加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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憲法と民法の演習書について

平素は大変お世話になっております。
過去に同じ質問がありました申し訳ございません。
憲法と民法の演習書についてご質問です。
改正民法に対応した演習書として、おすすめのものはございますでしょうか。
また、憲法につきましては、司法試験過去問をベースに演習をしておりますが、演習書もやるべきでしょうか。もしやるとして、おすすめの演習書はございますでしょうか。
なお、来年の司法試験を受験する予定です。
一般的なご質問で恐縮ではございますが、宜しくお願い致します。

民法については、沖野ほか「民法演習サブノート210」がお薦めです。民法の演習書では、網羅性を重視するべきです。なお、ロープラクティス民法だと、情報量が多するぎるため、回しきれないと思います。

憲法については、司法試験過去問と予備試験過去問(人権からの出題に限る)をやっておけば十分です。この2つだけでもかなりの量になります。憲法では、とにかく、過去問を通じて問題文の読み方と答案の書き方をマスターすることが大事ですから、演習書をやる余裕があるのであれば、その時間を過去問を繰り返すことに回しましょう。憲法の場合、演習書をやっても、たいした学習効果を得ることはできないと思います。

参考にして頂けますと幸いです。

2021年05月07日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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