加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

令和2年予備試験論文式の出題を踏まえた司法試験過去問のランク付け変更の有無

加藤先生が令和3年司法試験に向けた司法試験過去問のランク付けを昨年9月にブログにあげて下さっていましたが、令和2年予備試験論文式の出題を踏まえて、ランク付けに変更はありますでしょうか。

「基本7科目の司法試験過去問のランク付け(令和3年司法試験向け)」を参考にして頂きありがとうございます。

予備試験論文式の出題内容により翌年の司法試験における出題可能性の高い分野・低い分野が変わることがあり、これに伴い司法試験過去問の年度ごとにおける重要度まで変わることがあります。

例えば、仮に司法試験過去問で一事不再理効が出題されているのであれば、令和2年予備試験で一事不再理効が出題されたことから、令和3年司法試験において一事不再理効が出題される可能性が下がることになり、これにより司法試験過去問のうち一事不再理効を問う部分の重要度が下がります。

しかし、令和2年予備試験論文式の出題内容と司法試験過去問の出題内容を比較した結果、令和2年予備試験論文式の出題内容により令和3年司法試験対策としての司法試験過去問の年度ごとの重要度は変わらないとの判断に至りました。

参考にして頂けますと幸いです。

 

2021年01月15日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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