加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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中小規模の企業法務系事務所に就職するための条件

中堅大学法学部に在籍しており、4月から中堅大学法科大学院既修進学予定で、在学中受験を目指しているものです。 
中小規模の企業法務系事務所に就職したいと考えているのですが、上位校ではないことから、厳しいのではないかなと思っています。できるかぎりいい順位で司法試験に合格し、学歴でのマイナスをカバーできないかと考えているのですが、それは可能でしょうか。また、具体的にどれぐらいの順位だと可能だと思われますか。

中小規模の企業法務事務所は人気がある一方で、採用人数が少ないので、5大法律事務所よりも入所ハードルが高いところも少なくありません。

もっとも、5大法律事務所と異なり、司法試験合格発表後に採用活動を開始・継続する事務所もありますから、そうした事務所であれば、司法試験の順位による挽回も可能だと思います。

受験1回・2桁合格なら、説明会にも参加してちゃんとエントリーシートも書けば(採用担当者は大量のエントリーシートを見ているので、使い回しなどはすぐにバレます)、それなりの確率で書類選考を追加できると思います。

それから、事務所よってはサマクラ・インターン等で採用するところもありますから、積極的に参加したほうがいいと思います。

2024年02月19日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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