加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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労働法速修テキスト講座で学んだことは実務でも役に立つか

現在、司法修習中の者です。
修習中に、選択科目にしていなかった労働法の勉強をしたく、加藤先生の「労働法速修テキスト講義」の受講を検討しています。
こちらの講座は、試験対策ではなく実務のために労働法を勉強する者にも対応していますでしょうか。
受験生ではない者がこちらの講座を受講した際のアドバイスがありましたら、合わせて教えて頂きたいです。

加藤ゼミナールの労働法講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。

労働法速修テキスト講座のテキスト及び講義動画は、いずれも、司法試験・予備試験対策に特化した内容にしており、実務で使うことまで想定した工夫は一切しております。試験対策としての効果を高めるためです。

もっとも、労働法では、試験対策として勉強する範囲も知識の形も、実務で使うものとの共通性が高いです。

労働法の試験範囲では、業務委託契約にも労働基準法をはじめとする労働保護法が適用されるのか、使用者が就業規則により一方的に労働条件を不利益に変更することの可否・限界、時間外労働に対する残業代を固定給に組み込んで支払うことの可否、有給休暇の取得方法、有期契約労働者やパートタイマーの労働条件を正社員に比べて劣位する内容にすることの適法性(短時間・有期雇用労働法8条・9条)など、本当に身近な法律問題が多いです。

従いまして、労働法速修テキスト講座は実務で使うための勉強にとっても有益であると考えます。

ご検討頂けますと幸いでございます。

2021年05月28日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

kato portrait
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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