加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

0

予備試験論文受験後、司法試験過去問だけでなく難易度の高い市販演習書までやるべきか

現在ロー既修2年くらいです。予備論文の受験が終わり、夏休み以降の勉強方針について質問させていただきます。

法律学習を開始して約2年が経っており、これまではアガルート(他校で申し訳ありません…)の重要問題習得講座や予備過去問講座で論文演習を行ってきました。重問に掲載される(短文事例問題〜法科大学院入試・旧司)問題については、問題を見れば解答方針がぱっと思いつくレベルには到達していると思います。

夏休みからは、加藤先生の司法試験過去問講座で過去問演習を開始しようと考えていますが、これと並行して重問よりレベルの高い演習書(刑法事例演習教材や事例研究行政法など)を並行して行うべきでしょうか。それとも、このような演習書は不要で、司法試験の過去問演習を行い、不足を感じた点について重問やテキストで確認を行えばそれで足りるでしょうか。

加藤先生の見解を教えていただければ幸いです。

予備試験論文式、本当にお疲れ様でした。

重要問題習得講座や予備過去問講座で論文演習を行ってきており、重問掲載問題について問題文を見れば解答方針がぱっと思いつくレベルには到達しているのであれば、基本的には、司法試験レベルの問題に対応できるようになるために、司法試験過去問の演習・分析をやれば足りると考えます。

もっとも、行政法については事例研究行政法、刑事訴訟法については事例演習刑事訴訟法までやっておくのがベストです(類題が出題される可能性が高いからです)。それ以外の科目については、重問・予備試験過去問・司法試験過去問で十分であると考えます。

参考にして頂ければと思います。

2021年07月15日
講義のご紹介
もっと見る

コメントする

コメントを残す

コメントをするには会員登録(無料)が必要です
※スパムコメントを防ぐため、コメントの掲載には管理者の承認が行われます。
※記事が削除された場合も、投稿したコメントは削除されます。ご了承ください。

加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

kato portrait
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
質問コーナーのカテゴリ
ブログ記事のカテゴリ