平成28年司法試験合格者 N・H 様   

H・N 様(男性)
出身大学:法科大学院(既修)
受験回数:3回
総合順位:800位

プロフィール

H・N 様(男性)
法科大学院(既修)卒業
受験3回目で平成28年司法試験に合格

 

受講講座

  • 平成28年司法試験合格目標加藤ゼミ
  • 秒速・総まくり100(資格スクエア)
  • 労働法速修テキスト講義(BEXA)
  • 労働法過去問完全攻略講座(BEXA)

 

成 績

平成28年
総 合 800位台/受験者6899人
論 文 800位台
公法系 120点台
民事系 160点台
刑事系 100点台
労働法 60点台
短 答 1776位 136点(42点/60点/34点)

平成27年
総 合 3100位台/受験者8016人
論 文 2900位台
公法系 70点台
民事系 150点台
刑事系 80点台
労働法 40点台
短 答 4625位 119点(37点/50点/32点)

 

受験勉強中の悩み

2回目の受験の際、直前に受けた模試の成績がとてもよく、合格できるのではないかと期待していました。特に刑事訴訟法では、80点台を取り、本番でも模試に似たような問題が出たため、それなりの手ごたえをもっていました。しかし、結果は不合格で、模試では刑事訴訟法だけで 80点だったのに、本番では刑法と合わせた刑事系全体で 80点台という、あまりにもショックな成績でした。また、答練では点が取れていた公法系も70点台と大きく落ち込み、これにより、何をやっても司法試験には合格できないのではないか、と考えるようになりました。自分は司法試験の採点者と合わないのではないかと本気で思ってしまい、合格発表直後はもう諦めようと思っていました。しかし、発表から少し時間が経過し、冷静になってくると、やはり悔しさが徐々に出てきて、また長い間支えてくれていた知人にもう1度だけ挑戦してはどうかと背中を押されたこともあり、あと1度だけ挑戦しようと決意しました。もっとも、自分ではもはや何をどうすれば合格できるのか、わからない状況にありました。大学の友人は司法試験を目指す人が少なく、法科大学院を卒業してからは自宅にこもって勉強していた私は、自分の答案のダメなところを他人から指摘される環境になかったのです。

そこで、3回目の受験に向けて、2回目までと同じ環境ではダメだ、外に出て他者の考えにもっと耳を傾けようと考えました。ちょうどその頃、加藤先生が勉強の悩みなどに応えてくれる質問会を開催することを知りました。これはうってつけの企画だと思い、参加を決意しました。これが加藤先生との出会いです。この質問会で過去問の重要性、特に過去問から知識の問われる角度を学ぶこと、アウトプットからインプットを学ぶこと、公法系と刑事系では書き方で勝負が決まること、を教えていただきました。結果的には、この質問会に参加したことで、勉強の方針が完全に固まり、合格に大きく近づいたと思っております。ちなみに、知り合いのある方は、この質問会だけで合格したようなものだ、とまでおっしゃっていました。それだけ各々の勉強方針に影響を与える、意義があるものだったと私も思います。

 

講義・ゼミについて

  • 加藤ゼミ(資格スクエア)
    私は1月コースの生徒として、年明けから加藤ゼミに参加しました。このゼミは、指定された提出期限までに過去問を解いた答案を提出し、ゼミの際、加藤先生の添削がなされた添削シートをいただく、というスタイルです。加藤ゼミの特徴は、とにかく添削が丁寧だということです。よくある答練の添削は、「当てはめよいです」「規範しっかり」など、ざっくりした添削が多いですが、加藤先生は、A4の添削シート数枚にわたって丁寧に添削してくださいます。具体的には、何行目から何行目までで書きすぎているから、ここで時間が足りなくなる、など、答案全体を見た上での過不足を余すところなく指摘してくれます。
    ゼミの利用法として、私が失敗したと思ったのは、ゼミの序盤、不合格後の10月や11月に書いた答案、つまり、ゼミの直近に書いた答案でないものを提出していた点です。この理由は、私はそれまでの受験勉強中、過去問を書いたことがなく、2回目の不合格後に書いた答案がほぼ初見で書いた答案だったので、2度目3度目に書いた答案よりも、初見で書いた答案を添削してもらった方が学習効果が高いだろうと自分で判断してしまっていたことにあります。しかし、実際は、書いたのがたとえ2度目3度目であったとしても、最新の答案を見てもらった方が学習効果は高いです。前回のゼミで言われたことを、たとえ科目が違っても反映できることがあるからです。この点は失敗だったと気づき、途中の科目から最新の答案を提出しました。やはり、そこから飛躍的に伸びたような気がします。もっとも、個々の添削内容はもちろんですが、個人的には毎回のゼミの最初に行う全体講評が極めて役に立ちました。
    加藤先生のゼミは、指定した年度の問題だけ解けるようになれればよいというものではなく、その1回のゼミで、その科目についてすべからく対応できる実力をつけることを目標にしています。これは、加藤先生ご自身が、ゼミの初回におっしゃっていました。私が最も意識していたのはそこで、加藤先生がゼミの際に話したことは一言も聞き漏らさないよう気を付け、当該年度の問題だけでなく、他のどんな問題でも対応できる共通の科目特性を見出すことができるよう努力しました。このように、ゼミであっても、ただ受動的に聞くのではなく、自分からテーマを見つけて主体的に利用するのがよいと考えます。これにより、ゼミを受講し終える頃には、各科目につき、これだけ落とさなければ合格答案になる、というリストが出来上がっていました。司法試験の直前は、これを主に繰り返し見ていました。本番でも、これは守れたと思うので、合格した要因は、加藤先生のゼミによるものだと確信しています。苦手としていた刑事系、公法系は昨年からそれぞれ、20点、50点近く上がり、総合順位も 2200番ほど(3000番から800番まで)上がりました。
  • 秒速・総まくり100(資格スクエア)
    インプットの素材としては、既に他の予備校のものをベースにしていました。総まくり100を受講したタイミングが遅かったせいもあり、総まくり100をベースにすることはしませんでした。私が総まくり100を受講しようと思ったのは、インプットのベースにすることではなく、司法試験において問われる知識の角度について、もっとブラッシュアップしたいと考えたことによります。総まくり100は、ただ知識を垂れ流す講座ではありません。その知識をいかに司法試験の現場で表現するか、ということに主眼が置かれています。いくら知識があっても、それを答案で表現できる形になっていなければ、宝の持ちぐされです。また、よっぽど実力と筆力がなければ、時間内に知識を全て答案に落とし込むことは不可能です。伝わりやすいようにコンパクトに仕上げなければなりません。総まくり100は、この知識と現実の答案の架け橋となる講座です。伝聞法則や、行政裁量、原告適格など、この講座のおかげで特に情報処理を求められた今年の司法試験に対応できたと思っております。
  • 労働法速修テキスト講義・労働法過去問完全攻略講義(BEXA)
    私は、2回目の受験まで、労働法をないがしろにしていました。それなりに点数がつけばよいと思っていました。しかし、3回目の受験では、心を入れ替え、選択科目も手を抜いてはいけない、むしろ得点源にしようと考えました。そこで、労働法1位の加藤先生の講座を受講しました。インプット講座と、過去問講座の両方を受講しました。労働法の講座ではありますが、この講座でも全科目に共通する答案の書き方が学べたと考えています。労働法の講座はボリュームがありましたが、これも受動的にただ講義を受けるだけではだめだと思い、大内伸哉「最新重要判例200労働法」で復習するなどして、自分なりにテキストをカスタマイズして利用しました。その結果、労働法の点数は昨年から20点も(40点台から60点まで)伸びました。初日の1科目目に手応えを感じることができ、公法系もその波に乗れたと考えています。労働法の重要性を感じました。このような結果を出すことができたのは、加藤先生の講座のおかげだと思います。


最後に

複数回司法試験を受験されている方は、本当に苦しいと思います。私も、大学の同期が社会に出て、どんどん活躍している姿を横目で見ながらただ勉強だけをする生活に嫌気がさし、逃げ出したくなったことがたくさんあります。努力しても受かるかどうかわからない試験だけに、日々感じるプレッシャーは相当なものです。2回目の不合格は、本当に精神的ダメージが大きかったです。それでも支え続けてくれた両親をはじめ、ずっと応援してくれていた周りの方には本当に感謝しています。

私が3回目受験の際に加藤先生を選んだのは、加藤先生ご自身も、複数回受験を経験し、このような辛さを身をもって理解している点が大きかったです。答案の添削の丁寧さもありますが、試験期間中も Facebookを通じてゼミ生に注意点を伝えるなど、生徒1人1人への熱意を感じました。もう1度挑戦しようと決意したあのとき、抜群のタイミングで質問会を開催してくれた加藤先生には感謝してもしきれません。質問会からゼミに至るまで、本当にお世話になりました。祝賀会で先生からかけていただいた言葉を忘れずに今後も精進して参ります。

また、これから司法試験を目指す方、複数回受験生の方、加藤先生は、ご自身の経験と、受験生の答案研究に裏付けされた確かな方法論を持っています。是非、加藤先生を信じて合格を果たしていただきたいと思います。

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)

加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年  新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立

執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
 答案を書くための 行政法集中演習」
 (法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
 25年」行政法(法学書院)

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