高野泰衡先生と加藤駿征弁護士の参画について

加藤ゼミナールの代表をしております、弁護士の加藤喬でございます。

この度、加藤ゼミナールに、高野泰衡先生と加藤駿征弁護士が参画いたしました。

高野先生は、私と一緒に、先日販売を開始した予備試験合格パックのメイン講師を務められます。

私が予備試験合格パックのために作った基礎・応用完成テキストを使い、高野先生が入門・基礎の段階まで、私が試験対策の段階からというように、予備試験講合格パックのカリキュラム内の各講義を2人で適切に分担することにより、基礎固めから試験対策まで一気通貫した予備試験講座を実現します。

加藤駿征弁護士は、自身が司法試験で1位を獲得した経済法について、入門インプット講義と司法試験過去問講義を担当いたします。

高野泰衡先生について

高野先生は、予備校講師としての大先輩であるとともに、私が受講していた大手予備校の入門・基礎講座を担当なさっていた恩師でもあります。

高野先生は、学習期間約5年で合格率3%台の旧司法試験に合格し、それ以来、LEC、伊藤塾、資格スクエアで30年近く、入門・基礎講座を中心に担当することで講師活動をなさってきました。

講義の丁寧さと分かりやすさに定評があり、近年も、ご自身が担当する入門・基礎講座の受講者様から予備試験の短期合格者を多数輩出しておられます。

私も、高野先生の丁寧で分かりやすい講義で育った受講者の1人です。

数年前、高野先生のサンプル講義を拝聴した際、法律学の入り口のことについて丁寧に分かりやすく説明なさっているだけでなく、近時の判例・学説といった新しいことにも対応していることに感銘を受けました。

こうしたこともあり、いつか1つの予備校と教材で、入門・基礎の段階と試験対策の段階を高野先生と私で分担することにより一気通貫した司法試験・予備試験講座を実現したいと思うようになり、その思いは徐々に強くなっていきました。

加藤ゼミナール開校から1カ月ほど前、ご挨拶も兼ねて、私1人で、北海道帯広まで高野先生に会いに行きました。

お会いした際、予備校教育の在り方、理念、高野先生の受験生時代のこと、大手予備校で講師をなさっていた頃のこと、教材や講義に対するこだわりなど、貴重なお話をたくさん聞かせて頂きました。

時間が経つのがあっという間でした。それくらい充実した時間でした。

高野先生の教材や講義に対するこだわり、予備校教育の在り方に対する想いは、想像以上のものでした。

お話しているうちに、高野先生とならきっと、業界最高峰、司法試験・予備試験対策の決定版ともいえる入門・基礎講座を作ることができると確信しました。

私は、高野先生に、加藤ゼミナールを開校することと、いつか加藤ゼミナールで一緒に入門・基礎講座を作りたいという想いをお伝えしました。

当時は別の予備校に所属していたこともあり、高野先生から確答を得ることはできませんでしたが、私は、いつ高野先生がいらしても大丈夫なように、自分が理想とする予備試験合格パックのカリキュラムを構想していきました。

高野先生には加藤ゼミナールの今後を見て判断して頂きたいと思い、これ以上接触することはせず、年内は、社内の人間と共に目の前にある加藤ゼミナールの仕事と課題を一つひとつこなしていくことに集中しました。

それから月日が経ち、今年1月に、高野先生から、以前所属していた予備校との契約期間が満了した旨のご報告と、加藤ゼミナールで講師としての集大成を飾りたい旨のお返事を頂くことができました。

それから、高野先生、私、社内の人間で何度もカリキュラムと教材に関する関する話し合いを繰り返しました。

こうして、私達が理想とする予備試験講座のカリキュラムと教材のイメージが完成するに至りました。

高野先生とカリキュラムや教材に関する話し合いを重ねれば重ねるほど、カリキュラムや教材に関する案がどんどん良いものに近づいていき、それと同時に、高野先生の法曹教育に対する理解と姿勢に強く感銘を受けました。

尊敬する高野先生と一緒に、高野先生の集大成ともいえる予備試験講座を作れることを大変光栄に思います。

受講者の皆様に最高峰の講義と教材を提供できるよう、今まで以上に精励する所存でございます。

※高野講師は資格スクエアから加藤ゼミナールに移籍しており、資格スクエアでの収録等も終えているため、資格スクエアでの仕事と掛け持ちする形で加藤ゼミナールで講師活動をなさるわけではございません。
また、加藤ゼミナールで販売している予備試験合格パックは、資格スクエアの予備試験講座とは全く別物でございます。

加藤駿征弁護士について

次に、加藤駿征弁護士(以下「駿征弁護士」とお呼びします)についてですが、駿征弁護士は、平成28年司法試験に経済法1位・総合5位という大変優秀な成績で合格した方であり、今は、都内大手弁護士事務所に所属しております。

駿征弁護士とは、私の大学時代からの友人が司法修習をしている時に、その友人の紹介で知り合いました。

駿征弁護士は、受験生時代から私のことを知って下さっており、その場で話が盛り上がり、それから2人でも食事をするようになりました。

食事の際、今の予備校業界のことも含めて司法試験・予備試験の受験指導について話すことが多く、大変優秀であることに加え、受験指導に対する強い熱意と責任感を持っていることにも惹かれ、数年前から、いつか一緒に仕事がしたいとお願いしておりました。

そしてこの度、加藤ゼミナールでご一緒して頂くことになりました。

駿征弁護士には、ご自身が司法試験で1位を獲得した経済法について、入門インプット講義と司法試験過去問講義を担当して頂きます。

基本書を使用する経済法入門インプット講義については、基本書の選別から授業の進め方までしっかりと2人で話し合っております。

オリジナルテキストを使用する経済法司法試験過去問講義については、私が過去問講義で使用しているテキストの書式に問題文・出題趣旨・採点実感を反映したものを駿征弁護士にお渡しし、駿征弁護士が作成したテキストについて日本語表現・形式・分量を中心として私が最終チェックをしております。

経済法対策講座についても、最高峰の講義と教材を提供することができるよう、しっかりと準備を進めて参ります。

今後とも加藤ゼミナールを宜しくお願いいたします。

加藤ゼミナール代表取締役 弁護士・加藤喬

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)

加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年  新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立

執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
 答案を書くための 行政法集中演習」
 (法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
 行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
 25年」行政法(法学書院)

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