加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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短文事例問題集はどこまでやり込めばいいのか

私は、短文事例問題演習がそこそこの状態で過去問演習に入ってしまいました。
以前、加藤先生はブログで、短文事例問題演習と過去問演習ではやる目的が異なり、短文事例問題演習は過去問演習の前提に位置づけられるおっしゃっていましたが、司法試験合格レベルとしての短文事例問題集の精度はどれくらいのものかをお聞きしたいです。
合格者に聞いても、「2周はした」などと抽象的で、その中身は分かりづらくて…。答案までは作らなくても良い、構成で良い、キーワードが言えればよい等お答えいただければ幸いです。

短文事例問題演習をやる目的は、①司法試験過去問レベルの問題の演習に入る前提となる実力を身に付けることと、②司法試験過去問の穴を埋めることにあります。

①では、基本的には、条文・論点と典型事例との対応関係を知識として身に付けることと、条文・論点といった知識の使い方に慣れることが獲得目標になります。短答事例問題を見たときに、短時間で、本問で使う条文・論点を想起し、何をどういった順序で論じることになるのか(答案の最初から最後までの大まかな流れ)をイメージできる状態にもっていく必要があります。

科目ごとに、上記の状態に到達するまで、短文事例問題集を繰り返すことになります。そして、上記の目的からすると、答案作成までは不要であり、答案構成を紙に書いたり、脳内で答案構成をするという方法で足りると考えます。

2021年02月03日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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