多くの合格者に共通するのことが、主体的に取り組む姿勢です。
例えば、どんなに予備校講座にお金を使っても、単に講座を最初から最後まで聴いただけでは、講座を合格に役立てることができないどころか、時間を無駄にすることになります。
講義内容をインプットしたり、方法論を自分にとって常識化することまでやって初めて、その講座を合格に役立てることができます。
また、これは答案添削付きのゼミによくありがちなことですが、添削を受けること(あるいは、添削で良い講評を得ること)自体を目的化してしまいがちです。
特に、受験回数が多い方は、「この講座・ゼミについて行くだけで合格できるのではないか。」という考えに陥りやすい傾向にあります。
しかし、ゼミの答案添削の目的は、問題分析・書き方・インプットのやり方などにおける自分の弱点の指摘を受け、添削内容をこれからの勉強計画に反映することで、弱点の改善を図ることにあります。
思い付いたことを書きなぐるタイプの方は、それを指摘された場合には、ゼミ以外でも、考えたことを精査してわかりやすく答案に落とし込むという訓練をする必要があります。
問題文から素直に考えることができず、過剰な深読みをして解答筋を大外しする癖のある方は、ゼミ以外でも、答案練習を通じて問題文を素直に読む訓練をする必要があります。
知識不足を指摘された方は、基礎知識のインプットを継続して行う必要があります。
途中答案の癖がある方は、「今回は最後まで書き切れるのか」という力試し的な感じで答案練習を繰り返すのではなく、答案構成の簡略化の工夫をしてみたり、自分が書いた答案と向き合って「どこをどう削るべきか」「この論証はもっとコンパクトにできないか」「ここまで削っても大丈夫か、読み手に意味は通じるか」などといったことを徹底的に確認・研究する必要があります。その上で、ゼミに提出する答案では、自分で考えた上記「 」について、講師に質問し、確認する。これらを繰り返すことで、自分が書ける枚数を前提としてコンパクトな書き方の型を確立していきます。
特に受験回数を重ねると陥りがちですが、「金に糸目をつけない」という考え方は、捨てたほうが良いと思います。
その考え方だと、充実した講座や回数の多いゼミを受講すれば(それだけで)合格できるのではないかと妄信しがちです。
どんな講座・ゼミも、自分で主体的に使わなければ合格できません。
予備校を「使う側」に回りましょう。
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