加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

【合格者インタビュー】論文48位・労働法2位(81.66点)で司法試験合格

ナガセ様は、加藤ゼミナールの総まくり論証集7科目セットと労働法論証集で勉強をして、法科大学院在学中に、論文48位労働法2位(81.66点)で司法試験に合格されました。

今回のインタビュー動画では、労働法論証集と判例百選を併用した労働法対策のコツについて、お話しいただきました。

労働法論証集だけでも、60点前後は安定して目指せます。労働法では、論点が多く、判例の規範が重視されているうえに、考慮要素まで書くべき論点も少なくないため、①論点の抽出、②判例の規範定立、③考慮要素の記述という、当てはめ以前のところで大差がつくからです。

もっとも、判例を踏まえた当てはめも重視されており、特に令和7年司法試験で出題された『退職後の競業避止義務条項の有効性』『競業避止義務違反を理由とする退職金支給制限条項の適用の可否』『使用者側の言論』『下級職制の支配介入』などの当てはめ重視の重要論点では、「判例がいかなる事情をどのように評価したのか」まで踏まえて当てはめをすることが、高得点を目指すうえでは重要になってきます。

したがって、労働法論証集だけの受講者様は、高得点を目指すのであれば、判例百選も使って「判例の当てはめのポイント」までおさえるべきです。

労働法論証集と判例百選を併用したナガセ様の勉強法は、労働法の科目特性に合った効率的で確実な勉強法であったといえます。

 

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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