加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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令和3年司法試験向けの出題予想について

いつもありがとうございます。
秒速・総まくり2021、秒速・過去問コンプリート2021、労働法速修テキスト講義及び労働法過去問完全攻略講義の受講生です(加藤先生の信者といっても過言ではありません笑)。
令和2年の出題を踏まえて、令和3年のヤマを教えていただきたいのですが、ゼミを受講していないと難しいのでしょうか。民法のヤマで詐害行為、刑訴では過去問を終えたら一事不再理効などに徐々に手をひろげていくと講義でお話されているのを聞いて、令和2年予備での出題は令和3年に影響するのかや、労働法では割増賃金はもうやらなくていいのか等色々考え込んでしまいます。
以前どこかの質問で、ゼミ受講生との関係で公開は予定していないとの回答を拝見したことがありましたので、上記講座受講生との間ではどうなのかなと思い、質問させていただきました。
もし既にお話されていれば閲覧の方法を教えていただければと思います。

基本7科目及び労働法について、私のインプット講座とアウトプット講座で学習して頂き誠にありがとうございます。

論点にもよりますが、基本的には、令和2年予備試験で出題された論点が令和3年司法試験で出題される可能性は低いです。例えば、一事不再理効の客観的範囲については、これを令和3年司法試験で出題すると、令和2年予備試験受験生に非常に有利になるため、出題されないと思います。もっとも、直接利益相反取引、詐害行為取消権、債権者代位権、既判力といった分野単位では、令和2年予備試験で出題されたものが令和3年司法試験で出題される可能性が下がるとはいえないと思います。

労働法だと、同じ分野から2年連続で出題されたことはほとんどない上に、まだ出題されない重要分野があります(採用内定、労契法18条、短時間有期雇用労働法8条・9条)から、割増賃金がらみの問題は出題されないと思います。

基本7科目及び労働法について、秒速講座及び労働法講座の受講者様向けに出題予想講義をするかについては、検討させて頂きますね。

2021年03月21日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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