加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

過去問演習の進め方

来年の司法試験合格を目指しているロー3年です。加藤ゼミナールの過去問講座を受講しております。今年の司法試験は受けていません。
夏は司法試験の過去問に取り組んでいたのですが、歯が立たず、一度中断して秋からは演習書に取り組んでいます。
ですが、それでも問題の論点がわからないことや論証を覚えていないことがほとんどであり、論証集のインプット重視の勉強をしたほうが良いのではないかと考えています。
一方で、3月の模試を受けることを考えているため、なるべく早く演習書を周回して過去問に取り組むべきではないかとも思い、焦りばかりが増している状況です。
(今取り組んでいる演習書が終わったら)一度、全科目の論証や知識をある程度頭に入れてから演習書・過去問に取り組んだほうが良いでしょうか?
もしそうであれば、年内など期限を決めて集中的に暗記に取り組み、遅くとも年明けからは演習書や過去問に入ろうと思っています。
ローの予習復習もあるため、限られた時間の配分に悩んでいます。
※自身の特性として、覚える作業自体は苦ではないため長時間取り組むことができ、頭に入れるスピードも遅くはないと思います。

過去問に着手する前にインプットを完成させようとするといつまでも過去問に着手することができないですし、過去問の出題傾向を意識した(過去問でこう出題されるということを意識しながら)インプットをすることも出来なくなります。

もっとも、定義や論証をある程度頭に入れておかないと、過去問演習のしようがないですし、過去問から本当に学ぶべきことも学べないので、ある程度全体的なインプットをしてから過去問演習に入ったほうがいいです。

年内はインプットに使い、年明けから一気に過去問演習を進めるという方法が望ましいと考えます。

参考にしていただければと思います。

2024年10月12日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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