加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

秒速・総まくりの適切な受講開始時期

加藤先生の秒速・総まくり2021は、2023年の司法試験を受験することを想定している場合でも、受講したほうが良いでしょうか。
それとも、来期の秒速・総まくり2021が発売されるのを待って受講した方が良いでしょうか。

秒速・総まくりの受講を検討して頂き、ありがとうございます。

秒速・総まくり2021は、2021年司法試験の出題の傾向・形式に合わせた内容になっており、分野・論点ごとのランク付けやマーク・アンダーラインの指示についても2021年司法試験の出題の傾向・形式に合わせております。もっとも、これから2年間で司法試験の出題の傾向・形式が大きく変化する可能性は低いです、また、2023年司法試験との関係で、ランク付けやマーク・アンダーの指示が変更される箇所がごく僅かです。基本的には、2021年司法試験で出題された分野・論点のランクが1段階下がることがある、というくらいです。従いまして、2023年司法試験の対策としても、秒速・総まくり2021を有効利用して頂けます。

司法試験では、科目ごとに特徴があり、これに合わせた勉強をすることが極めて重要であり、大変でもあります。私自身、司法試験における科目ごとの特徴に合わせた勉強をしていなかったため、1回目・2回目の論文試験では成績が伸びず、3回目の受験の際に司法試験過去問を通じて科目ごとの特徴に合わせた勉強をすることができるようになったことで、一気に論文試験の成績が伸びました。それくらい、司法試験論文対策では、科目ごとの特徴に合わせた勉強をすることが重要です。

秒速・総まくり2021では、司法試験における科目ごとの出題の傾向・角度・範囲・形式、答案の書き方、及び考え方に重点を置き、これらを反映した内容にしております。そのため、秒速・総まくり2021を受講することにより、司法試験における科目ごとの特徴とそれが反映された書き方・考え方を身につけることができます。これらを身につけると、法科大学院の授業、市販演習書、予備校答練等についても、どこが(あるいは、どこまでが)司法試験論文式との関係で重要なのかを判断することができるようになりますから、秒速・総まくり2021以外を使った勉強についても、司法試験論文対策としての効果を上げることができます。

司法試験における科目ごとの特徴に合わせた勉強をする期間は出来るだけ長いほうが良いですから、早い段階から科目ごとの特徴が反映された秒速・総まくり2021を受講して頂くことをお薦めいたします。

参考にして頂けますと幸いです。

2020年10月21日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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