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令和4年司法試験短答式に向けて 令和4年司法試験論文式、本当にお疲れさまでした。 これからは、時間との戦いです。 前回と同じことをお話しすることになりますが、直前期における短答試験対策の肝は、時間の使い方です。 直前期における短答対策の肝は、時間の使い方です。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識については、その一過性の高さゆえに、1週間前に記憶したのに現時点では忘却してしまっているということが起こりやすいです。中長期的に記憶を持続するのが難しいです。 そのため、これから各科目の短答試験までの間に、効率的に時間を使って広範囲にわたる総復習をすることで枝・葉の知識をどれだけ多く詰め込むことがで […]
令和4年司法試験民事系論文を終えて 民事系論文、本当にお疲れ様でした。 これで、司法試験の約3分の2を終えたことになります。 残すは、刑事系論文と短答3科目です。 民事系は、選択科目や公法系に比べて解答筋が不明瞭であることが多いので、初日以上に、自分の出来不出来が気になるかもしれません。 しかし、ここで過去を振り返ってはいけません。Twitterや5ちゃんねるに振り回られてもいけません。過去を振り返ることのないよう、自分をしっかりと律する必要があります。 こうしたことが、今、皆さんに問われています。 私から皆さんにお伝えしたいことが、3つございます。 . 刑法論文における重要事項 ①設問ごとの […]
令和4年司法試験の民事系論文に向けて 司法試験の初日、本当にお疲れ様でした。 司法試験の初日は、試験時間が一番長いですし、一番緊張すると思います。 緊張から前日に十分眠れなかったり、復習が間に合わないため睡眠時間を削って試験に臨んだという方もいると思います。 今日は、しっかりと休み、明日の民事系論文に向けてコンディションを整えましょう。 私から皆さんにお伝えしたいことが3つございます。 . 民事系論文で頭をフル回転させるためにしっかりと休む 明日の民事系論文では、頭をフル回転させる必要が高いです。 無理をして知識を詰め込むよりも、ちゃんと休んで脳を回復させることを優先しましょう。 どんなに知識 […]
令和4年予備試験短答式を受験される皆様へ 加藤ゼミナール代表をしております、弁護士の加藤喬でございます。 あと数日で、予備試験短答式が実施されます。 今年は、試験前と試験後に、東京の予備試験会場に立たせて頂きます。 以下では、令和4年予備試験短答式を受験される皆様へ、私からメッセージを送らせて頂きたいと思います。 . 直前期における短答対策で大事なこと 直前期における短答対策の肝は、時間の使い方です。 時間を有効に使うことで、①できるだけ広範囲にわたって総復習をするとともに、②インプットと各科目の短答試験との間隔をなるべく狭くすることが重要です。 短答知識の相当部分を占める枝・葉の知識について […]
加藤ゼミナール代表をしております、弁護士の加藤喬でございます。 いよいよ、明日から司法試験が始まります。 今年は、東京の試験会場に立たせて頂きます。 5月11日(水)は東京五反田TOC、5月12日(木)は東京市ヶ谷TKP、5月14日(土)は大阪のマイドームおおさかに立たせて頂きます。5月15日(日)は、司法試験の試験会場ではなく、予備試験の試験会場に立たせて頂きます。 ※天候及び業務スケジュールを踏まえ、5月14日(土)にマイドームおおさかに立つ予定は、取りやめさせていただきました。 以下では、明日から令和4年司法試験を受験される皆様へ、私からメッセージを送らせて頂きたいと思います。 . […]
令和4年予備試験の選択科目の出願状況が発表されました(公式資料はこちらでございます)。 1位 労 働 法 5,546人(34,35%) 2位 倒 産 法 2,923人(18,11%) 3位 経 済 法 2,288人(14,17%) 4位 知的財産法 1,921人(11,90%) 5位 国際関係法(私法系) 1,639人(10,15%) 6位 租 税 法 912人( 5,65%) 7位 国際関係法(公法系) 496人( 3,07%) 8位 環 境 法 420人( 2,60%) 予備試験受験生の方で、これから選択科目を選択する方に参考にして頂きたいと思います。 また、加藤ゼミナールでは、司法試験で […]
予備試験合格パックや予備試験・司法試験入門講座に関するお問い合わせとして、「仮に講義動画の視聴期間中に合格できなかった場合、予備試験合格パックや予備試験・司法試験入門講座を購入し直して基礎講義からやり直すべきか?」といったお問い合わせが多いです。 結論から申し上げますと、入門講座からの再受講は必須ではありませんし、むしろ能動的な自学習をするべき場合もあります。 どんなに良質な講義でも、それを視聴して、教材に必要なメモ書き、マーク・アンダーラインをするなどしてカリキュラムを消化すれば、当然に合格できるというわけではありません。 こうした受動的な勉強の後に、自分で問題を解き、悩み考え、自分なりの解 […]
令和5年以降の司法試験・予備試験・法科大学院入試に向けた学習スケジュールの詳細を公開いたしました。 加藤ゼミナールの講座を利用なさることを前提として、受講するべき講座も含めてご紹介しております。 皆様に参考にして頂けますと幸いでございます。 . 【学習スケジュール一覧】 今年4月に法科大学院に入学した方の学習スケジュール(未修者の方向け) 今年4月に法科大学院に入学した方の学習スケジュール(既修者の方向け) 令和5年司法試験合格に向けた学習スケジュール 令和5年予備試験合格に向けた学習スケジュール(基礎固めからスタートする場合) 令和5年予備試験合格に向けた学習スケジュール(基礎固めを終えてい […]
昨日、高野泰衡先生がyoutubeの個人チャンネルを開設なさいました。 本チャンネルでは、高野先生がご自身の受験生と講師としての経験を踏まえて、司法試験・予備試験の勉強におけるコツや悩みなど、様々な情報を発信していく予定でございます。 第1回目 司法試験・予備試験合格に必要な力 第1回では、「司法試験・予備試験合格に必要な力」をテーマとしてお話しなさっています。 司法試験・予備試験の受験を検討している方、既に勉強をスタートしている方など、司法試験・予備試験を目指す皆様に参考にしていただきたく存じます。 第2回目 加藤ゼミナールの基本7科目の基礎講義の特徴 第2回では […]
予備試験合格パック及び予備試験・司法試験入門講座の一番最初の講義(導入講義)で使用する導入テキスト(156頁)が完成いたしました。 導入テキストには、講義の聴き方に関すること、法律学全般に共通する基本的なこと・重要なこと、基本7科目における基本中の基本と全体像が反映されております。 導入テキストには、法律知識だけでなく、ナンバリングの仕方、条文の構造、接続詞の意味・使い方といった、法律文章を読解・作成する上で基本的なことも反映されています。 導入テキストを用いた導入講義により、意外と盲点になりがちな、法律学習における基本中の基本から学ぶことで、盤石な基礎を身につけることができます。 導入講義で […]
2つの教材タイプについて 加藤ゼミナールでは、教材(テキスト・論証集)について、製本タイプと26穴タイプの2つをご用意しております。 受講者様は、購入なさる講座の教材について、製本タイプと26穴タイプのうちお好きな方を選択して頂けます。 <製本タイプ(一般的な参考書タイプ)> . . 背表紙部分をくるみ綴じした一般的なテキストタイプの製本方法です。 <26穴ルーズリーフタイプ> . B5サイズのノド側に26穴で穴開けをしており、バインダーに綴じ込んで利用できるタイプの仕上げ方法です。 ※バインダーは付属しておりません。各自でご用意して頂きますようお願いいたします。 教材タイプに関する3つのプラ […]
令和4年司法試験又は予備試験を受験する方を対象として、3月30日(水)の17時より、高野泰衡先生と私とで、対談形式による生配信を行います。 対談ライブでは、高野先生と私とが、試験前の準備で大事なこと、試験当日で大事なことなどについて、受験生と講師としての経験も踏まえて、対談ライブの形式でお話しいたします。 対談ライブ中に、視聴者の皆様からのご質問にお答えする時間も設けさせて頂く予定でございます。 令和4年司法試験・予備試験を受験する方々のみならず、令和5年以降の司法試験・予備試験を受験する方々にとっても大変有益な内容になりますので、司法試験・予備試験を目指す受験生の方々にご視聴頂きたく存じます […]
74期司法修習生として二回試験を終えた皆様、司法試験合格までの勉強、司法修習、二回試験、本当にお疲れ様でした。 これから法曹として活躍なさる皆様に、私からお話したいことがございます。 . 1.進路選択の正解は1つではない 多くの方々が、所属先も含めて第一次的な進路が決まっていると思いますが、これから仕事をしながら今後の進路について悩むこともあると思います。 進路選択における正解は人ごとに異なります。 自分にとってのベストな選択が、業界の多数派のイメージと一致する人もいれば、一致しない人もいます。 司法試験合格者というグループに属する人たちにも、個々の人格があり、得手不得手も人生観も人ごとに異な […]
あと1か月半後、令和4年司法試験論文式と短答式が実施されます。 今週火曜日から、Twitterで、科目ごとの論文対策で大事なことについてtweetしております。 沢山の反響を頂きましたので、本ブログでも共有いたします。 憲法 ①違憲審査の基本的な枠組みを深く正確に理解記憶する ②特殊な違憲審査の枠組み(生存権など)についても最低限の知識は持っておく ③判例学説を①②の枠組みに結び付けて理解し、核心部分を一文で説明できるようにする ④何をどう論じるのかを問題文のヒントから判断 行政法 ①三大頻出分野である行政裁量・処分性・原告適格について、主として過去問演習を通じて、処理手順や講学上の判断枠組み […]
予備試験・司法試験入門講座とは、予備試験合格パックのメインカリキュラムである入門講座(導入講義+基本7科目の基礎講義)だけを受講して頂けるプランでございます。 予備試験・司法試験入門講座は、予備試験と司法試験のいずれについても、基礎固めをするための入門講座としてご利用頂けます。もちろん、法科大学院入試の対策にもご利用頂けます。 入門講座だけを受講したい旨の多数のご要望にお応えするために、349,800円(税込384,780円)にて入門講座だけでの販売を開始させて頂くことなりました。 入門講座だけを購入する場合も、他校受講割引、無料受講相談、銀行振込による分割払い(クレジットカード決済による分割 […]
司法試験・予備試験合格を目指す上で大事なことの1つとして、試験対策として割り切る姿勢・器用さを挙げることができます。 私自身、受験生時代に経験したことですが、勉強がある程度進むと、予備校テキストに書いてある記述では満足できなくなり、基本書、調査官解説、学者論文、受験雑誌などに目を通して学問的に正確な知識を探究してしまいがちです。 しかし、受験生の皆さんが身につけるべき知識は、学問的に正確といえるレベルの知識ではなく、試験的に許容されるレベルでの正確な知識です。 受験生の皆さんは、司法試験なら8科目、予備試験なら10科目満遍なく勉強するオールラウンダーなのですから、各科目につき学問的に正確といえ […]
加藤ゼミナールの代表をしております、弁護士の加藤喬でございます。 この度、加藤ゼミナールに、高野泰衡先生と加藤駿征弁護士が参画いたしました。 高野先生は、私と一緒に、先日販売を開始した予備試験合格パックのメイン講師を務められます。 私が予備試験合格パックのために作った基礎・応用完成テキストを使い、高野先生が入門・基礎の段階まで、私が試験対策の段階からというように、予備試験講合格パックのカリキュラム内の各講義を2人で適切に分担することにより、基礎固めから試験対策まで一気通貫した予備試験講座を実現します。 加藤駿征弁護士は、自身が司法試験で1位を獲得した経済法について、入門インプット講義と司法試験 […]
この度、加藤ゼミナールでは、純粋初学者から予備試験合格を目指すことができる「予備試験合格パック」を開講いたしました。 予備試験合格パックは、「入門講座」と「試験対策講座」から構成されており、これには短答対策講座、実務基礎科目対策講座及び選択科目対策講座も含まれます。 経験豊富な高野泰衡講師、労働法1位・総合39位の加藤喬(弁護士)、経済法1位・総合5位の加藤駿征講師(弁護士、講師経験あり)の3名でカリキュラム内の各講座を担当いたします。 加藤ゼミナールの予備試験合格パックでは、本パックの授業と教材だけで基礎固めから試験対策レベルの勉強まで完成させることができるため、入門基礎講座の受講後に試験対 […]
司法試験論文式の憲法では、敢えて被侵害権利を「表現の自由」の典型例からずらした上で、その被侵害権利が「表現の自由」として憲法21条1項により保障されるかを論じさせる出題が頻繁になされています。 過去の出題実績としては、平成23年(Z機能画像をインターネット上で提供する自由)、令和1年(虚偽表現の自由)、令和3年(匿名での集団行進の自由)が挙げられます(有害情報規制が問われた平成20年も上げる余地があります)。 こうした問題では、①まず初めに、被侵害権利の特徴を事案に即して正確に把握した上で、その被侵害権利と「表現の自由」の典型例との間にずれがあることに気が付くことが必要です。 これにより、その […]
令和3年司法試験合格者インタビュー動画を公開いたします。 加藤ゼミナールの講座の使い方や試験対策としての勉強のコツを知る上で参考にして頂けますと幸いでございます。 比嘉麻衣子 様 法科大学院卒業後、受験1回目で、令和3年司法試験に総合157位、労働法上位17%で合格 総まくり講座2020、司法試験過去問講座2020、労働法速修テキスト講座2019、労働法過去問講座2019を受講 [総まくり講座&司法試験過去問講座] 合格体験記の記事はこちら [労働法講座] 合格体験記の記事はこちら 相田光輝 様 大阪大学法科大学院を卒業後、受験2回目で、令和3年司法試験に総 […]

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)
加藤ゼミナール代表取締役弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年 新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
答案を書くための 行政法集中演習」
(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
25年」行政法(法学書院)