加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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意味のあるまとめノート作り

お世話になっております。
まとめノートについて質問がございます。
よく、受験生が単語や論証をまとめた「まとめノート」について作成・使用していると耳にします。
単語や論証について,自作のものからある書類に書き込む方法などありますが,先生はどのような方法をとって勉強されていたのでしょうか。
宜しくお願い致します。

私は、科目ごとに、B5サイズのルーズリーフに、概念・定義・論証といった論文試験の答案で書くことになるであろう知識をまとめていました。

法科大学院入試までは、伊藤塾の基礎マスターテキスト、伊藤塾の論証集(今の論文ナビゲートに近いもの)及び伊藤塾オリジナル問題集(今の試験対策問題集に近いもの)を参照しながら、1科目100~200ページくらいでまとめていました。

予備校の基礎講座を利用している場合、基本書まで参照すると「まとめる」ことができなくなるので、なるべく参照するものを限定しましょう。初学者の段階であれば尚更です。

完璧なノートを作ろうとするのではなく、今自分の手元にある教材の内容を自分が使いこなせるようになるために「まとめる」ようにしましょう。

私の場合、まとめる過程で理解の過程を強制的に経ることになるので、記憶の促進にも繋がりました(理解には記憶を促進する効果もあります)。文章を読み、要約するという経験が乏しかった私には、相性のいい勉強法だったと思っています。

2021年01月27日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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