加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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設問・小問を書き間違えた場合における採点上の悪影響

予備試験刑事実務基礎科目で、設問1小問2を設問2と書き間違えた可能があります。
以下のような感じです。

第一 設問1
1 小問1
2 設問2
第二 設問2

この場合でも設問1小問2は採点対象になるのでしょうか。なるとしても厳しく採点されるのでしょうか。

受験者のほぼ全員が、記述と設小問等との対応関係を明確にするために、「設問1」「小問1」といったことを答案に書きます。

もっとも、こうしたことを書かなくても、採点者において各設小問等に対応していると判断することができれば、ちゃんと採点されるはずです。対応関係を明らかにするための一手段として、一応、書いているだけなんですよね(もちろん、採点上の不利益を受ける可能性を0にするために、「設問1」「小問1」といったことを書くべきです)。

例えば、「設問1小問2を設問2と誤って記載してしまった」としても、設問1小問1→設問1小問2→設問2という流れで書いているのですから、「第一設問1 設問2」の記述が設問1小問2に対応したものであることは明らかです。

したがって、ちゃんと採点されますし、減点されることもないと思います。

2021年10月04日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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