加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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会社法の論文対策として短答過去問をやるべきか

司法試験・会社法の短答式試験を論文式試験に使うことの有用性について質問があります。
私は、会社法が大の苦手で正直どのように勉強すればいいのかさえ分からない状態です(知識不足があることは自覚済みです)。じゃあ勉強しろよという話になると思いますが、他の予備校講師が短答問題もやったほうがいいよというお話をされていました。
そこで、論文演習をとにかく続けるのか、論文演習に加え短答式試験の問題も眺めるほうがいいのか、加藤先生はどのように思いますか。
駄文で申し訳ありませんが、ご回答いただけたら幸いです。

会社法論文対策としては条文の学習も必要ですが、短答過去問をやるのは非効率だと思います。

論文試験と短答試験とでは、出題の範囲・深さに違いがあるからです。

メリハリをつけるためにリークエ等の薄めの基本書における掲載の有無を目安にしつつ、条文を素読する(基本書を読み、条文が出てきたらその都度、六法で条文を確認する)とともに、必要に応じて周辺条文にまで素読範囲を広げるという方法が適切であると考えます。

2021年05月26日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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