質問コーナー

労働法重要問題100選講座のBランク以下も問題の位置づけ

予備試験受験生です。
加藤先生の労働法重要問題100選を受講しています。
年内にランクAの問題に絞ってマスターする予定で勉強しています。ランクBの問題はどのように扱っていけばいいでしょうか?

司法試験・予備試験対策として必須なのは、Aランク問題までです。

Bランク以下の問題については、仮に出題されても、多くの受験生は高い水準の論述をすることができないでしょうから、知識さえあれば合格水準の論述をすることができます(つまり、Aランク問題の論点と異なり、書き方レベルのことでは合否は決まらないということです)。

なので、Aランク問題については、書き方まで詰めた復習をする必要がありますが、Bランク以下の問題については、表面的な解答筋レベルのこと(事案と条文・論点の対応関係、論点の組み合わせ、答案全体の流れ)を確認しておけば足ります。

このように、問題の重要度に応じて濃淡をつけながら勉強して頂くことをお薦めいたします。

参考にして頂けますと幸いです。

2022年01月03日
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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)

加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年  新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立

執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
 答案を書くための 行政法集中演習」
 (法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
 25年」行政法(法学書院)

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