅使川原「読解民事訴訟法」48頁)があります。 権利自白の撤回禁止効をはじめとして、自白の撤回禁止効又は審判排除効が問われている場合には、①の理解で書いた方がいいです。実際、権利自白の撤回禁止効が出題された平成23年司法試験設問1でも、①の理解を前提として、撤回禁止効の根拠である証明不要効及び審判排除効が権利自白にも妥当するかという観点から、権利自白の撤回禁止効を肯定 […]
賄賂罪の成否は、単純収賄罪(197条1項前段)であれば、①「公務員」(身分)→②「賄賂」(客体)→③職務関連性(「その職務に関し」)→④「収受」等(実行行為)→⑤故意・職務執行意思、という流れ検討します。 ②「賄賂」の要件は、㋐人の需要・欲望を満たすに足りる一切の利益、㋑公務員の職務行為との間で対価関係を有することの2つからなります。具体的職務権限に属しない行為、密接関連行為、違法・不正な行為、過去の職務、転職前の職務又は将来の職務といった形で④職務執行性が論点になる場合には、②の㋑で④の先取りをすることにならないよう、公務員の”何らかの職務”との間で対価関係があること […]
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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