加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

本日、38歳になりました

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本日、38歳になりました。

予備校講師を始めて9年が経ち、加藤ゼミナールも開校3年目に入りました。

受験生の皆様には、加藤ゼミナールをご利用いただき感謝申し上げます。

皆様が各々の目標を達成することできるよう祈念しております。

 

司法試験の合格発表について

来週8日、令和5年司法試験の合格発表があり、今年から掲示板による合格発表が再開します。

9年前、私は不合格を2回経験していたため、掲示板で自分の受験番号を見つけた時、嬉しさよりも安堵のほうが強かったです。

合格を確認した直後、空の色の映り方が変わった感じがしました。

今年受験された方には、来週8日に最高の瞬間が訪れるように願っております。

 

加藤ゼミナールについて

開校3年目に入ります

加藤ゼミナールは、開校3年目に入っており、お陰様で大変順調に運営することができております。

設立当初は講師は私1名でしたが、2022年3月からは大先輩でもある高野泰衡先生、総合5位・経済法1位で司法試験に合格した実務家弁護士である加藤駿征先生にも参画して頂き、初学者向けのフルパッケージプランから中上級者向けの試験対策講座、労働法講座から経済法講座まで幅広く講座を展開することができております。

去年は、開校1年で合格者110名を輩出し、1桁台の超上位合格者や短期合格者も多数輩出するとともに、多くの合格者と御来賓をお招きして司法試験合格祝賀会を開催することもできました。

合格祝賀会に出席して下さった方々には、改めて、深く御礼申し上げます。

基幹テキストの完成

去年から新たに作成に取り掛かった基本7科目の基礎応用完成テキスト7冊、基本7科目の基礎問題演習テキスト7冊及び法律実務基礎科目テキスト3冊も完成し、私が作りたいと考えていたテキストが一通り揃いました。

私が作成した基幹テキストは、合計41冊です。

  • 基本7科目の基礎応用完成テキスト7冊
  • 基本7科目の総まくり論証集7冊
  • 基本7科目の基礎問題演習テキスト7冊
  • 基本7科目の予備試験過去問テキスト7冊
  • 基本7科目の司法試験過去問テキスト7冊
  • 法律実務基礎科目完成テキスト1冊
  • 法律実務基礎科目の予備試験過去問テキスト2冊
  • 労働法速修テキスト1冊
  • 労働法重要問題100選テキスト1冊
  • 労働法司法試験過去問テキスト1冊

私は多くの参考文献で裏取りをしながら一から教材を作成しているので、教材1つのひとつの作成に多大な時間を要します。

私は、受験生の頃、学習時間全体の約8割をまとめノート(科目ごとに様々な基本書・判例集・演習書等などを参考にしながら作成します。1科目200ページ前後)の作成に充てており、司法試験合格後は、受験生時代のまとめノートも参考にしながら教材としてのオリジナルテキストの作成に勤しんできました。

このように、私は受験生・予備校講師としての時間の大半を教材作成に費やしてきました。

今だから言えることですが、参加者40名超の添削ゼミと並行しながらBEXA及び資格スクエアで講座を担当していた頃は、本当に時間がなかったので、寝過ごすのが恐くて、ベッドではなく床の上で寝る日が続くこともざらにありました。

こうした長年にわたる地道な作業が実を結び、ようやく今年、基幹テキスト41冊を完成させることができました。

御礼と抱負

役員、講師、社員及びスタッフといった社内のメンバーに限らず、本当に多くの方々の支えがあってこそ、加藤ゼミナールを運営することができております。

加藤ゼミナールの受講者様と関係者様には、厚く御礼申し上げます。

目の前にある仕事を一つひとつ丁寧にこなしつつ、徐々に新しい取り組みも進めることにより新たな価値を生み出していきたいと思っております。

法曹教育の機会均等と真の合格実績を追求という弊社の理念を実現できるよう、日々邁進して参ります。

 

受験生の皆様へ

司法試験合格者で専業の予備校講師になる人はかなり珍しいです。専念すればするほど、実務経験も専門知識も積めなくなり、実務家としての将来性を失うからです。

私の実家は祖父の代から続く弁護士の家系なので(祖父、父、姉、私の4名が弁護士です)、私が専業で予備校講師をしているのは非常に珍しいことです。

当然、当初は家族や先輩・友人弁護士に猛反対されました。その後、熱意と実績が伝わったことなどもあり、徐々に周囲も受け入れてくれるようになりましたが、今でも肩身の狭い思いをすることはあります。

しかし、私は、専業での予備校講師の道に進み、加藤ゼミナールを設立したことを後悔したことは一度たりともありません。

それが私にとって一番やりたいことであり、かつ、自分の能力と経験を社会に一番還元できることだと思っているからです。

私は、誰しもが居住地や所属にかかわらずに良質な法曹教育を受けられるようにすることで、法曹教育の機会均等を図って優秀な法曹を輩出し、ひいては法曹サービスを享受する社会全体に貢献するということを理念として、加藤ゼミナールを設立しました。

長年にわたる地道な作業と多くの方々の支えもあり、徐々に創業理念の実現に近づくことができています。

進路選択における正解は人ごとに異なります。

業界の多数派のイメージを無視しろとまでは言いませんが、多数派のイメージに流されることなく、自分が納得できる道に進んでほしいと思います。

さらに言えば、自分にとってのベストな選択も1つではないと思っています。結局は、人生の主人公である自分がどう思えるかなので、「これで良かった」と自分が満足できるような生き方と考え方をできるかが重要なのだと思います。

司法試験合格は、受験生活のゴールである一方で、今後の社会人生活のスタート地点にすぎません。

自分としっかりと向かって、本当に自分がやりたいことを見つけ、悔いのない人生を送って頂きたいと思います。

皆様が満足のゆく素晴らしい人生を歩まれることを念願しております。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

kato portrait
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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