加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

問題文へのマーカー・アンダーラインの引き方

秒速・過去問攻略講座コンプリートの受講生です。いつもお世話になっております。
問題文の読み方及び答案構成のやり方について質問です。
令和2年司法試験リアル解答企画で、加藤先生は問題文にマーク・アンダーラインをされていましたが、各科目、具体的にどういった基準でマーク・アンダーラインをされているのでしょうか。

問題文へのマーカー・アンダーラインの引き方は、全科目で統一しております。

グリーンのマーカー:法令・登場人物・重要なキーワード(例えば、問題文で(以下「…」とする)とある部分)

ピンクのマーカー:積極方向に働く事情や条文の趣旨(特に行政法)

オレンジのマーカー:消極方向に働く事情・例外的な事情・例外的なルール(特に行政法)

ブルーのマーカー:重要な行為(例えば、憲法における法令の適用行為、刑法で犯罪の成否を検討する行為、刑事訴訟法で適法性を検討する捜査機関の行為)

私は、4色のマーカーに加え、4色のボールペンも使っていました。色分けの仕方は、グリーンのアンダーラインがグリーンのマーカー、ブルーのアンダーラインがブルー又はピンクのマーカー、赤のアンダーラインがオレンジのマーカーに対応するものです。マーカーとアンダーラインの違いは、重要度の違いによるものです。

やみくもにマーカーを引くと、絶対に落とすことができない重要な記述が分からなくなるので、できるだけ余計なマークをしないようにしていました。問題文を読んでいる過程で、重要性や使い方がいまいち分からない記述については、ボールペンで黒のアンダーラインを引く程度にとどめていました。

なお、色分けにこだわりすぎると問題文の処理に時間がかかってしまうため、問題文の処理が遅くなりすぎないように気を付けましょう。

2021年01月14日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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