加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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予備試験論文対策としての司法試験論文過去問の優先順位について

予備試験論文対策としての司法試験論文過去問の優先順位について

いつもお世話になっております。現在、秒速講座を受講しており、来年度の予備試験最終合格を目指している者です。
早速ですが、(講座の受講期限が迫っていることもあり、)予備試験論文対策として解くべき司法試験論文過去問の優先順位(科目、年度)をご教示いただけませんでしょうか。いわゆるヤマ当てという観点よりは、むしろ一般的な答案や論点の書き方等の観点からご教示いただけますと幸いです。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

憲法は、平成30年から令和2年です。「保障→制約→人権の性質と規制の態様等を考慮して違憲審査基準を定立→当てはめ(目的手段審査)」という違憲審査の基本的な枠組みの使い方、問題文のヒントに従って何についてどう論じるべきかを判断する姿勢と読解のコツを習得する上で非常に有益です。

行政法は、出題頻度の高い行政裁量、処分性及び原告適格が出題されている問題のうち、平成21年、平成24年、平成26年、平成27年、平成29年及び平成30年あたりです。

民法は、平成23年、平成25年、平成27年、平成28年及び平成30年です。

商法は、平成20年、平成26年、平成28年及び平成30年です。

民事訴訟法は、平成24年、平成27年、平成29年及び平成30年です。

刑法は、平成20年、平成22年、平成23年、平成24年、平成25年、平成27年及び平成28年です。

刑事訴訟法は、平成22年、平成24年、平成27年、及び平成30年です。

科目ごとの優先順位は、憲法>行政法>刑事訴訟法>>刑法>>民事系、となります。

参考にして頂ければと思います。

2021年05月03日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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