加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

基礎問題演習講座2024において問題の追加・差替えをする理由

いつもお世話になっております。
来年度版の基礎問題演習講座についてご質問させて頂きます。
来年度版の基礎問題演習テキストには、新たに問題の追加がなされるとのことですが、それはどのような理由によるものでしょうか。
今年度版の基礎問題演習講座を受講している関係で、来年度版との内容の差異を気にしております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

基礎問題演習講座2024において問題の追加・差替えを行う理由は、主として次の2点です。

1点目は、基礎問題演習講座の位置づけが若干変わるため、やや難しい問題も搭載できるようになることにあります。

入門講座2022・2023では、基礎応用完成テキストを使った基礎講義と並行して、基礎問題演習テキストを使った基礎問題演習も行っていました。そのため、基礎講義の段階で基礎問題演習テキストも使うという都合上、基礎問題演習テキストには、難しい問題はあまり反映しないようにしていました。

これに対し、入門講座2024では基礎講義の段階では基礎問題演習テキストは使いません(代わりに、基礎応用完成テキスト掲載のcaseの参考答案を使います)ので、基礎問題演習講座2024では、2022・2023年度版に比べて、難しい問題を追加しやすくなります。

2点目は、令和4年~5年の司法試験・予備試験の出題内容を踏まえて問題を追加する必要性にあります。基礎問題演習講座では、司法試験・予備試験過去問を短文化している問題も多いです。基礎問題演習講座2022・2023で参考にしている過去問は令和3年分までですから、基礎問題演習講座2024では令和4年~5年の司法試験・予備試験を短文化した問題もいくつか追加します。

あとは、性犯罪に関する刑法改正に伴う問題の差替えなどもあります。

参考にして頂けたらと思います。

2023年12月26日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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