加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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労働法第2問で出題される労働保護法の分野

お世話になっております。
労働法速修テキスト講義受講生です。
いつも質問に答えて頂き、理解が深まり大変助かっております。ありがとうございます。
質問ですが、近年、司法試験の労働法第2問において、速修テキスト第3部(労働組合法)からの出題が主であると思います。
労働法第2問において、速修テキスト第1部(労働法総論)・第2部(労働保護法)から出題されるとしたら、どの分野からの出題されるのでしょうか?
そこら辺の境目がよく分からず、疑問に思ったため質問致しました。
回答して頂けますと幸いです。

労働法第2問で出題される労働保護法の分野は、基本的には、不当労働行為に関連する分野です。典型的なのが、人事権行使(第6章人事、第14章懲戒、第16章解雇)です。

あとは、平成23年第2問のように、労働協約による労働条件の不利益変更と並んで、就業規則による労働条件の不利益変更(第2章)が出題される可能性もあります。

理論上、他の分野からの出題も可能ですが、出題される現実的な可能性があるは上記4分野であると考えています。

2020年12月21日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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