加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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繰り返し解く短答過去問を1/2まで絞る際の基準

加藤先生の「令和2年司法試験短答過去問完全解説講義」を受講しようと思っています。
先生は、この講義で「過去問分析を通じて問題類型ごとの勉強法と解法を身につけた後に、正答率の高さに従って過去問を1/2くらいにまで絞り、1/2まで絞った過去問を繰り返しましょう。」とブログでお書きになられていますが、正答率は何%以上のものに絞るべきでしょうか。
憲・民・刑とも80%以上のもので大丈夫でしょうか?
宜しくお願い致します。

繰り返し解く短答過去問を1/2まで絞る際には、①正答率だけでなく、②出題範囲の重なりも考慮しましょう。①だけだと、特定の分野・条文・論点が手薄になってしまうおそれがあるからです。

①正答率については70~80%を基準とし、②重要度の高い分野・条文・論点(例えば、刑法の因果関係)以外については同じことが問われている問題はやらない(あるいは、後回しにする)という方法により、正当率の高い問題で正解することができる分野・条文・論点の幅を広げましょう。

2021年01月27日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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