加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

0

法科大学院2年生が司法試験対策講座の受講を解するべき時期

現在、自分は法科大学院既修2年で、アガルートの論証集については理解できている、重要問題習得講座についてAランク以外はまだ一周できていないという段階なのですが、総まくり講座・司法試験過去問講座を今から並行して受講するべきか、来年まで基礎を固めて2022年版の総まくり・過去問講座まで購入を待つべきか、どちらがいいでしょうか。
令和2年司法試験過去問のみ検討済みです。大学院の予習との兼ね合いもあるので教えていただきたいです。よろしくお願い致します

司法試験対策講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。

司法試験対策を明確に意識した勉強は、なるべく早い段階でスタートした方がいいです。司法試験全体と各科目とで何が重視されているのか明確に認識できているかにより、普段の勉強の質が大きく変わってくるからです。そのため、今期から、試験傾向が色濃く反映されている総まくり講座と司法試験過去問講座を受講することにより、司法試験対策として効果的な学習をスタートして頂くことをお薦めいたします。

また、総まくり講座と司法試験過去問講座はボリュームがあるため、講座内容をしっかりと理解記憶するためには相当な期間を要しますから、この意味でもなるべく早く受講した方がいいと思います。特に、司法試験過去問については、少なくともAランクのものは答案練習を2回以上やって完成度の高い答案を書けるところにまで持っていく必要がありますから、早い段階から司法試験過去問に着手したいところです。

そして、今期の講座の視聴期限は来年12月31日までですが、この時期は、講義動画を視聴し直すよりも、これまで講座で学んだことを常識化するために、総まくり講座の教材の読み込みや司法試験過去問の答案練習を繰り返すことに時間を使うのが理想的ですから、司法試験受験前に講座視聴期限が到来しても問題ありません。

以上より、今期の司法試験対策講座を受講して頂くことをお薦めいたします。

参考にして頂けますと幸いです。

2021年05月18日
講義のご紹介
もっと見る

コメントする

コメントを残す

コメントをするには会員登録(無料)が必要です
※スパムコメントを防ぐため、コメントの掲載には管理者の承認が行われます。
※記事が削除された場合も、投稿したコメントは削除されます。ご了承ください。

加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

kato portrait
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
質問コーナーのカテゴリ
ブログ記事のカテゴリ