加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

私の仕事部屋を紹介します(毎日、本に囲まれた生活を送っています)

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以前、仕事部屋の本棚を見たいという要望を頂いたことがあったので、私が教材作成をしている部屋を紹介しようと思います。

私は自宅で教材作成、講義収録、オンラインゼミをしているため、毎日ずっとこの仕事部屋で、本に囲まれた生活を送っています(収録室は別にあります)。

こだわりは、余計なものを置かないことと、定位置から手を伸ばして文献等に手が届くことです。

右側の本棚には、基本7科目と労働法の基本書及び解説書があり、左側のラックには、自分で作成した今期講座の教材、受験雑誌(法学セミナー、受験新報等)、判例集及び予備校本等があります。

基本書・解説書は、1科目につき、10~20冊程度です。

私は8科目を担当しているため、1科目につき10~20冊が限界です。

教材を作成する際には、1科目につき、2~3種類の基本書をベースにして、必要に応じて他の基本書・解説書で補っています。

版が変わった場合も、直ぐに旧版を捨てるということはしません。旧版が手元にないと、新版でテキストの該当箇所を検索するのに時間がかかることもありますし、新版と旧版を比較したり、旧版で改正前の説明を確認することもあるからです。

私が一番好きなことは教材づくりですが、一番大変なのも教材づくりです。

教材作成には、本当に根気が必要です。いちから作成する段階で膨大な時間がかかりますし、完成後も、参照文献の改版による参照文献の頁表記の変更、内容の追加・変更による頁数変更に伴う目次・索引等の変更、法改正・最新判例・傾向変化への対応などが必要です。教材の作成と同じかそれ以上に、教材の維持にも時間がかかります。

それでも、教材作成が一番好きです。

論証や答案例を綺麗に書くことができたとき、最新判例を上手くまとめることができたとき、答案の背後にある処理手順や考え方といったこれまで言語化されてこなかった超上位合格者の思考プロセスを分かりやすく文章化できたときなどには、良いものができた、また一歩、理想の作品に近づいたと思います。

毎年、合格体験記を読んでいて嬉しく思うことの一つが、合格体験記を執筆して下さった方々の私の教材に対する強い信頼です(クリックすると、合格体験記のページに飛びます)。

  ” 秒速・総まくり講座のテキストでは、論点の解説を加藤先生が論証の形で作成しており、試験本番でもそのまま使える記述が多く、とても便利です。更に、秒速・総まくり講座のテキストを読めば、判例百選を読むのが不要なのではないかと思うくらい、加藤先生が重要判例を短すぎず長すぎずまとめてくれています。”(田子大樹様 総合308位)

  ” 労働法講座を扱っている予備校が多数ある中、私が加藤先生の講座を選択した理由は主に2つあります。…2つ目は、当時、既に加藤先生の総まくり講座で基本7科目受講しており、圧倒的な信頼があったことです。”(谷口陸様 労働法60点・上位15~16%)

  ” テキスト・論証集には新しい判例の理解や受験界通説、試験傾向に合った理解が反映されており、試験対策として必要十分な知識が入ったテキストになっていると思います。”(野口一眞様 労働法62.10点・上位10%)

  ” 労働法のインプットについては、判例の詳細を調べる際に判例百選の解説部分を参照したことが数回あったことを除いて基本的にはすべて速修テキストで行いました。”(M・K様 労働法74.64点・3~4位)

  ”  先生のブログやTwitterを拝見して、新しい判例等に対するアップデートの素早さを知り、判例が命とされる労働法の講師として信頼できると感じたことも、受講の理由となりました。…前述のように加藤先生の講座の教材は、基本書、論証集、判例集の3つの役目を一つの教材で兼ね備え、しかも出題趣旨・採点実感の理解や指摘が反映されています。”(K・N様 労働法68.34点・上位3%)

この信頼を決して裏切ることにならないよう、そして、信頼により一層を応えることができるよう、今後とも日々邁進して参ります。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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