加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

労働法のシケタイ(伊藤塾)と労働法重要問題100選講座の親和性

伊藤塾の労働法テキスト(試験対策講座)と労働法重要問題100選講座の親和性をお教えいただきたいです。
私は、伊藤塾の労働法のインプット講座を受講しました。
しかし、伊藤塾には労働法の短文事例問題集はありません。
そこで、労働法重要問題100選講座を購入しました。
このまま試験対策講座を使い続けることはどうなのか加藤先生のご意見を伺いたいです。
市販の水町本の方が親和性が高ければ、水町本に乗り換えるのもアリかと考えております。

伊藤塾の試験対策講座(所謂シケタイ)の労働法と、加藤ゼミナールの労働法重要問題100選講座は、内容はだいぶ異なると思います(伊藤塾のシケタイに限ったことではありませんが)。

作成者もメインの参考文献も異なるので、判例・論点をはじめとする複数の見方の余地がある事柄については、説明が異なる箇所が沢山あると思います。論証一つとっても、全然違うと思います。

ただ、労働法重要問題100選講座は網羅性が極めて高いので、一部の超マイナー論点を除き、労働法重要問題100選講座の答案にはほぼ全手の論点についてコンパクトな論証が載っています。したがって、労働法重要問題100選講座のテキストの模範答案を使って、アウトプットとともに、論証のインプットもしてしまえば、シケタイで勉強するのは論点以外の制度概要的なことだけです。

そこで、シケタイ労働法を継続利用した上で、論証のインプットは労働法重要問題100選講座の模範答案でやる、というの勉強法が最も効率的であると考えます。

因みに、加藤ゼミナールの労働法テキストは、分野論点ごとにメインの参考文献を変えています(勿論、全体の論理的整合性が崩れることのないよう、注意しております)ので、水町先生の基本書だからと言って全体的に労働法重要問題100選講座と相性が言い訳ではありません。なので、水町先生の基本書に乗り換える必要はないと考えます。

参考にして頂けますと幸いでございます。

2022年05月18日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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