加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

弁護士業界の将来性と課題について

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予備校の代表である私が言うと、ポジショントークだと思われがちですが、弁護士は国民の生活と経済を支えるインフラとして必要不可欠ですし、社会の複雑化に伴い活躍の場が広がっていると考えています。

顕在化していない潜在的需要も多いでしょうし、テクノロジーや経済の発展・成長に伴い新たな法曹需要が生み出されていくと思います。

もっとも、良いことばかりではありません。

弁護士になれば当然のように活躍の場があり、経済的安定も得られるという時代は終わりました。

良くも悪くも、今後は、これまで以上に、弁護士業界における二極化が進みます。

どんなに熱意と実力があっても、顧客にアクセスすることができなければ、自分を社会に還元することができません。

経営・マーケティングと法曹サービスの質とのバランスは、今の弁護士業界が抱えている大きな課題であると考えています。

昔に比べて、弁護士業界の実情が変わり、弁護士の在り方も多様化しました。

だからこそ、皆さんには、きちんと自分と向き合い、情報収集も行った上で、進路選択をしてほしいと思っています。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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