加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

秒速・総まくり「憲法」のテキストは、論証の形式になっているか

過去の秒速・総まくりを受講していたロースクールの先輩から聞いたのですが、秒速・総まくり「憲法」のテキストは、論証の形式になっていないのでしょうか。また、別途論証集を購入したほうがよろしいでしょうか。

秒速・総まくり2021の受講を検討して頂き、ありがとうございます。

秒速・総まくりのうち、「憲法」に限っては、2018版(秒速・総まくり120)までは、論証という形式をとっておりませんでした。

平成30年司法試験に出題形式が三者間形式から「法律意見書形式」に変更された上、「参考とすべき判例」を踏まえて論じることが明示されたことに伴い、2019版から論証の形式に変更しました。そして、論証は、必要に応じて、法律意見書形式に合わせた形式にしております。

したがって、秒速・総まくり2021「憲法」では、論証の形式を採用しており、しかも、論証によっては法律意見書形式に合わせた形式になっている、ということになります(テキストのサンプルはこちら)。

これは全科目に共通することですが、秒速・総まくり2021のテキストの論証は、理解のために、少し丁寧に書いていることが多いです。答案に書くコンパクトな論証は総まくり論証集に反映しております。総まくり論証集には、秒速・総まくりテキストの内容を1/2~1/3に凝縮して反映していますので、論文対策のための一元化教材として別途論証集を購入して頂いたほうが宜しいかと思います。秒速・総まくりのテキストも一元化教材として使って頂けますが、論証を短く加工する等の手間を省きたいという方にとっては、論証集を一元化教材として使用することをお薦めいたします。

各科目のテキスト及び論証集は、下記の講座紹介記事からご確認頂けます。

ご検討いただけますと幸いでございます。

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2020年09月30日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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