プロフィール
T・K 様(男性)
平成28年 早稲田大学法科大学院卒業
平成30年 受験3回目で平成30司法試験で合格
受講講座
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成 績
平成30年
総合 593位/受験者5238人 909.73点
論文 595位 442.70点
.公法系 107.51点(憲法B 行政B)
.民事系 162.96点(民法A 商法C 民訴B)
.刑事系 112.47点(刑法C 刑訴A)
.選 択 59.74点
短答 1020位 135点(35点/58点/42点)
平成29年
総合 2084位/受験者5967人 749.62点
論文 2060位 359.21点
.公法系 70.76点 (憲法F 行政B)
.民事系 141.53点(民法F 商法C 民訴A)
.刑事系 99.12点 (刑法B 刑訴C)
.選択科目 47.78点
短答 2342位 121点(33点/51点/37点)
加藤ゼミを選んだ理由
2回目の不合格を受け、自分なりに分析した敗因は、基本論点をしっかり書くことができなかったこと、また、過去問の焼直しのような問題にも気付けなかったことでした。そして、これらを克服するには、科目ごとの書き方を確実にマスターする必要があると考えました。
その後、合格した友人の話やTwitterで加藤先生の存在を知り、ブログで紹介されていた勉強の方向性に共感できたこと、ゼミにより継続的に答案添削を受けることでより確実に敗因を克服できると考えたことから加藤ゼミを選びました。
加藤ゼミの感想等
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- 個別面談
個別面談では、再現答案の添削を踏まえ、12月までの年内の勉強の方向性を決定するため役立ちました。なぜなら、自分はできていると思っていた行政法の行政裁量や刑事訴訟法の「必要な処分」の書き方等が不適切であると指摘され、インプットのみならず、アウトプットにもまだまだ課題があると気付けたためです。
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- 答案添削
答案添削において、規範部分が不正確であるとの指摘を何度もされたことが一番合格に役立ったと思っています。この指摘により、自分の弱点であるインプットと向き合い続けることができました。また、予備校答練等では想定された解答筋に乗っていなければ採点が放棄されてしまうこともありますが、加藤先生はそのような場合でも論理的に成立するかを添削してくださるので、自分で考えたことが正しかったのかを確認できたことも役に立ちました。
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- 過去問解説と勉強会
過去問解説や勉強会は類似の出題に備えるという点で役に立ちました。どのように書くべきかまで押さえられているため、司法試験本番では類似の出題を確実に得点源にできたと自信を持つことができました。
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- ゼミの予習・復習
ゼミの予習では、課題の過去問の答案作成以外に解説や答案例を読み、疑問点をピックアップしていました。ゼミは長時間になるので、集中して聞くポイントを絞るためです。ゼミ後の質疑応答の時間には、ゼミに参加しても分からなかった上述の疑問点のみならず、自分の理解が間違っていないか確認のための質問を意識的にしていました。
ゼミの復習は、ゼミで学習した内容、主に規範の修正やあてはめの方向性に関するメモを辰已法律研究所「趣旨規範ハンドブック」等の一元化教材に落とし込むという作業をできるだけゼミ当日に行っていました。また、添削コメントで、汎用性のある事項は反省ノートにその対策と併せてメモし、普段の勉強開始前や試験開始前に読み返していました。
さらに、前年度の加藤ゼミ受講者である友人との自主ゼミを行っていました。自主ゼミは、「100分での答案作成⇒15分程度で主題趣旨・採点実感等の簡単な復習⇒15分程度で相互に添削⇒10分程度ずつコメントやそれに対する反論等」という流れで行っていました。自主ゼミを行う際に気をつけていたことは、㋐答案作成以外の時間を大体1時間にまとめる、㋑添削の内容は形式面(一文が長すぎないか、論理飛躍がないか、主語と述語は対応しているか、事実の指摘と評価が峻別されているか、配点を意識した答案のバランスになっているか等)を中心とする、㋒法律論は加藤先生の教材に準拠し、明らかな誤りを除き添削の対象としない、㋓疑問は加藤先生に質問することにして、その場での解決は目指さない、等です。
最後に
まず、可処分時間はあるがなかなか長時間勉強できない私のような少し怠惰な方へ。
勉強を継続できるシステムの構築をしてみてください。勉強する場所、机上に置いておく物の選別、休憩の入れ方、計画の立て方、ゼミの実施方法等を工夫することで、意外に集中して勉強できる時間を延ばせるかもしれません。最終的に勉強計画を実行できるかは意思の強さの問題になってしまいますが、意思に依存する部分を減らし、淡々と勉強できれば合格は確実に近づいてくると思います。
次に、これまでの司法試験本番で実力を発揮できなかったという複数回受験の方へ。
実力を発揮するための準備が十分だったのか、一度振り返ってみてください。試験期間中の過ごし方のシミュレーションは十分だったでしょうか。体調を崩すといった様々な場面を想定し、その対策はなされていたでしょうか。しっかり睡眠をとるための準備はできていたでしょうか。普段勉強する時と同じ体調や心境で司法試験に臨める方は少ないと思います。しかし、それに近づける準備はできます。ぜひ、勉強面以外でもよい準備をなさってください。
最後に、来年の司法試験を受験される方でここまで読んでくださった方へ。
受験を決意されたことに敬意を評します。目標に向けて努力されること自体が素晴らしいことだと思います。しかし、だからこそ合格して欲しいと思います。応援しています。
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