リアル解答企画 本番5日目(8月23日) 短答試験

点数・順位

憲法 40点/50点

民法 57点/75点

刑法 43点/50点

合計 140点/175点

順位 243位/受験者3703人

※ 法務表のウェブサイト上で「正答及び配点」が発表された後に、採点し、点数を追加しました。

 

民 法

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点 数 57点/75点

雑 感

  • 民法では、法改正があった分野・条文からの出題が多かった。また、憲法・刑法と異なり、論文知識だけで解ける問題は多くないし、思考・読解が重視されている問題もほとんどない。もっとも、組み合わせ問題であるため全ての選択肢の正誤を判断しなくても選択肢を絞り込める上、価値判断(裸の利益衡量)により正誤を判断しやすいため、「条文・判例の適用という正攻法」により正誤を判断することができる選択肢が半分くらいであったにもかかわらず、57点/75点(正答率76%)取ることができた。(2020.9.22追加)
  • 令和1年に比べてだいぶ難しかったと思う。

憲 法

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点数 40点/50点

雑 感

  • 憲法では、全体的に、論文知識重視の問題と思考読解重視の問題が多かった。
  • 人権では、細かい知識を訊く問題は少なく、「判例に関するざっくりとした理解」と「読解・思考」を重視した問題が多い。
  • 統治でも、細かい知識を訊く問題は少なく、「読解・思考」を重視した問題が多い。

 

刑 法

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点 数 43点/50点

雑 感

  • 犯罪ごとの構成要件要素・規範の正確な意味といった論文知識、重要な学説問題の基本的な対立軸に関する知識、及び読解力・思考力で大部分の選択肢について正誤を判断することができるため、論文知識と思考読解重視の問題が多かった。細かい条文知識・判例学説知識を正面から問う出題はほとんどなかった。
  • 上記の通り、盤石な論文知識と読解思考が重視されており、近年の出題傾向の通りだと感じた。

 

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)

加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年  新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立

執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
 答案を書くための 行政法集中演習」
 (法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
 25年」行政法(法学書院)

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