加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

0

マーカー・アンダーラインを引く際の基準

いつもお世話になっております。
加藤先生は、テキストに蛍光ペンやボールペンでマーキングをする際、どのような基準で色分けをするべきだと考えていらっしゃいますか?

私は以下の基準でマーキングをしているのですが、より良い方法はありますでしょうか。
規範・定義:オレンジマーカー
理由づけ・条文趣旨:青マーカー
反対説・反対利益・あてはめ(消極要素):緑マーカー
条文:原則・あてはめ(積極要素)・問題意識・その他重要なポイント:黄色マーカー
マーカーを引いたところの中でも重要なキーワード:赤ボールペン

また、六法にマーキング等をする際にも、どのような基準で色分けをしていくべきかを教えていただけると幸いです。

マーカー・アンダーラインを引く際の「色分けの基準」や「マーカーとアンダーラインを区別する基準」は人によって異なるので、ご自身に合った基準をそのまま継続して使うのが宜しいかと思います。私は、受験生時代からこちらの基準でマーカー・アンダーラインを引いていました。

一点だけ気になるのは、おそらくマーキング箇所は全て太線でマーカーを引いていると思われるということです。私は、上記の基準でもそうですが、重要度を3段階に分けて、重要度の高い順に、①太いマーカーを引く>②細いマーカーを低い(マーカーでアンダーラインを引く)>③ボールペンでアンダーラインを引く、という方法を採用していました。①と②の区別まですると、より一層、重要度の違いが分かりやすくなると思います。

①太いマーカーを引く
②細いマーカーを低い(マーカーでアンダーラインを引く
③ボールペンでアンダーラインを引く

「マーカーを引いたところの中でも重要なキーワード:赤ボールペン」と似ていることは、私も受験生時代にやっていました。太いマーカ箇所は全体がぼんやりとするので、ボールペンでアンダーラインを引くと読みやす・識別しやすいんですよね。

「マーカーを引いたところの中でも重要なキーワード

六法については、「原則的なこと」・「できる、認められる」とする部分は青マーカー又は青ボールペン、「例外的なこと」・「できない、認められない」とする部分はオレンジマーカー又は赤ボールペン、という分類にしていました。

参考にして頂ければと思います。

2020年12月13日
講義のご紹介
もっと見る

コメントする

コメントを残す

コメントをするには会員登録(無料)が必要です
※スパムコメントを防ぐため、コメントの掲載には管理者の承認が行われます。
※記事が削除された場合も、投稿したコメントは削除されます。ご了承ください。

加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

kato portrait
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
質問コーナーのカテゴリ
ブログ記事のカテゴリ