キーワードで絞り込み検索
記事か質問コーナーかで絞り込む
全てのコンテンツ
1149 件の検索結果
司法試験過去問と予備校答練・模試とでは、「担っている役割」と「質」が異なります。 まずは、司法試験過去問の演習・分析・復習を通じて、「読解・思考のコツ、科目・分野・論点単位での書き方」といった超上位答案の背後にあることを確立します。演習・分析・復習を繰り返すことで、「読解・思考・書き方」等について、少なくとも、解いたことのある司法試験過去問ではそれなりの水準で実践できるようになる必要があります。この「読解・思考・書き方」については、予備校答練・模試でいちから学ぶことはできません。司法試験論文過去問を使っていちから学ぶべきものです。 次に、予備校答練を通じて、①司法試験過去問を通じて身につけた「 […]
学習状況によると思います。 例えば、純粋未修又はこれに準ずる場合(例えば、現時点で、基本7科目を最初から最後まで勉強したことがない、定期試験以外で答案を書いたことがない等)には、長期休みの段階で、科目ごとの全体像を把握しておく必要があります。 授業の予復習よりも、予備校本や薄めの基本書を使うなどして、科目ごとの全体像を把握するとともに、網羅性があり比較的簡単な演習書(例えば、辰巳法律研究所の「新えんしゅう本」、伊藤塾の「試験対策問題集」)を使って重要な条文・論点の使い方のイメージを掴む必要があると考えます。 お薦めの薄めの基本書は、以下の通りです。司法試験論文の全科目及び司法試験短答の憲法・刑 […]
総まくり論証集の使い方は、「受講者様ごとのインプットの仕方」と「科目特性」により異なると考えます。 . 1.受講者様ごとのインプットの仕方 論文対策としてのインプットの方法は、①論証集等の一元化教材を繰り返し読み込んで記憶する、②事例演習を経由して記憶するという2つに分類されます。 ①中心の方は、論証集をぐるぐる回してインプットをすることになります(※最終的には、「科目特性」に応じた使い方も踏まえて、科目ごとに若干工夫をします)。 これに対し、②中心の方は、論証集をぐるぐる回しているだけでは、自分に合わない又は自分が経験したことのない方法であるため、インプットが進みにくいと思います。 なので、 […]
インプット講座である秒速・総まくりであれば、どんなに丁寧に受講しても、講義時間約100時間の3~4倍の時間で1周目を終えることができると思います。これに対し、秒速・過去問攻略講座の場合、1問分受講するには「2時間の答案練習、1時間の動画視聴、解説動画を踏まえた復習」という3つの過程を経ることになりますから、秒速・総まくりよりも時間がかかります。 こうしたことを踏まえて、秒速・総まくり受講後、全問題(合計105問)について上記3つの過程を経た上で1周目を終えることができるのであれば、今から秒速・完全パックを受講された方が良いと思います(①を選択して頂くということを意味します)。実際に司法試験の問 […]
秒速・総まくりの受講を検討して頂きありがとうございます。 本講座は、予備試験・司法試験対策として、憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法(以下、「基本7科目」とします)を一通り学習し、簡易事例の論文問題で答案を書いたことがあるくらいの学習段階の方々を対象としております。 司法書士をされているため、特に民法・商法・民事訴訟法の知識の量は相当あると思います。もっとも、予備試験・司法試験では、「論文対策として」学習をし直す必要があります。例えば、①基本7科目に共通することですが、判例・学説による解釈に委ねられている問題点について、文章で簡潔に説明できるようになる必要があります。また、 […]
1.伊藤塾の入門講座について 昔から、「伊藤塾入門講座では法科大学院の学内試験や司法試験に対応できないのでしょうか。」といった質問を頂くことがあります。 私は今でも、伊藤塾の入門講座はとても質が高いと思っています。 今の伊藤塾体系マスターや基礎マスターのサンプル動画、伊藤真塾長のガイダンス動画等を拝聴していてもそう思いますし、伊藤真塾長の動画でも言及されている予備試験合格者に占める伊藤塾入門講座利用者の多さからもそういえます。 確かに、特定の科目・分野・論点という単位では、書き方、学説の選択と理解、判例の理解等について、伊藤塾の入門講座で学習したことを修正する必要があることもあります。 しかし […]
総まくり論証集に一元化する方法及びその際の注意点は、以下の通りです。 ①秒速・総まくりでは、「テキスト」を対象としたマーク・アンダーラインの指示があります(指示専用の動画あります)。いったん、マーク・アンダーラインを「テキスト」に反映します。「テキスト」と「論証集」とでは、掲載されている情報の範囲と論証の長さが異なるため、マーク・アンダーラインを指示している「テキスト」の部分とそれに対応する「論証集」の記載とが合致しないことがあるからです。最終的には、「テキスト」に反映されたマーク・アンダーラインを参考にして、「論証集」にもマーク・アンダーラインを反映することになるのですが、「論証集」にマーク […]
ご指摘の通り、刑法論文では、①犯罪の成否を検討する行為、成否を検討する罪名、論点、答案全体の構成(共犯事例、間接正犯事例で誰の罪責から検討するべきかなど)等を選択・決定する際の思考プロセス、②分野・論点ごとの書き方(共同正犯における抽象的事実の錯誤の処理の流、危険の現実化説の当てはめ方など)が重要であり、これは司法試験と予備試験とで共通することです。 井田良ほか「刑法事例演習教材」は、解説で理論面に重点が置かれている上、答案例もありませんから、①及び②を身につけるためには、あまりに役に立たないと思います。良質な答案例及び口頭解説がない限り、③事案と論点の対応関係(こうした事案でこの論点が顕在化 […]
秒速・総まくり2021の受講を検討して頂き、ありがとうございます。 秒速・総まくりのうち、「憲法」に限っては、2018版(秒速・総まくり120)までは、論証という形式をとっておりませんでした。 平成30年司法試験に出題形式が三者間形式から「法律意見書形式」に変更された上、「参考とすべき判例」を踏まえて論じることが明示されたことに伴い、2019版から論証の形式に変更しました。そして、論証は、必要に応じて、法律意見書形式に合わせた形式にしております。 したがって、秒速・総まくり2021「憲法」では、論証の形式を採用しており、しかも、論証によっては法律意見書形式に合わせた形式になっている、ということ […]
司法試験過去問(論文)は事実関係が複雑である上、典型論点を捻って出題したり、現場思考問題を正面から出題したりなど、難易度が高いので、上位合格者を含む合格者のほぼ全員が、初めはぼろぼろの答案を書くことになります。司法試験過去問と正しく向き合い、正しい方法で演習・復習を繰り返していけば、徐々に司法試験過去問に対応できるようになり、納得のいく答案を書くことができるようになります。めげずに頑張りましょう。 まず、自分が手書きした答案と出題趣旨・採点実感を比較してみましょう。ここで、自分の現状と司法試験委員会の要求(※「司法試験委員会の要求=合格水準」ではありません)の距離を確認します。 次に、市販の再 […]
まず、一元化教材についてですが、どこに何が書いてあるのかを数秒~10数秒で反射的に(画像として)イメージできるようになっているのが理想的です。例えば、刑法総論の正当防衛の1頁目にはどの論点が記載されているのかを数秒でイメージすることができ、その後、数秒又は10数秒で、当該論点の理由付けのキーワード・規範をイメージすることができる、という状態です。 次に、過去問についてですが、少なくとも重要度の高いものについては、年度と事案の概要(例えば、令和2年司法試験憲法なら、職業継続の自由に対する規制、一時的な移動の自由の規制が問題になっていること)を数秒で反射的にイメージすることができ、その後、1分以内 […]
過去に司法試験及び全国模試を複数回経験していることを踏まえても、全国模試を受ける必要性があることには変わりはないと考えます。 初受験の場合に比べると、必要性がやや下がりますが、今の学習の進捗・環境を前提とした直前期・試験期間中の時間の使い方をシュミレーションする必要があります。 インプット及び司法試験過去問を通じて学んだ「思考・読解のコツ」、「科目・分野・論点ごとの書き方」、「現場思考問題の対処法」及び「メリハリ付け」等を初見問題の演習を通じて確認・研磨するためにも、全国模試は非常に有益です。 補足しますと、過去の受験経験を通じて直前期・試験期間中の時間の使い方をイメージできるとしても、そのイ […]
私は、自分の実力が伸びた(というか、勉強のコツを掴んだ)と実感したタイミングが2回あります。以下では、物語式にして紹介させて頂きます。 1.伊藤塾から法科大学院入試合格まで(大学3年春~翌々年の夏まで) 私は、大学3年次の春から、伊藤塾に入塾し、法科大学院入試(ひいては司法試験)に向けた勉強を開始しました。 伊藤塾入門講座で一番最初に記憶しようとしたのが、法の支配の意義・内容でした。大学にスポーツ推薦入学したこともあり、これまで文章を要約して記憶するという経験が皆無に等しかったため、記憶のコツを知りませんでした。また、忘れるのが怖かったです。なので、次回の講義までに、100回以上は暗唱しました […]
1.どの入門講座を受講していたかで、その後の実力の伸び方に違いが出るか 入門講座の役割には、①単に科目ごとの条文・判例・論点という個々の法律知識を学ぶだけでなく、②科目相互の関係性、科目の全体像(体系)、論文試験で必要とされる頭の使い方、文章の書き方といった、受講生が入門講座終了後に学習を進める際の土台となる基礎を身につけるということにもあります。 入門講座ごとに違いが出やすいのは②であり、かつ、②を自力で鍛えたり、変な癖を修正するのは、容易ではありません。 したがって、どの入門講座を受講していたかで、自学習の効果も、他校の中上級者向けの講座を使った学習の効果も、法科大学院での学習の効果も、だ […]
勉強を再開する場合のポイントは、直近の出題傾向と合格水準を把握することと、自分の現状を把握することです。敵(試験の傾向・水準)を把握することと己の現状を把握することとをセットにして考える必要があります。 まずは、直近2年分の司法試験過去問の答案を制限時間を厳守して手書きで作成しましょう。その際、事前にインプットしないでやりましょう。これにより、事案処理・答案作成の速度、知識の量・質がどれだけ衰退しているのかという「自分の現状」を直視します。 「試験の水準と現在の自分」との距離を知る前に、「過去の自分と現在の自分」との距離を直視することが大事です。 次に、直近2年分の出題趣旨・採点実感を読み、近 […]
川出敏裕「判例講座 刑事訴処方 捜査・証拠篇」初版210頁・224頁によれば、接見指定制度の趣旨が接見交通権と捜査の利益の調整にあることから、接見指定の内容が「被疑者の防衛の準備をする権利を不当に制限するようなもの」か否かは、①「申出がなされた接見の重要性と、即時又は近接した時点での接見を認めた場合の捜査への支障の程度の双方を考慮し」て判断するべきであるとされています。通常の事案であれば、①の比較衡量の判断枠組みを書き、当てはめに入ります。 もっとも、初回接見の指定の場合については、最三小判平成12・3・24・百34が、①の比較衡量において、初回接見の重要性を強調することで、②「即時又は […]
今回は、「結論の方向性」を判断するための読解のコツについて、平成28年司法試験民法設問2(3)を使って説明いたします。 . 平成28年司法試験民法設問2(3) . 【事実】 16.~19 …略… 20.平成26年4月15日、Eは、Kから、返済期日を平成27年5月30日、利息を年15%、遅延損害金を年21.9%として、500万円を借り受け、LがEの債務を連帯保証する旨の契約書がE、K及びLの3人の間で作成された。当該契約書では、500万円は、平成26年5月31日に、KからEに交付されることになっていた。 21.しかし、Kは、…略…平成26年5月31日の経過後も、500万円をEに交付しなかった […]
178条は、公示の原則を定めた規定です。公示の原則は、有るものを有るものとして扱ってもらえるかの問題です。つまり、実際に存在する権利変動(等)を、第三者との関係でも存在するものとして扱ってもらうためには、公示する必要があるかという問題です。したがって、公示の要否・有無を問題にする前提として、権利変動(等)の存在が必要です。仮に、公示の有無・要否を問題とするべき権利変動(等)が存在しないのであれば、「引渡し」による公示の有無・要否に関する178条は問題になりません。 上記事例では、BC間の売買契約に先立ちAが引渡しによる対抗要件を具備したことにより、BC間の売買契約の時点では既にBは無権利者にな […]
秒速・総まくり2021及び総まくり論証集のご購入を検討して頂き、ありがとうございます。 秒速・総まくり2021に有料で付属する総まくり論証集は、秒速・総まくり2021を購入した後(例えば、1カ月等)でも、追加で購入することができます。 その際、マイページにログインして頂き、画面右下に表示される「有料プラン&申し込み」というボタンをクリックし、以下の手順でクリックを続けることにより購入手続を進めて頂くことになります(画面の黒枠内をクリックして頂きますようお願い致します。)。 上記の回答でも解決しない場合には、大変お手数ではございますが、資格スクエアに直接お問い合わせて頂けますと幸いでございます。 […]
秒速・過去問攻略講座(基本7科目)で取り上げている平成26年司法試験の再現答案は、1行26~28文字で平均5枚(5枚目の23行目という意味)です。憲法は5枚+6行、行政法は4枚+6行、民法は5枚+5行、商法は5枚+19行、民事訴訟法は5枚+8行、刑法は5枚+10行、刑事訴訟法は5枚+3行です。これで、公法系は100位/受験者8015人、民事系は200位、刑事系は160位です。私の答案は、1頁あたりの加点密度が高いので(簡潔にまとめ、かつ、解答筋をほとんど外していないため)、平均的な加点密度の答案を前提にすると、1行26~28文字であれば、憲法4.5枚(5枚目の12~13行目という意味)、行政法 […]
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。



弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
- 勉強のやり方(47)
- 論文
- 短答
- 司法試験過去問
- 予備試験過去問
- 旧司法試験過去問
- 司法試験・予備試験講座(216)
- 選択科目講座(25)
- 予備校の講座・答練・模試(13)
- 司法試験・予備試験・法科大学院入試(6)
- その他(7)
- 利用上のルール等(1)
- 勉強のやり方(41)
- 論文
- 短答
- 司法試験過去問
- 予備試験過去問
- 司法試験・予備試験講座(76)
- 司法試験・予備試験の実施等(84)
- 予備校の講座・答練・模試(4)
- 最新重要判例の解説(12)
- 加藤ブログについて(2)
- その他(62)