加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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入門講義で解説があった論点のうち、問題集・論証集に掲載されていないものを勉強する方法

現在、資格スクエアの予備試験講座を受講しています。
講義では解説があった論点が、資格スクエアの論文問題集や論証集に掲載がない場合、その論点について、どのように論証すればよいか分からず、悩んでいます。①手を広げすぎないよう、このまま使用しているテキストと問題集のみを使用して、足りない論証などを加筆していくか(インターネットで合格者のブログから論証例を探して、テキストに加筆する)、②秒速シリーズを使用し、予備試験の基礎講座で論証例がないものを補充していく方法とでは、方法論として、どちらがよい(効率がよい)と思われますでしょうか。
なお、基礎講座も聞き終わり、予備試験の過去問も一周しています。
予備試験講座を担当されていない加藤先生に質問することではないと思いますが、回答いただけると幸いです。

①このまま使用しているテキストと問題集のみを使用し、足りない論証などを加筆していく(インターネットで合格者のブログから論証例を探して、テキストに加筆する)という方法だと、多くの時間を要するために非効率であり、内容の信憑性が担保されていないため効果に問題があり、さらに合格者ブログで論証例を見つけることができるのか不確実でもあります。

質問者様が「基礎講座も聞き終わり、予備試験の過去問も一周してい」ることから、秒速シリーズに付いて来れるだけの学習段階にあると思います。そして、秒速シリーズでは、この論点についてどう論じるべきかという書き方にも重点を置いているため、アウトプットに直結するインプットをすることができます。なので、②秒速シリーズのうち、秒速・総まくりを論証集つきで受講して頂くことをお薦めいたします。

令和2年予備試験論文はほぼ100%、総まくり論証集から出題されています(しかも、Cランクだった公害防止協定の法的拘束力を除き、全てA・Bランクからの出題でした)ので、総まくり論証集を一元化教材として使って頂くことをお薦めいたします(令和2年予備試験と総まくり論証集との関連性についての記事は、こちら)。

参考にして頂けますと幸いです。

2021年03月08日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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