加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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孔子廟訴訟(最大判令和3年2月24日)は令和3年司法試験・予備試験対策として読むべきか

いつも大変お世話になっております。
孔子廟訴訟(最大判令和3年2月24日)は、令和3年度の司法試験対策として目を通すべきでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒宜しくお願い致します。

孔子廟訴訟(最大判令和3年2月24日)については、目的効果基準と総合衡量型の枠組みの棲み分けについてどういった立場に立っているのかの理解が難しく、まだ教授の先生方の理解も示されていないため、仮に令和3年司法試験・予備試験で政教分離原則が出題されたとしても、本判決を踏まえた論述をすることは求められていないと思います。そのため、令和3年司法試験・予備試験対策としては、論文対策として勉強をする必要性は高くないです。当てはめの仕方を確認するくらいで足りると思います。

本判決の解説としては、伊藤建先生の解説が大変参考になると思いますので、リンクを張らせて頂きますね(こちらをクリック)。

2021年02月26日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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