加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

基礎問と過去問の学習順序

基礎問題演習講座は過去問を素材としたものが多く含まれています。そのため学習の順番として、まず基礎問をやり、次に過去問をやると仮定した場合、過去問をやる際には基礎問で学んだ事例が含まれることになり、初見の問題への対応や時間配分の練習効果が薄れるような気がします。このような心配は杞憂でしょうか?

過去問をやる際には、これまでのインプット・アウトプットで学習したことを総動員して問題を解くことになります。だからこそ、これまで学習したことが過去問に関連しているのであれば、その分だけ過去問を解きやすくなるわけであり、それが理想的です(そうでなければ、極論、過去問に全く対応できませんので。)。

基礎問や過去問の類題が本試験で出題された場合には、その分だけ時間に余裕ができ、答案作成に時間をかけられるようになるわけですから、それと同じことです。

基礎問をしっかりとやり込み、過去問演習では基礎問レベルのことは当然に書けることを前提として過去問レベルのことに重点的に訓練・習得できる状態になります。

参考にして頂けますと幸いです。

2023年11月16日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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