加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

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短答対策としてのインプットの範囲(過去問だけで足りるか?)

令和5年の予備試験短答は140点で落ちました。民法・行政法・商法が成績悪く、条文と判例の正確な知識不足を、痛感しました。そこで、短答・論文過去問に出題された条文判例は、必ずチェックするようにしていますが、このほかに、判例六法に乗っている判例もチェックする必要があるのでしょうか。時間がかかるので、やっていません。アドバイスください。

短答対策では、過去問からの出題に備えて過去問中心の勉強をしますが、過去問以外からも出題されるため、過去問だけでは予備試験短答の合格ラインに到達しないと思います。

過去問中心のインプットをしつつ、過去問から出題範囲をイメージして過去問以外の条文・判例にも目を通しておくべきです。

判例六法の掲載判例は多すぎるので、全部をチェックしようとする消化不良に陥ると思います。ただ、少なくとも判例百選の掲載判例には全て目を通しておくべきです。

参考にして頂けますと幸いです。

2023年11月05日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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