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昔のドラマなどの影響なのか、法律系資格の受験生以外の方の中には、司法試験に合格するためには六法全書を隅から隅まで全部記憶する必要があると思っている方もいるようです。 結論から申し上げると、六法全書の条文を全て記憶する必要はありませんし、逆に、仮に六法全書の条文を全て記憶してもそれだけでは合格できません。 確かに、短答試験では、六法全書を参照することができませんから、基本7科目については、出題実績のある条文と出題蓋然性のある条文はある程度記憶しておく必要があります。 しかし、出題可能性のない細かい条文まで全て記憶する必要はありません。記憶するべき範囲は、基本7科目の条文全体の4分の1もないと思い […]
社会人の1年合格者などを見ていると、最短だと、学習時間1500時間~2000時間くらいから予備試験合格者が出始めます。 もっとも、合格に必要な学習時間は受験生ごとに異なります。 予備試験1年合格を目指して学習効果が最大化する人もいれば、土台となる1周目が雑になりすぎて2周目以降で徐々に積み上げる勉強ができなくなり却って遠回りすることになる方もいます。 短期合格における期間の長短は人ごとに異なります。 他人と比較しすぎないで、各々の可処分時間、勉強での成功体験の有無、勉強の得意不得意といった事情を踏まえて、” 自分に合った短期合格のプラン “を立てることが重要です。
受験生の中には、予備校の論証集を自分なりに修正する方もいますし、それを第三者に提供する方もいるようです(著作権等の権利侵害については、今回の割愛します。)。 修正の方法には、大別して、①論証の構造、文章表現を自分に合ったものに修正する、②見解や理由付けを修正する、③実際に答案に書く長さにコンパクトに修正するという3つが考えられます。 特に①と③は、人ごとに善し悪しが異なるため、他人が修正した論証が自分に合うとは限りませんし、②についても、論点相互の関係などを踏む論証集全体における整合性に注意する必要があります(特に刑事系)。 また、③についてですが、たまに予備校論証が長いと批判している人がいま […]
過去問をやる意味には、科目ごとの出題可能性を把握する、分野論点単位での再度の出題に備えるといったことも挙げられますが、それだけでなく、 ①最後まで書き切れる ②分からない・知らない問題でも問題の所在と論証を捻り出せる ③問題文のヒントから解答筋を導出できる ④問題処理に慣れる といった出題内容に左右されない底力を鍛える意味もあります。 例えば、①途中答案の癖がある人は、答案練習ごとに、設問・論点ごとの適切な分量配分や守ることが出来ているか、抽象論と当てはめのバランスを保てているか、余計な前置き・問題提起がないかといったことを確認し、無駄を省いた加点密度の高いを答案を書けるよう訓練をする必要があ […]
過去問に着手する前にインプットを完成させようとするといつまでも過去問に着手することができないですし、過去問の出題傾向を意識した(過去問でこう出題されるということを意識しながら)インプットをすることも出来なくなります。 もっとも、定義や論証をある程度頭に入れておかないと、過去問演習のしようがないですし、過去問から本当に学ぶべきことも学べないので、ある程度全体的なインプットをしてから過去問演習に入ったほうがいいです。 年内はインプットに使い、年明けから一気に過去問演習を進めるという方法が望ましいと考えます。 参考にしていただければと思います。
加藤ゼミナールでは、基礎講義(300時間)→総まくり講義(130時間)→基礎問題演習講義(100時間)という流れで学習を進めることを奨励しています。 御指摘の通り、基礎問題演習講義の問題には、総まくり講義で学習することを前提とした問題が相当数含まれていますので、基礎講義と並行しながら基礎問題演習講義を受講するという方法だと、どうしても分からない・解けない問題が出てきます。 また、基礎講義と並行しながら基礎問題演習講義を受講するという方法をとることにより基礎講義を1回進めるのに時間がかかってしまうと、1科目を1周するのに時間を要することとなり、科目を俯瞰しにくくなります。 法律は、科目単位で分野 […]
加藤ゼミナールでは、2024年10月16日(水)18:00~20:00、ベリーベスト法律事務所、東京スタートアップ法律事務所、ネクスパート法律事務所による合同説明会を開催いたします。 合同説明会は、都内ホテルのレストランにおいて、立食パーティーの形式で開催いたします。 ✓参加費無料 ✓服装自由 当日は、各事務所の代表弁護士がパートナー弁護士やアソシエイト弁護士と一緒に参加なさいます。 テーブルごとに各事務所の弁護士が1~2名おりますので、事務所紹介の後はテーブルを自由に移動して各事務所の弁護士の方々と直接お話して頂けます。 急成長を遂げている弁護士事務所の代表者やパートナーとお話しできる大変貴 […]
行政法の論文学習のコツは、3つです。 1つ目は、三大頻出分野をマスターすることです。 行政法では、行政裁量、処分性及び原告適格の出題頻度が非常に高いです。司法試験でも予備試験でも、これらの三大頻出分野が配点の半分~3分の2以上を占めることが多いです。 ここで最も大事なことは、出題パターンごとの処理手順(例えば、裁量基準に従った場合、裁量基準に違反した場合、裁量基準がない場合ごとの処理手順など)や講学上の判断枠組み(処分性の要件、原告適格に関する法律上保護された利益説など)を正確に使いこなせるようになることです。 超重要分野であるだけに、判例の数も非常に多いのですが、三大頻出分野における判例は、 […]
刑事訴訟法の論文学習で大事なことは、次の2つです。 1つ目は、判例・学説の規範を正しく事例に適用できるようになるために、規範の意味を正しく深く学習するということです。これは、刑法と同様です。 刑事訴訟法では、強制処分と任意処分の区別、任意処分の限界、任意同行後の取調べの適法性、現行犯・準現行犯逮捕、訴因変更の要否・可否、伝聞法則など、重要な分野・論点が繰り返し出題されます。同じ分野・論点が出題される頻度が最も高い科目であるといえます。 それだけに、論点に気が付き、論証を書くというところまでは多くの受験生ができるため、判例・学説の規範を使って「正しく、かつ、充実した当てはめをする」という、もう一 […]
今年も、パレスホテル東京の宴会場で司法試験合格祝賀会を開催いたします。 合格祝賀会には、加藤ゼミナールの所属講師のほかに、五大事務所で勤務する企業法務弁護士、一般民事・刑事事件を中心に取り扱う弁護士、新分野を開拓している弁護士、経営者弁護士など、幅広いジャンルの先輩弁護士も出席なさいます。 ■日時場所 ・11/ 19(火)19:00~21:00 ・パレスホテル東京 ■参加条件 ・加藤ゼミナールの講座の受講者様で、令和6年司法試験に最終合格したこと ・参加費無料 ■参加特典 ・要件事実マニュアル1・2巻プレゼント ■ご案内ページ https://kato-seminar.jp/celebrat […]
民事訴訟法の論文学習で大事なことは、①基本概念に関する深い理解を身に付けることと、②概念・論点を具体例と結び付けて理解記憶することです。 ①まず、民事訴訟法では、弁論主義、処分権主義、既判力といった重要分野において、基本概念を正確に使いこなせるようになるために深い知識を身につける必要があります。 例えば、既判力が後訴に作用するかという問題については、同一関係、先決関係、矛盾関係というキーワードを表面的に知っているだけでは足りず、その中身について、「要するに〇〇ということであり、例えば、△△という場合がこれに当たる。」というように、深く理解しておく必要があります。そうしないと、試験本番で作用の有 […]
会社法の論文学習のコツは、とにかく条文に強くなることです。 会社法では論点も出題されますが、民法・民事訴訟法に比べて条文操作が求められる場面が多いです。 会社法は、基本7科目の中で圧倒的に条文数が多く、かつ、条文の構造が複雑です。 それだけに、条文を見つけて摘示することができるかや、条文の文言と事実を結び付けながら要件認定をする(=条文操作)といった次元のことで差がつきやすいです。 だからこそ、条文操作問題がバンバン出題されるわけです。また、条文に気が付かないと、条文を前提とする論点も落とすことになります(例えば、利益相反取引に気が付けなければ、利益相反取引に関する論点も落とすことになります。 […]
刑法の論文学習で大事なことは、次の3つです。 1つ目は、条文・論点の学習において、刑法の理論体系を意識するということです。 刑法の理論体系は、行為無価値論的見解からは、客観的構成要件(主体、客体、行為、結果、因果関係)→主観的構成要件(故意、主観的違法要素)→違法性(≒違法性阻却事由の不存在)→有責性(責任能力、責任故意、期待可能性)→刑罰権の発生(客観的処罰条件、一身処罰阻却事由)→刑の免除・減軽(心神耗弱、中止犯、過剰防衛など)と整理されます。 条文、論点ごとに、どこでどのように問題になるのかを明確にしながら理解・記憶しましょう。 例えば、強盗利得罪における処分行為の要否に関する論点が強盗 […]
加藤ゼミナールでは、2024年10月16日(水)18:00~20:00、ベリーベスト法律事務所、東京スタートアップ法律事務所、ネクスパート法律事務所による合同説明会を開催いたします。 合同説明会は、都内ホテルのレストランにおいて、立食パーティーの形式で開催いたします。 ✓参加費無料 ✓服装自由 当日は、各事務所の代表弁護士がパートナー弁護士やアソシエイト弁護士と一緒に参加なさいます。 テーブルごとに各事務所の弁護士が1~2名おりますので、事務所紹介の後はテーブルを自由に移動して各事務所の弁護士の方々と直接お話して頂けます。 急成長を遂げている弁護士事務所の代表者やパートナーとお話しできる大変貴 […]
民法では、請求と法律要件を意識することが極めて重要です。 民法では、ある人(法人を含む。以下同じ。)からある人に対する請求が認められるかが問題となり、その請求は法律上の根拠(民法206条、415条、709条など)に基づくものでなければいけません。したがって、まず初めに、請求の法律上の根拠を特定する必要があります。 次に、請求の法律上の根拠を出発点として、その請求の法律要件を把握して、法律要件ごとにその充足性を検討することになります。いわゆる論点(判例、学説)は、法律要件の検討過程の一部にすぎません。 これは至って当然のことであり、多くの受験生は、答案練習では自然とできていることだと思います。 […]
憲法論文では、まずは、①違憲審査の基本形に関する深く正しい理解と、②人権ごとの定義、保障内容、保障の趣旨といった教科書知識をしっかりと身に付けることが重要です。 違憲審査の基本形とは、保障→制約→違憲審査基準の定立→違憲審査基準の適用(目的手段審査)という枠組みであり、司法試験でも予備試験でも頻出です。 学説が違憲審査の基本形を採用している領域(典型的には、表現の自由、職業の自由など)では、①違憲審査の基本形で「答案の骨格」を作り、②の教科書知識や判例学説は「肉付けの一部」として整理して理解・使用することになります。 これが出来るようになったら、③法人の人権と構成員の人権の衝突、私人間効力、政 […]
加藤ゼミナールでは、毎週、予備試験講座説明会を開催しております。 短期合格者を多数輩出している高野講師が「予備試験講座の概要」に加えて、「予備試験の勉強法」や「攻略法の最新動向」についてまで説明いたします。 参加特典🈹もございますので、是非ご参加ください! お申込みはこちらからお願いいたします。
先日、ぎょうけい新聞社様から取材を受けました。 取材内容は、ぎょうけい新聞社様が産経新聞社様と共同で出版する『煌めくオンリーワン・ナンバーワン企業 2025年版~21世紀を拓くエクセレントカンパニー~』という本に掲載されます。 取材では、加藤ゼミナール設立の経緯、予備校運営で大事にしていること、今後の展望と共に、現在開発中の新サービスについてもお話させて頂きました。 取材の様子はこちらからご覧いただけます。
今日は、慶應ロースクールOBあるあるを紹介します。 それは、予備校・教育関係で起業している方が多いということです! 鬼頭 政人東大→慶應Law 資格スクエアの創業者 . 伊藤 建 慶應→慶應Law BEXAの創業者の1人 . 工藤 北斗(本名:岩崎 北斗)早稲田→慶應Law アガルートアカデミーの創業者 . 加藤 喬青学→慶應Law 加藤ゼミナールの創業者 . 晋川 陸弥北大→慶應Law ロースクールタイムズの創業者 . 私と伊藤建先生は慶應ローの同級生であり(伊藤塾での校舎・期も同じです。)、伊藤塾時代から一緒だった慶應ローの同級生には独立・起業した方が多くいます。 […]
司法試験予備校の代表者の多くに共通していることがあります。 それは、氏に「藤」が付いているということです!笑 伊藤塾 伊藤 真(塾長) 伊藤 真輝(代表) . 辰已法律研究所 後藤 守男(所長) . アガルート 工藤 北斗(講師名) ※工藤北斗氏は講師名で、本名は岩崎北斗氏です . 資格スクエア 佐藤 郁夫(前代表) ※資格スクエアの代表は当初は鬼頭正人氏で、その後、佐藤郁夫氏に代わり、今は佐藤郁夫氏も資格スクエアの代表を退任しています . bexa 伊藤 建(共同代表の1人) . 加藤ゼミナール 加藤 喬(代表) 次回も、司法試験予備校関連の小ネタを紹介いたします☝
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。



弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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