加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

【順接接続詞の使い方のルール化】

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解釈の結論(規範を含む)を導く場合、原則として論理必然はないから、順接は「したがって」「よって」ではなく「そこで」を使います。

当てはめの結論では「したがって」、その後に続く大きな結論(請求の当否、犯罪の成否等)では「よって」、更に大きな結論を示す場合には「以上より」を使います。

このように予め接続詞の使い方を決めておき、常識化しておくと、答案全体における接続詞の使い方に統一性が出て読みやすい答案になりますし、接続詞の使い方に悩まないため書くスピードが上がります。

文章表現や書くスピードも事前の準備でなんとかなります。対策は大事です。

参考として、令5年司法試験「民法」の答案を公開いたします。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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